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日々これから日記

口を中心とした身体の健康について役立つ内容を目指します

明日園児割り箸事件の判決

2006-03-27 19:12:38 | 歯の健康

杏林大学病院で起こった「園児割り箸事件」
あれから6年にもなるのですね。
救急担当の耳鼻科医が割り箸が口なのかに刺さっていることに気がつかずに、頭蓋底に達していた割り箸から脳出血のため死亡させてしまった事件です。
社会的にも大変話題になりましたが、歯医者の間でも非常にショッキングでした。
口の中を見ていればすぐに分かったのではないか?
確かにそうかもしれません。しかし出血も無く、状況的に口の中に割り箸が刺さっている可能性が予想できなければ、難しい状況も有る程度理解できます。
子供の場合、泣き叫んでいたり、非協力的であれば(このケースでは違っていたようですが)きちんとした診察は難しい。どうしても親や周りからの情報に頼らざるを得ないところは大きいです。親が見ていないところで起こったことの場合、状況が非常に分かりにくくなります。
おそらく、この問題がどんどんこじれたのは、事件が起こった後の医師、病院の態度の冷淡さにあるのでしょう。いかにして自分の責任を転嫁するか。自分を正当化するか。このことにかけて病院や医師は天才的です。(まさに、ふざけるなですが)
うーん。でもどんなに冷静に考えてみても、普段口の中を見慣れている、口腔外傷をよく経験している口腔外科医が担当したなら、結果は違っていたかもと思えてなりません。
ただ、現在ではこの事件をもとに、随分と口腔内病変にも医師が注意を払うようになっております。
日本の救急医療に一石を確実に投じたこの事件の判決に注目したいと思います。


民主党メール問題

2006-03-26 00:09:12 | 歯の健康

永田寿康衆院議員の辞職を促すことを、鳩山由紀夫幹事長が公言したそうです。
実にのんびりした対応だなあと感じます。民主党がメールが偽物であると認めたときに鳩山氏は永田氏と話し合いをして、議員辞職をおしとどめ、心身の疲労のため、入院をさせたはずです。
とりあえずメール問題を明らかにさせたところで、もう永田議員の仕事も終わりと言うことなのでしょうが、本来ならばメールを偽物と党が認めた時点で、問題は永田氏から民主党の問題となるべきもの。その後も永田氏に説明、弁解をさせ続けるのは間違いだったと思います。
党としてきちんと責任を取らずに、後始末まで永田氏にやらせ、ひと段落したら辞職しろと後で迫るやり方は卑怯だと思いますが、いかがでしょうか?