from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(25才自閉症)・ポー♂(18才)】のくらし

学童保育、延長

2008-02-28 | ラーラ(福祉サービス・行政)
学童保育に通えるのは、1年生から3年生
来年度から、どうしよう…
ダメで元々、聞いてみよう
そう思って動き出したのが先月の話
行く先、電話で問い合わせる先、返事は同じ
「3年生までという制度なので…」
でも、あきらめず、粘ってみた
直接聞いてもだめなら、とその道の人に相談(どの道だ…?)
するとすると…
事情が変わった
昨日、市役所で担当の方に経過を伺うと
「来年度の通所を受けましょうという方向で…」
話が展開したそうな
なんとなんと…

あくまでも
原則は
制度としては
「3年生まで」なんだって(知ってるよ…)
でも今回は
 他に受け入れ先がない
 学童の施設に比較的ゆとりがある
 現場に受け入れの意思がある
という条件が揃っての『特例』だそうだ

制度そのものを変えてよって思いが残るが
特例でもなんでも、受け入れてくれるという事実はありがたい
そして、こういう特例、事例が積み重なっていくことの意味は大きい
ただ、思っていても行政には伝わらない
要望を伝えることは大事
ニーズがないところにはサービスは生まれない

学童保育に通うことは
私の就労を可能にするばかりではない
そこで生まれる人間関係は、学校の生活にも大きな影響を与えている
学校が終わって放課後に友達と遊ぶことは、障害を持つ子にはほとんどない
ラーラの場合は、皆無だ
そのチャンスが唯一学童保育という場にはある
一緒に何かをして遊ぶわけではなくても
同じ時、同じ場所を共有することで、何かが芽生える
「なかま」という意識…かもしれない
それって、すごくすてきな宝物

入学する時には、学童の通所も迷った
「みんなと同じ時間を共有させたい」
それって、親のエゴでしかない…?
ラーラにとって辛い時間なんじゃない…?
でも、三年間という時間が、答えを出してくれた
今、ラーラの周りにある暖かい優しい空気は
学童から生まれたものだと確信している
放課後の時間を共有してるっていうスペシャリティーが学童にいる子の中にはあって
学校のあらゆる場面で、その子達が率先してラーラをリードしてくれている
残念ながら4月からは同級生は学童にはいなくなる
でも、芽生えた「なかま」の意識は残っていてほしいな
下級生たちにとって、ラーラはどんな存在にうつるのか
特異な存在なままで一年が経ってしまうのは、寂しい
なにかしら、お互いを成長させてくれる関わりが生まれることを、切に願う
-そこにいるだけで、意味がある-
ラーラにはそういう力をずっと感じている
これから先も、ラーラにたくさんのすてきな出会いが訪れますように

今回の件では、たくさんの方にご心配をおかけし
またお力をいただきました
本当にありがとうございます


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