三年目の展示室

市内の小中学校の作品展が、県立美術館で開かれている
特別支援学校や各学校の特別支援学級の児童の作品も出品される
毎年この時期に開催され、美術館へ見に行くのがなかよし学級の恒例の行事にもなっている
三年生のラーラは今年で三回目
ところがこの美術館の展示室がラーラは苦手…
体育館やホールに似て
・大きな空間
・重厚な壁や扉
・外より中が暗い（？）
そんな要素がラーラの入室拒否モードをかきたてる
去年も一昨年も、展示室の周りの廊下で座って待った
今年もか…？
半ば諦め半分で行った今年
みんなと一緒にスススーッと展示室に入っちゃった
自分たちの作品の前でカメラに向かって「ハイ！ポーズ！」
その辺りでラーラは「入ったものの、ちょっとやばい…」
と、そそくさと退室
廊下の長椅子でその後は待つことに
担任の先生が付き添って下さって、私は一人展示を見て回る事ができた
特別支援学校の作業学習で作った陶器やさおり織りの作品も買うことができた

秋刀魚皿一枚２５０円
色違いで４枚

一枚一枚形も厚みも微妙に違って手造り感満点
何校か出店しているけど、ついつい近所の学校のを見て買うことになる
知ってる子が作ってるかもしれない、そんな気がして
ラーラもここに進学するつもりだったんだけどな…
もうすぐできる新設校の校区になるみたいだし、違うのかぁなんて思いつつ


今年のアートフェスティバルは、作品そのものよりも
ラーラが入れたことに感動した（大げさだけど）

帰りは美術館の近くのファミレスでランチを食べて
ショッピングセンターで遊んで帰るおまけ付き
他の子達はアイスを食べたりゲームコーナーで遊んだりと
先生たちの思惑通りのようだったけど
ラーラは…
マクドナルドのお店を外から眺めたり（雪の舞う中…）
エスカレーターを上ったり下ったり
なかなかの移動距離に体もポカポカ
上着を帰りは脱ぎ捨てる始末

そのせいか否か…
私の脚が今日になって痛い
階段の上がり下りが強烈に痛い
歳だ…
その日に何ともないのに翌日にくるなんて
…ショック