東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます
早くも11年。この日に遡ると、地元の年上の知り合いと地元でミニコンサートを聴いていた最中だった
突然の大きな揺れで外に出ても見知らぬ人同士で顔合わせ、今この辺り揺れましたよね?と
ママチャリだらけの時間帯、ママチャリ同士ハンドル握りながらやる順番はどの人も同じ
自宅や職場に電話、ママチャリに乗り急いで戻る事だった
幸い当方は、方向が同じで近くの人だったため一緒に戻る事が出来た
次の日、長年お世話になっていた自転車屋さんへ、自転車で向かった。話を伺うと
震災の日。夕方〜深夜に帰宅する通勤者が自転車を買いに大勢見えて忙しかったらしい
新車もリサイクルもかなり売れたそう
自転車での帰宅方向を聞いてみるに
埼玉〜横浜市内迄
と、遠い距離を夜遅い時間帯、ひたすら走る(走った)
「だからおじさんは、深夜まで忙しかったんだよ」
それ程までに大変な事態であった事を再認識させられた
当方の両親の友達が福島県出身で、帰宅困難とも云われた地域に住んでいた。その友達は若い内に東京へ出て来たが親が福島県に残っていた
そしてその地域から一度は離れるも長年住み慣れた場所で、人生最後まで居たいと
再び同じ場所に家を建て、お住まいになっているという90前後の方
手先が器用で出来る事はひとりでこなしてしまうというしっかり者とも云える
時々、作ったモノを郵便で送ってきてくださっている
大事な子供の大事な友達のために
帰宅困難とも云われながらも諦める事なく住む事を願った
大好きな想い出の場所より