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のんびり ゆっくり まったりと~♪

FF11のスライム

2007年09月06日 | キングダム!
スライムが階下を這っている。
・・・うじゅる。うじゅる。
と、形容しがたい音を立て、脈打ち、流動しているのであろう。


聴覚感知のあいつらには、気付かれていないハズだ。
それなのに・・・。


ガンッ!


金属の鈍い音が突然響く。


ガンッ!!


あいつらの中の一匹が天井を・・・、
つまり私が立っている床を叩いているのだ。
音が近づく。


ガンッ!!!


頭の良い奴もいるものだ。
・・・勘が鋭いだけかも。軽口を思いながらも戦いだけは避けたい。
理由は単純。
スライム族は強いのだ。
物理的な攻撃しか出来ない一介のシーフには荷が重すぎる。


ガンッ!!!!


辺りを見回し、
天井にぶら下がる。


ガンッ!!!!!


真下か・・・。


・・・・・・。


静かな廃墟内。
床を叩く音は私の足の下で止まった。

諦めたかな?

静かな廃墟内。

静かな廃墟内。

静かな・・・。

ちょっと・・・。
這う音まで消えてるんですけど。

嫌な予感。
否。
確信だ。
気付かれているのだ。

それでも無音で床に足をつける。


・・・・・・。


・・・・・・。


・・・勘繰り過ぎ・・・?


ゴゥンッ!!!


全身に軽い衝撃が走る。
床が震えたからだ。


ハァ・・・。
やっぱりなぁ・・・。

静かな廃墟内に、蠢く音が微かに・・・。
だんだんはっきりと耳に入ってくる。

私は静かに抜刀し、空蝉を唱える。

「ふむ。タダではやられませんよ」

目前の闇に声をかける。



・・・うじゅる・・・。



闇の中からコールタールのような塊が這い出てきた・・・。




ハ!Σ(○д○*)
起床。四時。

く、スライムは!?
狭いアパートの室内を見渡す。
慌てて武器を構え・・・。
って、私のボーンナイフが無い!!
素手!?
スライム相手に素手!?

プチパニック!



・・・数秒後。


夢か・・・。
(´○x○)



疲れてるのかな・・・私。