from タビーランド

タビーランドの住人【ティンキーウィンキー♂・ディプシー♀・ラーラ♂(26才自閉症)・ポー♂(19才)】のくらし

ゆめ組懇談会

2007-02-23 | ポー(保育園・行事)
ポーは保育園のゆめ組さん(1歳児クラス)
昨日、夕方からクラス懇談会があった

今週、風邪ひいてずっとお休みしてたポーがようやく登園
その日に懇談とは…
いつもなら4時ごろにはお迎えに行くのに
懇談会が始まるのが5時15分
保護者がみんな働いてるからしょうがないのだ…
懇談会の間は、別室で保育してもらっている子ども達
いつものクラスの子がみんないるから安心して過ごしてたみたい
でも、終わったのは6時30分を回っていて、外も真っ暗
さすがにポー、長い一日でお疲れ
そして一層増した甘えモード
帰ってからも、夜寝ている間も、今朝起きても
「ママァ~」「ママァ~」と甘い声
べったりくっついて全然離れようとしない
…しょうがないっちゃぁしょうがない
そんな年頃だって、懇談会でも話してたしな

懇談でママ達の口から出たことは
「イヤ、イヤ!で反抗期」
「甘えがひどくて膝に座ってごはん…」
「うんちだけは隠れてしてトイレが…」
「いまだに卒乳が(うちともう一人いたわ)」
どこも同じよねぇ~
といったこの月齢らしい悩みだったり心配だった

私も、うんうんと聞いていた
 ラーラのときにはその場に居づらかったなぁ
  上の空でみんなの成長はそんなんなんだぁ~って感じで
たいていみんなが、同じよねぇ~って話をする中で、一人話し辛そうに口を開いたお母さん
「みんなはっきりしゃべってる中で、うちの子は言葉が遅い…
 話しかけても知らん顔されるし
 絵本を読み聞かせても興味ないって感じで…」
すごーく我が子の発達が気がかりで、心配で、不安で
この場にいるのが辛いって感じがひしひしと私の胸を突いた


ほんの小さな差なんだけど
標準的な発達から、わずかにずれてるのかもしれないけれど
でもいいやん!
その子の成長を見てあげたら
一般的なことに興味が薄くても
大好きな新幹線やゴミ収集車から
ドンドン彼の世界は広がっていくんだし
もしかしたら、これから先、周りの子との違いは大きくなってくるのかもしれないし
そうじゃないかもしれない
でも、どっちにしてもその子なりのスピードや道のりで
必ず一歩ずつ成長して大きくなっていくんだから

このお母さんが、自分の子以外はみんな同じ育ちをしてる
そんな思いから解き放たれるのはいつだろう…
きっとまだしばらくはかかるだろうな
発達の段階は、みんな似ているようで一人ずつ違う
その違いは、僅かであったり歴然としていたり
様々なんだけど、それでいい
そんなもんだよ
そう思えたら楽になれるんだけど

私はたまたまラーラを通して素敵な出会いに恵まれて
すごーく早くそんなことに気付いた
だから、いろいろしんどいことや大変なことはあっても
一番根っこのところで救われていたような気がする

いつかこのお母さんとこんな話ができたらいいな、そう思った
でも、今はきっと私が話し掛けることで、彼女を傷つける事になると思う
「うちの子も障害児だって言いたいんですか?」
昔の私がそう思ったように…

時間がいるからね
親が親になるのには

どうか素敵な出会いが2歳の彼と彼女(母)に訪れますように
そして、もし「ゆっくりなだけで大丈夫やったわぁ」と言えるようになったときにも
今の気持ちを大事に忘れずにいてほしいな





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コメント (4)
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