from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(25才自閉症)・ポー♂(18才)】のくらし

晴れ男、入学

2011-04-11 | ラーラ(学校行事・支援学校編)

週が明けて、今日はラーラの入学式

バシッと制服着て、いざ出発~!

体育館への入室は厳しいな…と想定済み

が…思ったより随分と手前でフリーズ

学校近くのパーキングに停めて、順調へ歩いていたけど

交差点でフリーズのラーラ

信号のない横断歩道、先に行って待ってみたり

腕を組んで行こうと誘ってみたり

10分、15分と時間は経ち、どんどんと入学式に出席する親子が通り過ぎていく

たくさんの人に挨拶をして、たっくさん見送って

待てども待てどもラーラは動けず

そろそろタイムリミット?と見計らい、ちょっと強引に脇をかかえる

1~2歩進んだら、そこからの下り坂は一気に前進

が…校門の前で再びフリーズ

隣の高校が、視線の先で集合写真を撮っている様子が警戒心をさらに煽る

順に支援学校の先生が声をかけて下さる

「12時までありますから、ゆっくりどうぞ」

と言われても…そこまで気長には付き合えないよー

式の後の事務的な連絡事項なんかを聞く時間帯と教室の位置を確認して

どうしても無理な場合には、夫か私どっちかが聞きに入ることにして

待とうかな?もう一回強引に背中押すか?と迷ってると

顔見知りのK先生が名案を出してくれる

「人の車には乗りたがらない?」

いえいえ、全然!

というわけで、目の前にある駐車場に停めてあるK先生の車に乗っけてもらって

学校の敷地内に侵入、通用門の前まで付けてもらう

まさにVIP待遇、そしてワープ!

『高い敷居はワープしちゃえ!』大作戦で、あっけなく入校

少し警戒が緩んで、エレベーターで体育館のある5階へ

体育館のドアを自分で開けてちらっと覗いて

「やっぱり式典かっ」って感じでドアを閉めて廊下で待機

掲示版に張り出された祝電を、じっくり読み尽くしたところで式終了~

続いて教室へ

ラーラは中学部1年1組

教室には、やっぱり入れず

これまたホールで待機

その間、私は連絡事項を聞き、クラスの子と担任の先生を覚える

ラーラは…終わった雰囲気を察して教室の前までは来るものの

知らない先生ばっかりで、入れず…

そうそう、ラーラの(仮)担任は今年着任した先生

えーーーーっ!?そうなん?うそやろーーーー?

ってことは、まだ何にも申し送り事項とか、見ても聞いてもなかったりしてー?

いきなりラーラって…先生も気の毒やん

どうなんやろ?

真っ白な方がかえってよかったりする?

うーん、まぁ今日一日で充分ラーラらしさは見てもらえたと思うけど

どうなることやら…

明日から、スクールバス通学

バスに乗せたら、はいさよなら

うーん…心配

ま、なるようになるさ

なってくれ

いや、なって下さい