夢実現研究会2009

団塊世代の生き方を考えよう。

団塊世代のセカンド・ライフプラン:その3

2009-03-23 16:38:45 | Weblog
3.研究結果

60歳以降の人生は、車でどこかへ行楽に行くことにたとえられる。
そのとき、まず最初に行き先が問題になる。
 せっかく行くのだから、ワクワクするところ、心身とも癒されるところへ行きたい、と思うのが自然だ。
 その「目的地」とは何か? 人生の目的、どういう自分でありたいか、が重要な意味を持つ。

  次に、どんな車に乗っていくか?
 性能が良くて、かっこよくて、乗り心地のいいのがいい。
 人生に置き換えると、やはり、経済的に安心感がなくてはならない。
 難しい状況に我々は立たされているが、まったく打つ手がないわけではないと思う。
 我々でも可能な手段に、どのようなものがあるだろうか?
 それを経済的自立という視点で考える。経済的自立には、起業、投資、再就職という3つの手法を考えた。

  次に、ドライブをするのだから、体調がよくなくてはならない。
 十分、睡眠をとって、爽やかな気分でドライブしたいものだ。
 人生に置き換えると、健康を維持することが大切だ。
 健康維持という視点で考える。健康維持には、身体の健康、心の健康、頭の健康という3つの視点で考える。

次に、楽しい行楽地にたどり着くのも目的だが、その道中も楽しくてなくてはならない。好きな音楽を聞いたり、気の置けない仲間と楽しい会話、そんなものが必要だ。
 それを喜びの生活という視点で考えた。喜びの生活には、生きがい、趣味、親しい友との交流という3つの視点で考える。

目的地
「出エジプト」から「約束の地」へ。
聖書で「乳と蜜の流れる場所」と描写され、神がアブラハムの子孫に与えると約束した土地であることから、約束の地とも呼ばれる。
神様は私達の祖先であるアブラハムに、カナンの地を「永久の所有地として」与えられました。(創世記17:8)
 神様がアブラハムに与えられた「永遠の所有地」は、ただの土地のことなのでしょうか。実は、この約束の土地とは、地上を超えたところにある場所の象徴なのです。聖書は、アブラハムがカナンの土地に住まいながらも、いつも異国の民の様に感じていた、と記しています。これは何故だったのでしょう。それは、アブラハムの心が土地そのものを超えた何かを求めていたからです。

 「アブラハムは、神が設計者であり建設者である堅固な土台を持つ都を待望していたからです。」(ヘブル人への手紙11:10)アブラハムは祝福された土地の持つ、本当の意味に気付き、「この場所は実際の所有地ではないのだ。これは後に来る素晴らしい祝福の、ただの例解にしか過ぎないのだ」と考えていたのです。アブラハムは、約束の地が示す、真の意味を理解していました。
 聖霊が、アブラハムに何年も先のこと、キリストの日のことを見ることを可能にさせたのです。彼は約束の地が、完全なる平安と安息の地を意味するのだと知っていました。

love
I may be able to speak the languages of human being and even of angels,
But if I have no love, my speech is no more than a noisy gong or a clanging bell.
I may have the gift of inspired preaching;I may all knowledge and understand all secrets;
I may have all faith needed to move mountains-but if I have no love, I am nothing.
I may give away everything I have, and even give up my body to be burned-
But if I have no love, this does me no good.
Love is patient and kind;it is not jealous or conceited or proud;
Love is not ill-mannered or selfish or irritable;love does not keep a record of wrongs;
Love is not happy with evil, but is happy with the truth.
Love never gives up; and its faith, hope, and patience never fail.
Love is eternal. There are inspired messages, but they are temporary;
There are gifts of speaking in strange tongues, but they will cease;
There is knowledge, but it will pass.

Meanwhile these three remain: faith, hope, and love;
And the greatest of these is love.

私たちは、意外にも、何が本当に欲しいのか知らない。
① 私たちは、何が重要であるか、ということを、自分自ら考えてきたのではなく、親や社会などの、周囲の誰かに知らず知らずの内に、価値観を埋め込まれてきた。
② それが、経済的なものの価値観が最重要な位置を占める大きな理由だと思う。
③ 良い学校を卒業して、一流の企業に入社して、そこで昇進する。優れた伴侶を得て、優秀な子どもを育て、その子どもも、同じレールに乗せる。それが最も大切なことだ、と。
④ 確かに、必要なものであることは否定できないが、それだけでは、不十分だと思う。
⑤ だからこそ、焦りにも似た、満たされない気持ち、つかみ所のない願望に、恋焦がれるのだと思う。
⑥ 誰もが、定年を迎えた段階で、自分の持っているもの、才能であったり、願望であったりするのだが、それらを十分に使い切って、満たしていない、と一種の焦りを感じるのではないか。

