歩くか、ママチャリの人

生活感、人と人が行き交う、自然な会話が生まれる場所へ

とある休日の、池袋(其の2)

2020-12-18 02:06:00 | 日記
イケサンパーク
(としまみどりの防災公園)

池袋駅東口降り、グリーン大通りを、首都高5号に向かって進む。東池袋の交差点に出る。(豊島区役所さんがある)
もっと近い駅だと、東京メトロ有楽町線「東池袋」駅
交差点をを渡り東池袋4丁目という、造幣局跡地につくられた、防災機能を兼ねた公園

この類の公園としては、

■南池袋公園
→2016年リニューアル
■中池袋公園
→ ハレザ池袋の手前に位置。2019年10月下旬から。また、アニメイトカフェという、店舗が園内にある
■池袋西口公園
→ グローバルリング。東武百貨店さん側出口にある。東京芸術劇場さんの前に位置。野外劇場としても。三菱地所設計

2020年に完成したという公園は、近くの南池袋公園より広い。イケバスも停車する公園
近隣施設には、池袋保健所(二階建て)エアライズタワーという高級分譲マンション、あうるスポット、豊島区中央図書館、豊島区立朋友小学校
としまキッズパークは、出入り口付近

池袋も、東、西、南がつく住所に加え、上池袋、池袋本町、シンプルに池袋とか

ややこしい

いざ目的地へ行こうとすると
果たして、、、

東口なのか、西口か、北口か


どこがいったいなんなのか


今回は、豊島区役所がある住所

ちなみに、としまみどりの防災公園の別名なのかイケサンパーク

公園内から見渡した景観としては、池袋駅方向は高い建物と首都高速(まだ一部工事中)、反対側は、圧迫感なく比較的のんびり広々としている。比較的

東京23区内で、消滅可能性都市と言われてきた豊島区

今回、公園から暮らしを作っていくとか、公園から発信していくという、新しい考え方のもと
と題し、初イベントが行われた

まだ機能して間もない。どんな公園に‘なってゆくのかが興味深い
公園内には、イケバス赤い停留所がある。黄色の車体がやって来る

この、イケサンパークにて、物産展が公園内池袋保健所寄りで、テントを張って開催された
(どうも、毎週開催されるらしい)

物産展を見る前に、体温の検査、アルコール消毒
かなり大きめの、野菜が入る袋もいただいた。この袋に、葉付き大根を入れ、肩から掛けて園内を歩く人の姿も

コトポートという、いくつかのレストランとは違ったカタチのお店も
こちらでも飲食を扱っていた

が行った日は、晴天で白いテントが、より一層映えて見えた
豊島区の姉妹都市である、秩父市から農産物、全国の‘いくつかの地域から、野菜、お菓子、雑貨など他、トキワ荘関連のグッズも見かけた

公園内出入り口から近くにある、レストラン
高さのある、舟形天井の下に、食事スペースと、天井の低い厨房
厨房には、調理人と、接客スタッフさん含め、10名前後のかたが対応にあたっている
クリーム色のシャツ、黒いカフェエプロン、パンツの格好が、身軽に動ける印象

テーブル席は木の色を生かした、淡色系の色。ガラス窓先の外界と違和感なく、ランチも映える、ナチュラルな配色だ
テラスで昼食というのも、穏やかな晴天の日であれば、のんびりした気分を味わえるだろう

そして、久し振りにちいさなボールで遊ぶ親子の姿も、ちらほら見かけた
いろいろな立場のかたがたが集まって来て、公園の在り方を変えてゆく
今回は、野菜を作っている生産者さんとの間をつなぐ目的だったり
まちと人だったり様々なカラーを持ち合わせた公園となるのではないだろうか


とある休日の、池袋

2020-12-04 03:24:00 | 日記
池袋東口グリーン大通りで開催された。今年で4回目のイベントに、先月下旬見に行った

この大通りは、豊島区の景観計画に基づき、サンシャイン通り、サンシャイン60通り、明治通り、南北区道、含めた、エリアのひとつ

国家戦略特別区域。道路占有事業許可と共に、沿道景観形成特別地区とされている(池袋東口駅前広場、グリーン大通り)
事業者だが、沿道の企業で構成される、グリーン大通りエリアマネジメント協議会という会だそう
この、歩道を使用した新しい取り組みには、たとえば、オープンカフェであれば、沿道の建物低層部を壁面後退させる事による、オープンスペースの確保であったり。景観という点では、夜間になると、足下がライトで照らされたり
そういえば、ベンチがいつの間に増えていたような気がした。平日でもお昼時間帯前後には、晴れていればベンチでやすむ人も。やすんでいる人を見て一緒になってやすんでみたが、通行人の多い大通りではまた見える光景は違う
(ここで座って、のんびりやすんでいて良いのかと思ってしまう程の、行き交う人の多さ)

