パディントンのクリスマス

パディントンのクリスマス
マイケル・ボンド　さく
Ｒ．Ｗ．アリー　え
木坂 涼　やく
理論社
幼児～小学校中学年向け（９分）

有名な「バディントン」の絵本シリーズ
絵も　かわいく
ストーリーも　まとまって
この長さでも　楽しく　読める

驚きは　ないけど　
安心して　子どもたちに　聞かせられる

時期　外れに　なってしまったけど

パディントンのクリスマス （絵本「クマのパディントン」シリーズ） [ マイケル・ボンド ]

コーベッコー

コーベッコー
スズキコージ
ＢＬ出版
幼児～向け（４分）

すべての感覚が　麻痺したように　なってしまった　

手にしたときから　訴えてくる画の力に　引き込まれてしまったが
引き込まれた世界が　まったく理解ができない
にもかかわらず　次々と現れる世界の強い引力から　抜け出すこともできない
混乱したまま　絵本の中を漂流し続け　ラストを迎えた

いったい　何が起こったんだろう
答えは　答えは

解説メモに　ありました
神戸の歴史を知っていれば　世界が見えて
もっと　安心して　入り込めた･･･

画の迫力と　作者の神戸愛に魅了される　絵本
負けました･･･

コーベッコー [ スズキコージ ]

パパゲーノとパパゲーナ

パパゲーノとパパゲーナ
小西英子　作
福音館書店
小学校低学年～向け（１１分）

オペラ『魔笛』
モーツァルトのオペラの中で　最も好きなオペラ
音楽を聴いているだけで　自然に笑顔になれる

そんな『魔笛』の登場人物　パパゲーノを　主人公にした　絵本

表紙の絵も　好みで
かなり　わくわくしながら　手にした

正直･･･

　『魔笛』のパパゲーノは　こんなに　かっこよくない

って　思ってしまった
（タミーノ要素が　入っている）

でも

オペラとは　ちょっと違うけど
パパゲーノとパパゲーナの
幸せな　二重唱を　聞くことができる
たくさんの夢を　かなえた　二人に　癒やされる

そして

この絵本　から　オペラへ

オペラを　観たことがない人が
　いつか　観てみたい
って　思ってくれると　いいな

パパゲーノとパパゲーナ （日本傑作絵本シリーズ） [ 小西英子 ]

しんせつなともだち

しんせつなともだち
方　軼羣（ふあん いーちゅん） 作
君島久子（きみしま ひさこ）　 訳
村山知義（むらやま ともよし） 画
福音館書店
幼児～小学校低学年向け（３～４分）

読み聞かせで　有名な絵本で
“ゆきのひのおくりもの”　とよく似たストーリー
で　画も　よく似ている
こちらの方が　繰り返しが　少しシンプルで
遠くから画が　見やすい　かな･･･
（個人の感覚です）

どちらも　ともだちってステキ
って　思えるストーリー
あとは　お好みで･･･

しんせつなともだち （こどものとも絵本） [ 方軼羣 ]

ゆきのひのおくりもの

ゆきのひのおくりもの
ポール・フランソワ／文
ゲルダ・ミューラー／絵
ふしみ　みさを／訳
幼児～小学校低学年向け（４分）

ともだちって　いいな

うん　その通り

訳者のあとがきやカバーによると

この絵本は
フランスで生まれ、世界中に影響を与えた「ペール・カストール」シリーズの代表作
で
このシリーズを１９３１年に立ち上げた教育者ポール・フォルシェのペンネームが
ポール・フランソワ
なのだそう

類似のお話もあり
ネットで　検索すると　興味深い話が　出てくる

絵も　はっきりとしたタッチで　見やすく　かわいい
ことばも　読みやすく（書体が一部異なるページがあるなぁ･･･ ）
大きな事件があるわけではないけど
シンプルで　温かいストーリーは
長く読み継がれてきた　
安心して　読み聞かせできる　絵本

ゆきのひのおくりもの （翻訳絵本シリース） [ ポール・フランソワ ]