from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(25才自閉症)・ポー♂(18才)】のくらし

自我のかたまり

2006-05-25 | ポー(育児)
最近のポーは自我のかたまり!
「ちゃんも~」にはじまり、ラーラとのビデオ争い!
こんなにも早く兄弟バトルが始まろうとは…
ラーラの見ているビデオが気に入らなくて自分の好きなのを持ってくる
そしてデッキに押し込んで変えようとガン!ガン!
まだまだ操作は自分でできず、苛々して叫ぶ
バトルとは言っても、ラーラは迷惑そうな顔をしてさっと退いたり耳を塞いでたり
二台あるテレビで別々に見ればぁと二人を引き離してそれぞれのテープをかけてやる
それもつかの間…
どっちかがまたテープを持って移動
「ちゃんも~」と叫ぶポー
テレビの前に居座るラーラ
もう!そんなんやったら二人ともビデオおしまい!
と夕飯なりお風呂に強制移行
最近こんなパターンが多くてやたら就寝準備が早い
昨日なんて布団に入ったの、まだ8時前
さすがに寝付けるはずもなく…
じたばたきゃはきゃは走り回るポー
やっぱり迷惑そうに布団に潜るラーラ
結局寝付いたのは9時過ぎ(それでも早い…?)
ポーにはもちろん自分が赤ちゃんなんて自覚はなく
  ラーラがすることは自分もできる
 ラーラが食べるものは自分も…
でも、同じようにできないこともいっぱいだし
ラーラの食べてるものは常に熱々で手は出せないし
くっそ~!と思って駄々をこねる日々
これもそれも成長していく過程なんだろうけど
何もかも全力、全身全霊って感じやから手強い
ましてやラーラの迷惑そうな顔や冷たい視線が隣にあるもんだから
余計にきつい…
思えば『3才の反抗期』なる自我の壁にぶつかることなく育ったラーラ
親の私らも、そこら辺に関しては新米なのよ
お手柔らかにね、ポーちゃん



ちゃんも~!

2006-05-22 | ポー(語録)
ぼちぼちとことばがことばらしくなってきたポー
キャラクター(特に顔が丸いもの)はなんでも「パンマン」
パパも時々「パンマン」って呼ばれてる…
「あち~」(熱い)と熱いものに触れると大げさなリアクション付きで叫ぶ
「パパは?」と聞くと「あち~」(あっち)
数少ない語彙を巧みに?使い分けている
機嫌の悪い時に出る「ちゃん!も~」
「あかんの~」?「いや、もう」?何て言ってるつもり…?
それが昨日、判明!(多分…)
「ポーちゃんの~」と言ってるようだ
公園でラーラがサッカーボールを蹴りだすと「ちゃんも~」と地団駄
ボールに近づいては「ちゃんも~」
「そのボールはポーちゃんの!」と言いたいらしい
  …お兄ちゃんのですけどぉ…
家でもラーラが私の膝にのってくると「ちゃんも~」
「ポーちゃんのママやのにぃ」ってか?
  …もちろんあなたのママですが、お兄ちゃんのママでもあるんだけどぉ…
「ちゃんも~」ってポーが言ってる時に
「ポーちゃんの?」って聞くと「うん」
1才半ってこんなにことば使うのね~?
もう、感動に近いわ!この感覚
体で表情で目一杯感情表現してくるポー
その上ことばまで使い出したらますます…
がんばれ~ラーラ


自然学校で留守

2006-05-18 | ラーラ(学校行事・小学校編)
ラーラの通う小学校で、5年生の五泊六日の自然学校があった
土曜から出発で、今日帰ってくるのかな…?
学級担任だけではとても手が足りないので、毎年他学年の先生も交代で付き添う
で、その間は当然学校に残る先生が少なくなる
なかよし学級の5年生も参加しているので、なかよしの担任も日程の半分参加
で、ラーラの担任がいなかった
そして、たまたま同じ期間、交流学級の担任まで自然学校で留守…
毎日顔を合わす先生二人共がいない
私にとっては大きな心配…
ラーラにとっては…?
意外と平気なようだった
他の先生がもちろん付いてくれていたので、実際は何の心配もいらなかったんだけれど
一番違ったのはクラスの雰囲気だったかもしれない
ラーラよりも、他の子達の方が「担任がいない」というのは大きなことなのかもしれず…
ラーラのお世話がいつもにも増して過激だった
朝、教室に入るなり3人がかりでランドセルを下ろすのをお手伝い
さすがにラーラ、ひるんでた
先生がいないからお世話しなきゃ!とはりきる気持ちに水をさすのも…
とひきつる笑顔で「ありがとう」と言ってみる
まぁ何とか乗り切れるか~と長居せずにラーラを教室に残して帰る私
そんな担任不在の日もようやく終わり、今日からは出勤されるはず