本当に欲しいもの(目標)を知ることが何より重要
① 目標こそ、人間にとって非常に重要な要素です。
② わが国は、世界でも有数の自殺大国ですが、その最たる原因は、目標の欠如、生きる意味の欠如ではないかと思います。
③ 目標こそ、人間にとって基本的なニーズなのではないでしょうか。
④ しかし、我々は、本当に、どのように生きるべきなどと、真剣に考えたことないのが普通だとおもいます。
⑤ 最も、重要なことだが、最も軽んじてきたのです。
⑥ 今こそ、立ち止まって、熟考すべきときなのではないでしょうか。

目標を確立すれば、それを実現することはそれほど難しくはない。
① 一旦、目標さえ設定できれば、後は意外と順調に、目標を達成できると考えられます。
② 巷間には、様々な、目標達成の手法が存在するからです。例えば、最新の脳科学と心理学から開発された「メンタル・トレーニング・プログラム」などがあります。

「メンタル・トレーニング・プログラム」
思い通りの人生にするための脳と心の洗い方
エフィカシー(自己評価)
① エフィカシー(自己評価)とは、自分の能力に対する自己評価です。
② エフィカシー(自己評価)を変えることが何より重要です。
③ 年収2000万円というエフィカシー(自己評価)に変え、それを徹底的にメンタルイメージする。
④ すると、無意識で何が起こるかというと、年収2000万円がコンフォートゾーンに変わります。

本当の目標の設定の仕方は?
① 本当の目標は、「今の自分じゃ、とうてい達成できないな、でもそうなりたい」という、現状では達成できそうにない目標を一つ探す。
② 本心からの願望であれば、無意識が勝手にやってくれる。
③ 努力は要らないということです。

最新の脳科学と心理学から開発されたメンタル・トレーニング・プログラム
目標を持つことで潜在能力が発揮される
① ほとんどの人が、脳が持っている能力を使いきっていません。
② 創造力を使って将来の姿(例:ビジネスの将来の姿、どんな友人が欲しいか)を想像するということをしていません。
③ あなたの潜在意識を発揮させるには、リアルなイメージ力が不可欠です。

人生は自分から選択していく!
① みなさんの人生は、他人に選んでもらっています。
② これが現実なんだ、と言われたことを、そのまま受け入れる人生。
③ それは、今日限りやめましょう。
④ 将来を意図的に自分でつくっていきましょう。
⑤ 何を自分は求めているのか?目標は?
⑥ 自分のした選択を脳に組み入れるのです。
⑦ そうすることによって、創造力が解放されます。
⑧ イメージ力を使って、ものの見方を変えると、今までブロックされている重要情報が入ってくるのです。
⑨ 脳の中のイメージが変わると、人生も変わります。

チャンスは偶然にやってくるわけはない!
① リアルなイメージ力が人生を創るのです。
② チャンスは偶然やってくるのではありません。そこら中に転がっているのに、スコトーマ(盲点)によって隠されているだけです。
③ 引き寄せ→強くイメージすれば、引き寄せられ、目の前に現われてくる。

エフィカシー(自己評価)を高くしよう
① 病気になりたくないと非常に心配している人がいます。しかし、そういう人ほど病気になってしまいます。
② いつも心配していれば、脳がリアルにイメージしてしまうので、現実のなってしまうのです。病気だけでなく、金銭的な問題、人間関係などすべてにおいて同じです。
③ つまり、マイナスの目標設定をしてしまっているのです。
④ 事故をよく起こす人。どんなイメージを持っているかわかりますか?いつも事故を起こすのではないか、怪我するのではないか、そのことばかりイメージするのです。自分も事故を起こすことを知っている、家族も知っている。皆が皆でイメージを強めます。
⑤ このように「自分は事故を起こしやすい」という自己イメージがあれば、脳は創造的にそれを現実化する方法を考え出し、無意識に実行します。
⑥ 課題は、自己イメージをどのようにコントロールするかです。

4つの自己対話
① 重要なのは自己対話です。
② そして、情緒、感情を視覚化するということ、自分が欲しいものをイメージすること。
③ ビジネスでどのようにうまく生かせるか、家族関係はどのようにうまくいくか、自分はどのように成功するか、などといった代替イメージをしっかりとリアルに感じることが重要です。

エフィカシー(自己評価)を下げてはいけない!
① 現状より高いエフィカシー(自己評価)を維持すると、「認知不協和」と呼ぶ心理的不安定状態が生まれる。
② その場合、心理的不安定を解消するために、現状に戻るか、目標の世界に移動するかの、どちらかのゲシュタルト(部分部分を一つの意味ある全体像にまとめあげたもの)を無意識に選ぼうとします。
③ どちらを選ぶか? より強くイメージできているほうを選ぶ。
④ だから、アファメーション(個人的な誓約)が重要です。
⑤ イメージ×臨場感=現実
⑥ イメージがあって、強い臨場感があれば、それが現実です。
⑦ なので、目標を持ったら、達成するためアファメーション(個人的な誓約)をやる。
⑧ ですから、イメージのほうが現実世界よりも慣れ親しむように何度もリアルなイメージを繰り返すのです。
⑨ しかし、エフィカシー(自己評価)を徹底的に高く維持しなければなりません。
⑩ 自分は、それを実現できる人間なのだとイメージができていればいいのです。

大きな夢を持て!

