珈琲店の激戦区ではないかと思える程に多くの珈琲店が集まっている、西武池袋線「東長崎」駅周辺
駅から南長崎側に出る。長崎銀座があるのだが、短い距離ながら飲食店、居酒屋、精肉店、果物屋、靴屋、玩具店、他にもブティックを思わせる外観の洋服を扱う店舗、シックな小さなフラワーショップアスターさんなど
この、古さを連想する住宅地からは想像がつかない程に
数歩の移動で次のお店が楽しめる、コンパクトな形成の、長崎銀座さん
つきあたれば、トキワ荘通りに出る
地元住民のかたはもとより、電車で来たかたでもここに立ち寄りたくなるのではないだろうか
本題に戻り、名前はまだない珈琲店という名前の珈琲屋さんがあることを知った。後日お伺いした(実は、題名のないパン屋という題名のパン屋さんが、都電荒川線「庚申塚」駅付近にある。この店舗とリンクしているのでは?と聞いてみるも、検索して調べたとの事だった)
アームズシェア東長崎焙煎所
この名前が、南長崎にある焙煎所であり、その焙煎所を利用。このお店が入る前は、「ひかるコーヒ」という珈琲店が入っていた場所
焙煎所(店舗)だが、ビビットな赤、黒、金色に塗られた焙煎機が、オフホワイトの壁面や、黄色照明によってお洒落な雰囲気を醸し出している
スペースとして、焙煎スペース8、店内でコーヒーを座っていただくスペース2という割合だろう
(最近では、元お客さんで焙煎されたり、商店街の飲食店で働くかたがリピーターになったりしているとのお話)
本当に狭いスペースだが、日常会話も弾みそうだ
場所だが、南長崎5丁目。長崎銀座を入り、精肉店さんを曲がると住宅地。その古さと落ち着きを感じさせる中、、
ひっそりと共生している
更に奥に進むと、シーフード居酒屋ピスケスさんが、居酒屋さんとは思えない外観(一戸建ての一階だが、看板が地味)であり、今度は、住宅地に違和感なくひっそりと馴染んでいる風に見えた。この日、準備中だった
「迷子になってしまい、道を聞きに来たかたのが、お店に辿り着くのが早そうな」
ひとこと冗談交えながらも、住宅地の中にある焙煎所(店舗)を如何にして周知を高めてゆくかが、考えどころのようだ
一般社団法人日本焙煎技術普及協会
2016年6月に設立。こちらでは、焙煎の講習会が開催されるそう。講習会を受講したかたが会員となり、会員が焙煎所にて焙煎を行う事が出来る
ホームページを検索したが、現在作成中とやらで、画面一面に手描きを思わすイラストも
スタッフさんだが実際は、日替わり店長として曜日によって違うかたが店長を務めているそうで
名前はまだない珈琲店という店舗名は、日替わり店長がつけた「屋号」。曜日によって店長が違うため、屋号も違う
曜日ごとに、同じコーヒーでも味が違うらしい。甘い、苦め、濃いめなど
小袋に入ったクッキーもいただいた。クッキーは、障害者福祉作業所にて障害者のかたが作られたクッキーも扱われていた
コマワリキッチン。豊島区立トキワ荘マンガミュージアム、豊島区トキワ荘通りお休み処、などが近い
この近辺だと、ふるいちトキワ荘通り店さんが、元時計屋さんの跡に店舗として入っている。空き家の観点より
株式会社ジェクトワン
地域コミュニティ事業
ここのポイントは、以前、中華料理店だったのをリノベーションし、不動産会社側が、貸し店舗として店舗を運営してみたいという希望者に、月に決められた時間を貸すというシステム
契約者は、予め入れた予定の日にち時間帯に入る。こちらの場所にも短時間詰めるときもあると
厨房が2つあるため、2つの店舗が同時に利用する事も可能とか(この場合、例えば、珈琲店とクッキー屋さんが同時に使用すると、相乗効果が期待出来そうだ)
珈琲店としては、少し変わった運営方法ではないだろうか、、
技術を習得し会員として属しながらも、自分らしさを追求し、夢を持ちつづける日替わり店長の皆さん
カフェとひとことで言っても、多種多様なカフェの運営形態があるのを知った
珈琲店はもうひとつの家だと、なにかで見た。確かに外出先で寄る機会は多い
そして、カフェで様々な情報を共有する
なによりもホッと出来る
空き家を利用したカフェ、古民家を改装したカフェ、単発で運営するカフェ、他には認知度カフェなども必要性が訴えられてきている
いずれにせよ、自分らしさを追求しながらも、空き家を店舗として使用。地域の中の人と人を繋いてゆくひとつの地点としても、貴重な場所となるに違いない
いつかまた。珈琲をいただきに行こう。
いつか気の合う人と、飲みに行こう。
(歩く人)