ラーラ登場

延期、延期でようやく今日行われた
ラーラの小学校の音楽会

二部構成のＡグループで、二番目が５年生
朝からポストの朝刊を出す余裕もなく、学校へ
ＰＴＡの当番で来賓受付のお手伝いをして
ラーラの舞台ぎりぎりに体育館へ入った

昨日まで休んでいたので、実に５日ぶりの登校
行きつ戻りつで練習して（舞台に立つまでの）
さぁ、どうか…？
見つめる舞台にラーラの姿を見ることなく終わる可能性も頭に持ちつつ
おっ！？
舞台袖に、ラーラの担任の先生とラーラの姿！
入場し終えると閉じるはずのドアを、開けたままにしてラーラを待つ
一歩ずつ、一歩ずつ
みんなの立つ舞台に近付いて
並んだ！
と思った瞬間、ドアが閉じられた
感づいたラーラが、慌てて戻る…
またドアを開け放して、しばらく待つ
今度はドアを開けたまま
すると、合唱が始まる頃には
何食わぬ顔して段に並んで立つラーラ
もちろん歌を歌うわけではないが
にこやかに、体でリズムを取りながら、合唱に加わっている

そして、舞台転換して合奏
一旦袖に引っ込んで、今度は舞台上から出てくる
はず…
緞帳の横に、ラーラの担任の先生の姿
ラーラ待ち…
樽太鼓の前に、合奏が始まって、出てきたラーラ
どう指導したのか？
叩いちゃダメなシーンではじっとして
叩いてもＯＫなところでは、トントントン
適当ながら、バチを打つラーラ


もし、本来のＡグループのステージで舞台に出ることが出来なければ
違うクラスのＢグループに入れてもらって再挑戦
そんな計画すら立ててもらっていたけれど
その必要はなし
充分に姿を表して、充分に笑顔を見せてくれた

上出来！

今日、見にきてくれた私の母が
「ここまでしてくれること、ないで普通
　ようあんだけのことしてくれて…ありがたいなぁ」
と、目頭を熱くしていた
「ほんまに」
先生の熱い思いと行動
そして、それを受け入れてくれる、懐の深い仲間の友情
何人か、今日欠席していて同じ舞台に立てなかった仲間がいたのが
本当に、残念