歩くか、ママチャリの人

生活感、人と人が行き交う、自然な会話が生まれる場所へ

趣味の自転車

2021-09-30 12:08:18 | 日記

趣味の自転車のつづき−④

いつまでも忘れられない、自転車の記憶のひとつめは

巣鴨のアーケードの下に、現在駐輪場のスペースがある
当方が、地元から2時間掛けて走って来た頃。まだ駐輪スペースが無かった
が、停めている自転車のあったので並んで停めていた


2時間経過後、


『警告』のグリーンやオレンジ色の紙が、自転車のハンドルにしっかりと巻いてある
2時間は掛かって走って来たのに、ソレない(どっから来たと思っているんだ)と一瞬思うものの

豊島区内の警察署の名前が入った紙で、地元では貼られた事がなかったのせいか
記念になぜか毎回


貼ったまま、帰路に着いた


何度か経験しているうちに、過呼吸が治ってきて混雑している電車でも行かれるようになった頃

やっと、

駐輪スペースが出来る


遅い、、、


(今頃になってなに、みたいな)


というわけで、


巣鴨で自転車のハンドルに巻かれた警告の紙は

『警告』の紙だが、結構な枚数を

これも人生のうちとして
巣鴨での、記念のひとつに

捨てずに

大事にノートに挟んである


ふたつめは


マウンテンバイクに買い替えた当日の話

春や秋の交通安全運動で、幅が広い歩道を走っていた時
立っていた警官(6人くらいは居た)に、両サイドから2人に声を掛けられた

当方だけでなく、結構自転車の人が声を掛けられていた


『ちょっと止まってもらえます

今、乗っている自転車、

アナタの自転車ですか』


どういう事なんだか、、、


『この交差点渡った所の

あの自転車屋さんで

今日買ったばかりですが』


と、指を差し、なんとか通してもらった

翌日、自転車屋さんに愚痴をこぼしに行った所


『警官と話しているの見えたけど、

やっぱりアンタだったのか


やっぱり、とは


地元の知り合いに話してみた所

その知り合いの当時、中学生になる体格の良い元気な男の子が、ママチャリで走っていたらやはり


『ちょっと止まってもらえます

今、僕が乗っているママチャリって

僕の自転車なの』


と、盗難車と疑われたらしい


交通安全運動。真っ最中の危うく捕まりそうで捕まらなかった、自転車の記憶となった


歩く(歩いた)人


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