創造的無意識の使い方
創造的無意識
① マインド=「意識」+「無意識」+「創造的無意識」
② 情動記憶=記憶+感情
③ 習慣=無意識の中に構築
④ 無意識の中にある情動記憶と習慣によって自己のセルフイメージが決まっている。
⑤ これは、自分がどのような人間であるのか、自分がどんな性格であるのか、何が得意なのか、というイメージになります。

創造的無意識の機能
① 創造的無意識は、その無意識にあるセルフイメージと現実を調和させるように働きます。
② これが、精神空間におけるホメオスタシスです。
③ 例:年収300万円の人が、宝くじで2000万円当ったら、無駄遣いします。
④ その人のセルフイメージは、年収が300万円。2000万円は異空間。従って、現実をセルフイメージに合わせようとします。つまり、300万円の世界に。
⑤ ゆえに、私たちはアファメーション(個人的な誓約)を使って、エフィカシー(自己評価)を高める必要があるのです。
⑥ アファメーションを使って、エフィカシーを高めることで、セルフイメージを変えるのです。
⑦ 後は、創造的無意識は働き、より高いレベルの人生を歩むことができるのです。コンフォートゾーンが上に移動するのです。
⑧ 例:富豪を見て、「彼のようになりたい」と思うだけでは駄目なのです。
⑨ セルフイメージを高め、自分が達成しているイメージを持つのです。
⑩ すると、あなたの潜在能力は発揮されます。創造力とエネルギーが解放されます。
⑪ どんな問題もその創造力によって、解決できます。

大きな目標を持つ理由
① 大きな目標を設定して、アファメーション(個人的な誓約)を活用することで、目標は達成できます。
② それが脳の機能だからです。
③ なぜか?
④ 目標を設定するということは、あなたの中に問題を引き起こすこと。
⑤ 目標設定=セルフイメージを変えること
⑥ 目標設定→現実のギャップが生まれる
⑦ 例:年収1億円の目標を設定。→現実は年収300万円、ギャップが生ずる。→私はこんな生活をしているはずではない、という問題発生。→問題解決のホメオスタシスが働く。→創造的アイデアがでてくる。
⑧ 高いゴールというのも、今の自分から考えるととうてい無理なほど高い目標が良い。 ただし、心の底から本当に自分がしたいと思える事でないとダメ。
⑨ 実際、年収300万円の人と年収1億円の人の環境や能力は変わらないのです。
⑩ もし、違いがあるとすれば、そのチャンスがスコトーマ(盲点)で見えなくなっているか、スコトーマ(盲点)が外れて見えているかどうかです。
⑪ ゆえに、大きな夢を持つべきです。

[用語]
◆アファメーション◆(affirmation)とは肯定的な断言をする事。個人的な「誓約」をする事。具体的には「~したい」「こうなれば良いな…」という願望を「~だ」断定し繰り返し唱える事で、潜在意識に働きかけ、変化や成長が遠くの未来にあるものではなく「今・ここにあるのだ」という現実を作り出す事と言われている
◆エフィカシー◆
自分の能力に対する自己の評価。
タイガー・ウッズは何年か前のプレーオフで、最後のパットを相手が入れると同点、外せば自分の勝利になる局面で、普通は「外れろ」と願うところを「入れ!」と思った。 何故なら、相手がミスして自分が勝った場合、自分のレベルは相手と同じか、相手以下になってしまう。 そこで入れてこそ世界最高の自分のレベルに相応しいライバルという事になる。 それは即ちタイガー・ウッズのエフィカシー(自己イメージのレベル)が高いということ。
◆コンフォートゾーン◆
人間は、コンフォートゾーンに落ち着くといわれています。コンフォートゾーンとは、自分の思っている自分のゾーンです。例えば、自分は年収400万円くらいしかもらえないんだろうなぁ、と思えば、コンフォートゾーンは年収400万円なわけです。そして、年収1000万円になることはありえません。つまり、はじめから自分の頭の中にゾーンを設定してしまい、その結果、そのゾーンの中の自分になってしまうということです。年収1億稼ごうと思っている人であれば、年収1000万円は通過点に過ぎませんですので、まだ1000万円かぁと思い、さらにどうやったら1億円を稼げるのかを考えます今からコンフォートゾーンを変更すればよいからです。Within the Comfort Zone自分が非常に居心地のいい場所にいる。
◆ゲシュタルト崩壊◆
全体性を失って、個別のみを認識するようになること。たとえば、1つの文字をずっと見ていると、意味のない線の集合に思えてくるのが、その例である
◆ホメオスタシス◆
「同一の状態」を意味するギリシャ語。
ストレスになりうる外界の環境の変化に対して、生体を安定した恒常的状態に保とうとする仕組であり、哺乳類の場合、神経・免疫・内分泌(ホルモン)の相互作用によって維持されています。ホメオスタシス機構で調節できない変化は、疾病に結びつくものとなります。
◆スコトーマ(Scotoma)◆
一言で言えば心理学的な盲点のこと。 しかも、「見ているはずなのに見えていないもの」ということで、無意識的に排除されてしまっているものの事。


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