スライムが階下を這っている。
・・・うじゅる。うじゅる。
と、形容しがたい音を立て、脈打ち、流動しているのであろう。
聴覚感知のあいつらには、気付かれていないハズだ。
それなのに・・・。
ガンッ!
金属の鈍い音が突然響く。
ガンッ!!
あいつらの中の一匹が天井を・・・、
つまり私が立っている床を叩いているのだ。
音が近づく。
ガンッ!!!
頭の良い奴もいるものだ。
・・・勘が鋭いだけかも。軽口を思いながらも戦いだけは避けたい。
理由は単純。
スライム族は強いのだ。
物理的な攻撃しか出来ない一介のシーフには荷が重すぎる。
ガンッ!!!!
辺りを見回し、
天井にぶら下がる。
ガンッ!!!!!
真下か・・・。
・・・・・・。
静かな廃墟内。
床を叩く音は私の足の下で止まった。
諦めたかな?
静かな廃墟内。
静かな廃墟内。
静かな・・・。
ちょっと・・・。
這う音まで消えてるんですけど。
嫌な予感。
否。
確信だ。
気付かれているのだ。
それでも無音で床に足をつける。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・勘繰り過ぎ・・・?
ゴゥンッ!!!
全身に軽い衝撃が走る。
床が震えたからだ。
ハァ・・・。
やっぱりなぁ・・・。
静かな廃墟内に、蠢く音が微かに・・・。
だんだんはっきりと耳に入ってくる。
私は静かに抜刀し、空蝉を唱える。
「ふむ。タダではやられませんよ」
目前の闇に声をかける。
・・・うじゅる・・・。
闇の中からコールタールのような塊が這い出てきた・・・。
ハ!Σ(○д○*)
起床。四時。
く、スライムは!?
狭いアパートの室内を見渡す。
慌てて武器を構え・・・。
って、私のボーンナイフが無い!!
素手!?
スライム相手に素手!?
プチパニック!
・・・数秒後。
夢か・・・。
(´○x○)
疲れてるのかな・・・私。
・・・うじゅる。うじゅる。
と、形容しがたい音を立て、脈打ち、流動しているのであろう。
聴覚感知のあいつらには、気付かれていないハズだ。
それなのに・・・。
ガンッ!
金属の鈍い音が突然響く。
ガンッ!!
あいつらの中の一匹が天井を・・・、
つまり私が立っている床を叩いているのだ。
音が近づく。
ガンッ!!!
頭の良い奴もいるものだ。
・・・勘が鋭いだけかも。軽口を思いながらも戦いだけは避けたい。
理由は単純。
スライム族は強いのだ。
物理的な攻撃しか出来ない一介のシーフには荷が重すぎる。
ガンッ!!!!
辺りを見回し、
天井にぶら下がる。
ガンッ!!!!!
真下か・・・。
・・・・・・。
静かな廃墟内。
床を叩く音は私の足の下で止まった。
諦めたかな?
静かな廃墟内。
静かな廃墟内。
静かな・・・。
ちょっと・・・。
這う音まで消えてるんですけど。
嫌な予感。
否。
確信だ。
気付かれているのだ。
それでも無音で床に足をつける。
・・・・・・。
・・・・・・。
・・・勘繰り過ぎ・・・?
ゴゥンッ!!!
全身に軽い衝撃が走る。
床が震えたからだ。
ハァ・・・。
やっぱりなぁ・・・。
静かな廃墟内に、蠢く音が微かに・・・。
だんだんはっきりと耳に入ってくる。
私は静かに抜刀し、空蝉を唱える。
「ふむ。タダではやられませんよ」
目前の闇に声をかける。
・・・うじゅる・・・。
闇の中からコールタールのような塊が這い出てきた・・・。
ハ!Σ(○д○*)
起床。四時。
く、スライムは!?
狭いアパートの室内を見渡す。
慌てて武器を構え・・・。
って、私のボーンナイフが無い!!
素手!?
スライム相手に素手!?
プチパニック!
・・・数秒後。
夢か・・・。
(´○x○)
疲れてるのかな・・・私。