from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(25才自閉症)・ポー♂(18才)】のくらし

夢心地の一週間*05

2013-12-04 | ディプシー(日記)

ピレネー山脈の麓はすでに雪景色。

フランスのカンパンという村へ。


レストランの入口では、屋根に葺く石を黒板がわりに。

フランスでは昔、この石板をノートにして使ってたらしいですよ。

黒板のルーツ!

麓の村を散策してると、一匹のワンちゃんが道案内してくれました。

いろんな毛色のワンちゃんがあちらこちらにいる村でした。

古い家も新しい家も、個性的でどれ一つとして同じディテールはないのに

素材と屋根勾配に統一感があるからか、町並みがとても美しい。


村に必ずある教会。

魔女や騎士が出てきそうな、まさに中世の様相。

が、屋根は昨年葺き替えられたばかり。

こうやって、また十年、百年と受け継がれていくんでしょうね。


山を上がると、ぽつんぽつんと家が。

地面から生えてきた?地にかえろうとしてる?

風景の一部と化した家。


古い家を直しながら、人々の営みがある。

中では機能的に暮らしをされてるんです。

ミーレの食洗機なんかもあります。

ほんっとに素晴らしい!

村を案内してくださった市長さんが、日曜日なのに市役所も見せてくれました。

私の左が市長さん。

右の女性は地方誌の記者さん。

日本人がやってきたよ!って取材されてます(^_^)

世界遺産でもなんでもないこの村に、こうやって来れたのは偶然の賜物。

無添加住宅の秋田社長が車で偶然通りかかって町歩きをしたときに出会ったガルシアさんというママン。

家を見てるの?じゃあ、見せてあげるわー。

なんという朗らかさ。

ガルシアさんとのご縁で市長さんとも知り合っちゃった。

で、視察旅行にも組み込んじゃった。

というわけです。

住んでる人に案内してもらうってのが、またいいんです。

ほんとに夢心地。


夢心地の一週間*04

2013-12-01 | ディプシー(日記)

夢心地のコンクから、バスに乗ること4時間。

191kmの大移動でやってきたのは「カルカソンヌ」

すっかり日が暮れていました。

鴨のパテ、鴨のコンフィと鴨づくしのディナー。

もちろん、赤ワインと共に。

そして、ほろ酔い気分で夜の散策。

生憎の雨ですら、街を煌めかせる演出に思える。

とは言え、寒い。


だーけーどー、歩き尽くすよー。

雨のラ、シテ。

ライトアップされた夜のお城。

フランス人って、傘ささないらしい。

じゃ、私も。

通りで見つけた、雨戸を止める金物。

コンクにもよく似た子がいたけど、ちょっとだけ違うバージョン。

日本では内開きの窓ってつけないから

開くタイプの雨戸も付けられない。

なので、この金物自体が必要ない。

というわけで、初めて見る代物。

面白いわー。

酔いも覚めてシャキーン!と見ちゃう。

充実なんてもんじゃない。

興奮冷めやらぬ一日。

ワインの酔いと疲れでしっかり熟睡。

まだまだ続く夢心地の街歩きにしっかり備えないと。