夢実現研究会2009

団塊世代の生き方を考えよう。

健康維持:体の健康:更年期を乗り切るには

2009-03-16 11:54:41 | 健康維持:体の健康
更年期障害を乗り切るには

中高年のイライラ・落ち込み….

小さなことでイライラし、腹が立つ。
気分が落ち込み、ボーっとして意欲が湧かない。
中高年になって、そんな風に感じることが増えてきたら、
更年期障害のサインかもしれない。

女性の更年期障害はよく知られているが、
男性にも少なくない。

不調の理由を理解し、
夫婦で、あるいは身近な人と一緒に対処することが、更年期をうまく乗り切る秘訣だという。

〇更年期障害が起きる理由
① 女性も男性も同じ。
② 中高年になって、卵巣や精巣の機能が低下すると、性ホルモンの分泌が減る。
③ これを何とか維持しようと、脳の視床が、もっと性ホルモンを作るよう指示を出す。
④ だが、卵巣や精巣は応じることができない。
⑤ 視床は混乱に陥る。
⑥ 視床が司る自律神経も一緒に混乱し、様々な不調をもたらす。

〇男女に共通の症状
① 気分が落ち込んだり、イライラする。
② 暑くもないのに体がほてり、のぼせる。
③ 手足や下半身が冷える。関節が痛む。頭痛や肩こりがする。
④ めまいや吐き気がする。
⑤ おしっこが近くなる。

〇治療法
① 漢方薬や安定剤などの対症療法
② 減少したホルモンを補う、ホルモン補充療法
③ 女性では、女性ホルモンのエストロゲンを補う。
④ ホルモン療法は欧米で普及してきたが、乳がんとの関係を心配する声もある。
⑤ 男性は、男性ホルモンのテストステロンを数週間に一回、注射で投与。
⑥ しかし、血中の赤血球が増え、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まる副作用がある。

〇自然な方法で対処するには?
① 更年期障害の改善には、食事や運動が効果がある。
② 軽い運動をすると、交感神経(体を緊張させる神経)と副交感神経(リラックスさせる神経)が交互に働く。
③ 混乱した自律神経のリズムを整えてくれ、安眠にも効果がある。
④ 食事では、ビタミンや不飽和脂肪酸、女性には特にイソフラボンを含んだ豆類を十分摂るといい。
⑤ 更年期障害の対処で最も重要なことは、知識を持ち、状況を理解すること。身近な人とのコミュニケーション。


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