竹小舞(えつり)をかくまえに、竹切りから入ります。
竹は、真竹です。
木六竹八という言い伝えがあり、木は旧暦の六月過ぎ、現在の暦で八月から、竹は旧暦の八月過ぎ、現在の暦で十月から切り始めます。木は三月くらいまで、竹は一月くらいまで切ります。その間でも、神社暦にある大つち”かのえうま~きのえさる”までの期間は切ってはいけないという言い伝えがあります。
科学的根拠は何もないが、100年前の古民家の木材や竹がしっかりと強度をたもち、再利用することができることを考えれば、先人たちの言い伝えを、無条件で信じていいのではないかと考え、そのごとく実行しています。