アトムの子のスピリチュアリズム日記/東京スピリチュアリズムサークル(旧 埼玉シルバーバーチ読書会)感想

     
      この地上人生を生きる目的は、『霊界』という本来の世界へ帰るための準備期間です。

2019年2月の読書会に参加して…『序文・まえがき』

2019年03月12日 17時30分26秒 | 日記

 2019年、今年初めての読書会が開催されました。少し風があり肌寒く感じる1日でしたが、久しぶりの読書会を心待ちにしていました。また今年もしっかり学んでいきたいと思います。今年は「真理普及」に向けて、しっかりと確実に形にしていきたいと思い少しづつ取り組んでいます。1人でも多くの人に真理が手渡されるようがんばっていきます。2019年も皆さんよろしくお願い致します。

 さて今回の読書会では、普段使用している「霊訓」の本文ではなく、まえがきや序文に目を向けてみました。わずか1ページ~数ページのなかに書かれている「まえがき」や「序文」には著者(編集者)の多くの思いが詰まっています。改めて読むことで著者の苦悩や思いを理解していくことができました。


  『シルバーバーチの教え・上』まえがき と 序文①

〈編集者まえがき オースティン〉(※1)
 ・『シルバーバーチの霊訓』はシルバーバーチという一人の霊が送ってきた通信ではない
 ・イエスを中心とする高級霊団の総意として、地上人にふさわしい霊的真理がシルバーバーチによって伝えられた(※2)
 ・『シルバーバーチの霊訓』は霊界通信の最高峰であり、人類が救いに至るために降ろ された最高の霊的叡智が結集したもの
 ・『シルバーバーチの霊訓』は、地球人類救済のためにもたらされた(※3)
 ・霊的真理は、一定の霊性レベルに至った人しか、受け入れることはできない


 ・『シルバーバーチの教え・上』ーーースピリチュアリズムの入門書にふさわしい内容
   1章・2章……シルバーバーチとは(シルバーバーチ観)
   3章・4章……スピリチュアリズムとは(スピリチュアリズム観)
   5章・6章・7章……神とは(スピリチュアリズムの神観・摂理の神・祈り観)
   8章・9章……スピリチュアリズムの宗教観・信仰観
   10章…………スピリチュアリズムの人生観・人間観
   11章・12章・13章……スピリチュアリズムの死生観・死後世界観

※1)オースティン…サイキックニューズ社の編集者(ちなみに、このときの編集長がモーリス・バーバネル)。サイキックニューズに応募してきたジャーナリストがオースティンで、本当に頭の切れる博識ある方だったようです。著書に「シルバーバーチの教え」「(当時の潮文社から出ていた)シルバーバーチの霊訓・5」などがあります。
※2)霊界通信のほとんどが、1人の霊から送られる個人的なメッセージや書籍が多いなか、「シルバーバーチの交霊会」は高級霊団が集結し審議した最高峰の霊界通信なのです。
※3)決して悪用のためではなく、地上人類を救済するために届けられました。俗にいうチャネリング(年齢35.000歳の戦士の精霊ラムザのチャネラーだと主張するナイト女史を気にいっていたのが女優シャーリ―・マクレーン。この話は有名)や、自称スピリチュアリストの江原啓之氏などとは、次元も霊的背景も天と地ほどの差があり比べものになりません。

◆「私は、この地上へ私を派遣した高級霊団のマウスピースにすぎず、私という一個の存在としての栄誉とか褒賞(ほうしょう)を求める気持ちはみじんもありません」(シルバーバーチの教え・上 P27/7~9行目)

◆「皆さんは今、霊界での審議会で用意された叡智がこのわたし(シルバーバーチ)を通して届けられるのをお聞きになっていらっしゃるのです」(スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ P238/6~7行目)

※地上人の人類救済計画のための「霊的真理」のこと。
※人間の叡智を超えた、審議に審議を重ねて用意された内容なのです。
 
◆「もっとも、皆さんからシルバーバーチと呼ばれているこのわたしがお届けするのは、高級界の無限の叡智のホンの一かけらにすぎません。皆さんがさらに進化なされば、わたしよりさらに偉大な霊がより高い知識と叡智を届けてくれることでしょう」(道しるべ P196/後3~後1行目)

※「霊訓」は、この先何百年・何千年ものスパンを考えて届けられました。
※そのレベルに達すれば(時期がくれば)、真理に出会えるものなのです。


〈序文 ハンネン・スワッファー〉※1)
 ・シルバーバーチの交霊会の大まかな流れ
   1920年代半ば  シルバーバーチのの交霊会が始める
   1924年     シルバーバーチが、死後の存続を確信
   1930年代前半  スワッファーの自宅でシルバーバーチの交霊会を開催(毎週1回)
   1938年     『シルバーバーチの教え』出版 (※2)
   1962年      スワッファー他界  
              バーバネルの自宅でシルバーバーチの交霊会を開催
   1981年      バーバネル他界 (※3)

※1)ハンネン・スワッフアー…ジャーナリズム界では著名人で大御所。日本でいう田原総一朗さんや池上彰さんのような存在と言えます。シルバーバーチ交霊会の前半の主催者で、その後1962年まで自分の自宅で交霊会を行いました。
※2)1939年~1945年は第二次世界大戦中でした。
※3)余談ですが、バーバネルの自宅は、ビートルズでおなじみのアビーロード・スタジオのすぐ近くにあります。

◆「その霊が、“ハンネン・スワッフアー・ホームサークル”と呼称している交霊会の指導者である」(教えP12/6行目~7行目)


『シルバーバーチの霊訓』が地上に送られてくるまでのプロセス

        イエスの高級霊団
           ↓
        通信霊(シルバーバーチ)
  霊界       ↓
        霊界サイドの霊媒
        (レッド・インディアン)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
           ↓
        霊媒(バーバネル)
  地上       ↓         ⇇ホームサークル
        地上人(スワッファー)

◆「我々がシルバーバーチと呼んでいる霊は、実はレッド・インディアンではない」(教えP12/1行目)

※直接、地上に降りてこられないため、仲介(地上)の仲介(霊界)を用意しなければなりませんでした。分かっているのは、3千年前に地上人生を歩んでた人で多神教を信仰していたということだけです。(ちなみにユダヤ教は一信仰なので当てはまらず、3千年前の多神教…ダビデ?ソロモン?真実は霊界に帰ってから…)


『シルバーバーチの霊訓』と大半の霊界通信との違い

シルバーバーチ(再生の必要のない段階まで進化した霊)
        (霊的順化が完全な霊)
     ↓
 レッド・インディアン(地上圏霊界の霊媒)

     ↓
   (幽界)
     ↓
 モーリス・バーバネル(地上の霊媒)
 (スワッファー


※大半(9割)の霊界通信は「幽界」からのものであり、たまにもう少し高い界からの霊界通信があるという程度なのです。

※上の図から見ても分かるように、(シルバーバーチの霊訓と)大半の霊界通信とは大きく違っていて、きわめて特殊な霊が通信していることが分かります。さらに奇跡的で他に類を見ない霊界通信だと言えます。

※参考資料;スピリチュアリズム普及会発行「シルバーバーチの教え・上」「スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ」

※なお、これらの引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。