直焚浴槽設置工事 5 ロストル設置工事 1 2

　ロストルの上で薪を燃やします。燃やした薪の灰を、
ロストルの隙間から下に落とします。ロストルは動画にある、
焚口の前後に横に30ｃｍを2本、縦に40ｃｍを10本設置します。

　ロストルを注文した時、メーカーの人が、
今時、ロストルを使うことがあるのですかと、質問されました。
直焚風呂の設置も少ないと思いますが、このメーカーは
直焚築炉ユニットを販売していますので、そちらの需要が多いのでしょう。
熱効率は、今回の設置方法の方が良いと思います。

直焚浴槽設置工事 4 レンガ積工事 3 4

　レンガ積は焚口の部分から造ってゆきます。
今回の工事は、直接薪を燃やす部分です。

直焚浴槽設置工事 4 レンガ積工事 1 2

　図板を元に、赤レンガと耐火レンガを積んでゆきます。
火に接しない部分は、赤レンガ、直接火に接する部分は耐火レンガを
色のバランスも考えて積んでゆきます。

直焚浴槽設置工事 3 現寸図

　左官工事も大工工事も同じですが、詳細な工事が必要な時は、
現寸図を起こします。これを図板といいます。しかし図板通りでなく、
現場での柔軟性が要求されるのが、現場の作業です。

直焚浴槽設置工事 2 浴槽搬入

　浴槽は大和重工のホーロー浴槽　直焚タイプです。
同社の、直焚タイプの特徴として、安田女子大学　金堀一郎ゼミナール
平成21年の実験結果により、人体の体感が樹脂製の給湯浴槽より
高い性能を示すことをカタログに記載されています。
私自身、今も薪風呂を愛用していますが、「カラダの芯まだあったまる、
心地よい、ぽかぽか気分が続きます」というキャッチコピーを実感しています。

　工事としては、解体時に古い浴槽を搬出した壁から、新しい浴槽を運び入れ、
洗面脱衣室に仮置きをしています。ホーロー浴槽はとても重い浴槽です。
いつも3、４人で浴槽内に運び込みます。古い浴槽を搬出した壁をふさぐ前に、
その開口を利用し新しい浴槽を搬入して洗面脱衣室に仮置きしています

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