夕べ交流の担任の先生が
「自然学校から帰ってきました~」
とわざわざ家を訪ねて来てくださった
不在中のラーラを心配してくれて、顔を見に寄ってくれたんだろう
が…夕食直後の我が家はあまりにとっ散らかっていて上がってもらう根性はなく
ラーラも奥でくつろぎモードに入っていたのでそーっとしておきたく
玄関先で私だけが立ち話
せっかく来てもらって申し訳ない…
でもまぁ、事情は察してくれる…かな?
交流の先生がここまで気にかけてくれるとは、ありがたい
明日は代休だそうな…
早く出てきて安定した環境に戻してやってくださいな


ヘアクリーム…?

2006-05-17 | やられてしまいました…シリーズ
夕べ、またまたラーラの髪がベトベトになっていた
河童の皿の部分、頭のてっぺんにべっとりと白いもの…
臭いはない
今回はメンソレータムではないようだ
何をつけたん?と辺りを見ると薬のあき容器
ポーの顔に塗る薬だ
まぁ害はないか…と一安心
そのままにしておいて、入浴時にシャンプー
二度洗いしたけどまだねと~っとしてる
朝になるとさらにねと~っ
まるでヘアクリームをつけたようにウェットな髪のラーラ

学校帰り、まだまだウェットなラーラ
でも、そんなラーラを見て一人の女の子が
「ラーラく~ん、バイバ~イ」
と声をかけてくれる
小さ~く手を振って返すラーラ
替わりにバイバイと言っておいた
少し離れてから、その女の子
「ラーラくん、かっこいい」
ん?
今のは空耳か?
まぁいいや~
嬉しい!
見た目は我が子ながらいい男やもんな
彼女のお陰でいい気分!
ありがとうね

感覚統合訓練

2006-05-12 | ラーラ(その他)
今更ながら…今週から「感覚統合」のセラピーに通うことになった
4歳の時に一年間楽しく通って、印象はいい
療育センターには、これまでに他の訓練(セラピー)や検査で度々訪れている
バランスボールやボールプールのたくさん置かれたこの部屋には、ずーっと入りたかったラーラ
初日からすんなりというか猛ダッシュで入り遊びだした
「靴をぬいでね」というOT(作業療法士)さんの声かけに反応して脱いだらまたダッシュ
嬉しそうでこちらも嬉しい
一通り足で踏んで回って納得
ようやくOTさんの存在にも関心を向ける
スライムやビーズ通しなど、机の上での遊び(お勉強?)に誘われてもついていく
する/しない、まだ/おわり、は自分で決めちゃうラーラだけど、完全無視…ではないだけでも成長を感じる
最初ということで、ハードルを低く、本人が楽しめる用意をしてくれていたのかもしれないけれど
それにしても拍子抜け…
これまで何度も何度も打ちのめされてきたからなぁ
でも、ひとつハプニング
シェービングフォームで窓ガラスに泡を吹きつけて遊ぼう!と誘われて
ニタ~ッと笑ったラーラ
そして靴下を脱ぎだして…
やばい!と思った時には時すでに遅し
両手にとった泡を窓ではなく自分の足にべたー
頭にも…は寸前で阻止したものの
両手両足、服のあちこちが泡アワ
そのまま走って逃げようとするから、またまた捕まえ
  だってその体で走られたら部屋中が泡まみれ…
「残念だけど、洗おうかぁ」と洗面台で手と足を洗う
前日にお風呂でベビーシャンプーを全部使い切ってヌルヌルを楽しんだラーラ
「もう~」と呆れた顔でシャワーをかけられたばっかりなのに
え?今日はOK?と喜んだに違いない
でも、あなた好みの遊びはさせてあげられないの~ごめんねぇ
そんなこんなであっという間に過ぎていった45分間
出だし好調
楽しんで通えそうで何よりだ