内田樹さんの本が、文庫になるとのこと。
ブログによると「「あなたなしでは生きてゆけない」という短文は「連帯を通じて自立する」ための逆説的な理路について書いています。
自立は「その人なしでは生きてゆけない人」の数を増やすことによって達成される。僕はそう書きました。」
とのこと。
そうだよね。
「自分に与えられた場所で(僕の場合なら教育の現場で)、自分の割り当て分よりも少しだけ大目に働く。就業規則には書かれていないけれど、誰かがそれをやっておくと、システムの瑕疵がカバーされ、「いいこと」が少しだけ積み増しされそうなことがあれば黙ってやる。そのオーバーアチーブ分は給与には反映しない。「持ち出し」です。それが仕事を通じての「贈り物」です。
すべての人がそれぞれの現場で、ちょっとずつオーバーアチーブする。それによって、社会システム全体の質が少しだけ向上して、僕たちは生活の全局面で(電車が時刻表通りに来るというようなかたちで)そのささやかな成果を享受することができる。そういう意味では、僕たちはすでに贈与と返礼のサイクルのうちに巻き込まれているのです。それが順調に機能している限り、僕たちは人間的な生活を送ることができている。」
長いけど引用させていただきました。
オーバーアチーブはきついけど。
はあ。後輩の論文直しが進まないのに、こんな文章読んで、自己嫌悪です。
明日頑張ろうっと。
ブログによると「「あなたなしでは生きてゆけない」という短文は「連帯を通じて自立する」ための逆説的な理路について書いています。
自立は「その人なしでは生きてゆけない人」の数を増やすことによって達成される。僕はそう書きました。」
とのこと。
そうだよね。
「自分に与えられた場所で(僕の場合なら教育の現場で)、自分の割り当て分よりも少しだけ大目に働く。就業規則には書かれていないけれど、誰かがそれをやっておくと、システムの瑕疵がカバーされ、「いいこと」が少しだけ積み増しされそうなことがあれば黙ってやる。そのオーバーアチーブ分は給与には反映しない。「持ち出し」です。それが仕事を通じての「贈り物」です。
すべての人がそれぞれの現場で、ちょっとずつオーバーアチーブする。それによって、社会システム全体の質が少しだけ向上して、僕たちは生活の全局面で(電車が時刻表通りに来るというようなかたちで)そのささやかな成果を享受することができる。そういう意味では、僕たちはすでに贈与と返礼のサイクルのうちに巻き込まれているのです。それが順調に機能している限り、僕たちは人間的な生活を送ることができている。」
長いけど引用させていただきました。
オーバーアチーブはきついけど。
はあ。後輩の論文直しが進まないのに、こんな文章読んで、自己嫌悪です。
明日頑張ろうっと。