趣味の自転車のつづきー⑥
いよいよ橋に近づく
この辺でコンビニに立ち寄り
チョコを
買う
東京が目の前に見えて来ると思うのも、一瞬
橋に辿り着くまでが
自転車を降りて、自力で引っ張りながら押して行かないといけない
押しながら上まで一気に上らない
真ん中で、ひと息つく
何十回も通過してきたのにも関わらず
未だに、自転車を引っ張っている
この引っ張っている状況を改善したいとか
時間短縮する方法とか
いい考えないものかとか
誰かに聞いてみようとか
思えない
ここだけは、やる気が
(出)ない
坂の勾配に対する、距離の長さで
気分が変わってくる
息を切らしながら橋の手前に辿り着くと
やれやれと、背中が曲がる
背中が、曲がる
やれやれさて走るとするかと、県境付近で意気込んではみるが
後ろから上ってきた自転車に次々追い越され、
気が遠くなる寸前。しかも
朝から、一気に眠気に襲われる
とはいうものの渡らないと、東京の人を実現出来ないので
気合いを入れ直す
橋を渡るクルマ、トラックの
スピードは速い
橋の上の振動で、のんびり(する人は居ない)はしない
ぼーっとしてると、社会から取り残された気分になる
晴れた見晴らしの良い朝は、途中で風景写真を撮るのも、1、2分
たまに河川に降りてみる(自転車を引っ張って)
すっかりやる気が失せたところで
小石を拾い、川へえいっと
東京方面に向かって
投げ(ない)
河川から戻って来たところで、本日、道中を共にしてきた今までのメンバーは居ない
『おつかれさまです』
なぜ、やる気が失せるかは
急勾配。坂に圧倒される。視界も坂しか見えず、坂を上り終えて橋をいよいよ渡るときの道が単調で
自転車と歩行者であり、自転車のほとんどが同じスピードに見える
橋が直線で、距離が長い
高速道路を走る感覚に似ている
渡っている最中は、広がる風景があまり変わらない
が故に、単調になりやすい
あれだけ頑張って走って来たのに
上記の条件が重なり、考える必要が少なくなる
という要因とここまで、必死になって
やる気が出ない理由付けを、展開
橋を渡り、いよいよ東京都内にと
気合が入るものの
今度は、階段で下りる
上って来た以上、下りるときが来る
下り終えると、1回目のやれやれ
東京都内に入れたところで、また次回に
歩く(歩いた)人
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