落ち着いたオフイス街に、街路樹が首都高5号の方向に向かって植っている
この「落ち着いた」だが、駅の方から見て見ると、連続する建物の高さが、凸凹感が少ないゆえの落ち着きだったり

ひと、まち、みどりのつながり

『誰もが集い、賑わい、四季を彩る公園のように憩える、美しい都市計画を目指す』

子育て中の家族、若者を取り込み、賑わいあるまちを目指すもの
飲食店、野菜を売っているお店、雑貨店、、色々
途中、南池袋公園があるが、こちらのスペースでもイベントが行われていた

東京都の調査委員もきており、イベントに対するアンケート調査は
写真アプリを起動し、QRコードを読み取り、そこからアンケートに入る形式

何日か集中して開催。歩道ではマルシェ。
テントを張られ各テントには、歩行者が立ち止まる。中にはハンモッグでやすむ人も(昼寝する人は居ないが)

雑貨を販売しているお店があった。見た感じは、その辺のお店に売ってるように見える。聞くところによると、障害者福祉作業所で作られたモノ。
障害者福祉作業所、生活実習所と言うと、クッキーを作り、区役所や施設で販売しているのを想像する。他の作業としては、袋詰めなど。
作業所にもよるが、障害者の方が作成しているのは、その施設によtり、異なるのではないだろうか

このお店の店長さん曰わく、障害者の方の自立支援、就労支援における、1か月の工賃は、まだまだ安いという。その工賃を少しでも引き上げるために、お店を出したという

実際、作業所にはこうしたものづくりに長けたかたからの指導(授産施設で、いかにして、商品価値を高め、商品として高い金額設定が可能か)に基づき、一緒にものづくりに励んでいる
たとえば、商品開発にあたり、見た目かわいらしさ、お洒落で雑貨らしく見えるか

さて、南池袋公園。以前の南池袋公園は荒れており、小学生でも近づけない公園だったそう。そんな公園に、東京電力から変電設備のための地下を貸して欲しいという話が
そのときがチャンスで、再整備に
逆三角形の小さなカラフルな旗が風に吹かれる中、青々とした芝生には家族連れ、友人と一緒など。ビニールシートを敷き寛いでいる姿。または、
シートに、仰向けになり堂々と昼寝しているのではと思える姿も

都会のオアシス

豊島区役所や、ビルに囲まれた中の公園。ベビーカーを止めるスペースには、かなりの数が。何しろ連休で人が多かった。自由な空気が流れていた

コロナは忘れ去られている風にも

そんな自由な空気を取り囲むように、小さな「箱もの」が幾つか点在している。遠くから見るとお店かと思ったが
その「箱もの」に近づく。箱は、タイニーハウスという小さな家。窓から中を覗く。広さ2畳くらいの小さな部屋。窓、天候が良かったせいか、部屋の中に陽の光が柔らかく差し込んでいる
本当に、一人で過ごす広さ。ちょっともの書きとか、ひとりでなにかをするなら良いかもしれない。が、ここに誰かを招き、お茶は厳しい広さだ

タイニーハウス。持続可能な暮らしづくりというコンセプトのもとにつくられている。価格は安くて120万円から(当日、会場にあった「箱もの」で)
購買客層は、20〜35歳くらい。居住する家がありながらも、プライベートの家として。または、車で小さな家を牽引しながら、自分が行きたい場所にいつでも移動。移動先で日々を過ごすという、生活観の高い人が好む家との事だった

公園にある「箱もの」の窓から外を眺めてみる。狭いかもと思いながらも、「箱もの」に使われている、木材の香りを感じながら、自分だけの世界は確保出来た。そんな世界から、来街者の多い公園を眺めるのも新鮮かもしれない

それと同時に、自分が住む家の在り方だったり、ひとことで「家」と言っても人によって色々な「家」がある事。このイベントや最近歩いてきた処で「家のカタチ」を、垣間見る事が出来た

(歩く人)