夢木香のブログ

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池田武邦氏講演2

2011-06-25 16:39:54 | インポート

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夢木香創立10周年記念講演会の参加いただいた方々から

講演会の感想をたくさんいただいております。

何回か分けて紹介させていただきたいと思います。

 ◇「超高層から茅葺へ」◇ 池田武邦 氏

・日本の戦後からの復興の歴史と先生の生い立ち、考え方をわかりやすく

お話して頂き大変興味深く拝聴いたしました。

日本人、日本文化の素晴らしさを再認識いたしました。

  戦争の海軍時代の話~大学時代と色々なお話をして頂きとてもおもしろく

拝聴させていただきました。

息子達にも話を聞かせたかったです。

  自分の祖父も海軍として戦争にいきました。戦争には反対ですが、

太平洋戦争に参加された当時の人達は尊敬しています。

  池田先生の住んでいるところ、住まいを見てみたいです。

  体験談参考になりました。平和が一番と改めて思いました。

  私の年齢では考えても想像がつかない過去を伺い、とても衝撃的でした。

しかし、神様から生かされている、何か使命を・・・と話されていたことで、

これから社会に出て働く私にできることは何かと考えを深めさせられました。震災が起こって約3カ月が経とうとしている今におきかえて考えると、

節電、募金だけでなく他の活動も行えるのではないかと思います。

今現在、現地に行けない現状ではあるが、大学生としての立場で何か行動が

できるのではないかと深く考えさせられました。

  とても楽しいお話でありがとうございました。自然素材・五感が息づく

空間への進めどうぞよろしくお願いいたします。

・ 感性を育てることの重要さを学びました。

・ 現代の技術が本当に人々の幸せにつながっているのかという先生の問いは、

  これからの私自身の仕事にも生かして、多くの建築家とは反対の道かも

  しれませんが、ずっと続けていきたいと思います。

・ 今まで実際に戦争を体験されたかたのお話を直に聞いたことがありません

  でしたので、今回、胸の詰まるような思いで聞いておりました。戦争の

  悲惨さと平和の尊さを痛感しました。

  また、この科学技術が発達した日本社会が忘れてしまった“足るを知る”

  という昔ながらの知恵を持って生きていくことの大切さ気付かされました。

  日本人の自然を大切にする心、美しい四季を感じて日々を過ごしていきた

  いと思いました。貴重なお話をありがとうございました。

・ 超高層建築に代表される科学の進歩の集大成の建築は人間の欲であり、

  今回の地震で原子力も含め、科学的な方向性が良くなく、風土に根ざした

  自然の天然の建築への方向性へ向かったとのお話でしたが、人々の生活も  

  昔の生活から変わってきていますので、昔の建築に生活が変化した分の

  科学の進歩を取り入れた建築が必要だと思いました。

・ 今日は素晴らしいお話をありがとうございました。私も日本人の自分の

  事より人様の事を大切にする心、お先にどうぞというやさしい心がとても

  大切だと常日頃思っていました。だからとても嬉しかったです。

  しかし今は人を蹴落としてまでもという人がとても多いように思えます。

  日本人の素晴らしさをもっと若い方に講演して下さい。衣・食・住、昔の

  生活に今戻らないと本当に大変なことになりますから。

  これからも頑張って下さい。

・ お元気で日本の建築業界への変革の声をよろしくお願いします。

 まだまだたくさんいただいておりますので、

  次回ご紹介させていただきます。

                     夢木香 松井 


池田武邦氏・角町正勝氏講演会

2011-06-16 08:07:01 | インポート

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 612日に夢木香10周年記念講演会を

鹿島市の生涯学習センター(エイブル3F)開催しました。

建築家池田武邦先生「超高層から茅葺へ」

歯科医師角町正勝先生「あきらめないで口から食べること」

という演題で講演をしていただきました。

 朝からの強い雨の中を130余名の方々にお越しいただきました。

参加していただいた皆様から「非常に良い講演会だった」

との多くの声をいただき主催者としての喜びを感じました。

                    代表 松尾

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夢木香人憲章

2011-06-15 13:54:35 | インポート

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 夢木香は昨年の106日で10周年を迎えました。

以前、西日本新聞に操業して10年残れる会社は26%しかないと、

掲載されていました。リーマンショック前でしたので、

今はもっと少ないかもしれません。

1/4に残れたということは、

ひとえに多くの皆様の御支援の賜物と、

この場をかりてお礼申し上げます。

 10周年を記念して記念講演会、記念式典、記念パーティー

等を開催しました。

 内容は何回かに分けてブログで紹介していきたいと考えます。

 夢木香を創業時ささやかな宴を催し、

「私は夢木香という会社をどのような会社にしたいかと言いますと

夢木香が建てさせていただいた家を100年後メンテナンスできる

会社でありたい」と挨拶しました。

 そのために必要なのは、100年の住宅の寿命は最低条件だと思います。

夢木香の事務所がある「浅浦」地区は約150戸の集落の中で、

まだ半数近くの人々の生活が100年前後の家で営まれています

 大きな木材を手刻みで仕口を長ホゾ込栓で組んでゆく、

仕上げを呼吸する自然素材で仕上げたら100年残る家が出来ます。

 難しいのは100年残る会社です。

「社会が必要とする会社はつぶれない」

と松下幸之助氏は言っています。社会性のある会社です。

 最後に愛着を持って住み続けてもらえる家を提供することです。

 このように、夢木香が建てさせていただいた家を100年後

メンテナンスできる会社であるため歩んでゆく目標として、

夢木香人憲章を社員とともにつくりました。

 夢木香人としたのは夢木香の社員だけではなく、

職人さんや協力業者の人々、お施主様や夢木香とご縁がある方々と

一緒に歩いていけたらと考えます。

 夢木香人憲章

われわれ夢木香人は 一〇〇年後の未来を見つめ

自然素材を活かし 自然環境との共生に努めます 

 われわれ夢木香人は 一〇〇年後の未来を見つめ

伝統文化を継承し 次の世代への伝承に努めます

 われわれ夢木香人は 一〇〇年後の未来を見つめ

社会活動を推進し 地域社会の発展に努めます、

 

 100年後の夢木香人たちのことを考えたら、

わくわくするものがあります。

                  代表 松尾


次世代への伝言

2011-06-14 22:28:36 | インポート

 このたび、「東日本大震災」により被災された

皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

 被災された皆様、および関係の皆様、

またご遺族などの皆様が平穏に暮らせる日々が、

一日も早く訪れますことを心よりお祈りいたします。

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 東日本の方々には申し訳ありませんが、今度の震災は近代化を進め、

物質のみを追い求めた現代文明への警鐘だと感じます。

 先月、池田武邦先生&宮脇昭先生の対談の書

次世代への伝言」という本が上梓されました。

 出版元の地湧社の増田社長より進呈いただき、早速読ましていただき、

いたく感動しました。

 震災前の対談ですが、自然の脅威と自然を敬う大切さを話されています。

現代人が失いつつあるものを残すことが必要だと思いました。

 今後、夢木香のバイブルにしたいと考えます。

自然との共生これも住まいづくり楽しさのひとつです。

                  代表 松尾