カーテンdeパニック

交流クラスで授業中に、陽射しがきつくて暑いからと
担任の先生が「暑いなぁ～」と言いながらカーテンをひいたのが原因だったらしい

ラーラ、パニック！！

一瞬クラス中が何事？って思っただろう

たまたま隣のクラスに行こうと通りかかったなかよし学級の先生が
ラーラの声を聞いて、鎮めてくれたらしい


ラーラはカーテンが怖い
普通にかかっている分には平気
「閉まっているカーテン」
「カーテンを閉める」という行動が、ダメ…

カーテン＝暗くなる＝イベントの始まり

となるようで…
ラーラの中には、暑いからカーテンを閉めるという図式はない
昼間にカーテンをひかれると、容赦なく部屋が暗くなり、突然の演奏やわけのわからぬパペットが出てきてしゃべりだしたり…
それは、想像がつかぬ恐ろしい出来事の始まりの示唆

きっと色々考えてしまう、というよりは
『バーン！！』と衝撃的な映像がフラッシュバックしているのだろうけれど


なかよしの先生が取った行動とは
ラーラの両手をぎゅっと握り締め「大丈夫やから」と正面から言い聞かせること
ラーラは、それで我に返ったように「うんうん」と頷いて
でもやっぱり恐怖心はぬぐえず、そのままその先生について教室を出たそうだ

後に引くことはなく、その後はいつものラーラだったみたい

怖がったり、座り込んだり、そんな姿は想像がつく
でも、完全に「パニック状態」だったと聞いて…
そんなラーラを、私は知らない
これまでにも道に座り込んで動けないってことはあったし
聞く耳を持たないような激しい怖がり方をしたこともある
でも、学校でそんなことになったのは、少しショック…

私が思う以上に、ラーラのカーテン恐怖症は深刻
デリケートに対処しなければいけない部分なんだと、肝に銘じておこう