吸引器入院中

我が家の働きモノ、オリジンの吸引器。
作動音がとても静かで、パワーもあって、ゆうやんの相棒…（いや裕母の相棒か(笑)）と言っても過言ではない。

この前の外来受診時、持っていこうと思ったら充電が出来ていない。
その時初めて充電機能が故障していると気付く。
こんな切羽詰まってる時に！（普段ヘビーに使用しているツケが廻ってきたのだと思われる）

急遽学校用の吸引器を持参。（機種名は自粛…）
コレ、広い場所ならうるささも笑って済ませられるが、狭い部屋だと轟音。
久し振りに家の中でスイッチを入れたら、あまりの音の大きさにスイッチを切っちゃったくらい。←そんなことじゃあ意味なさないから…。

もしやお隣さんにご迷惑を掛けているのでは？と想像すると申し訳ないやら逃げ出したいやら。
身の縮む思いでお詫びの手紙を書いて、お隣の新聞受けに投函しておいた。
そしたら思いがけず返信が…。
お隣のお祖母ちゃんも最近気管切開をし、吸引器が手放せなくなったらしい。
音に関しては聞こえないとの事で迷惑は掛けてなかったと判ってホッとした。
いや、気を遣ってもらったのかもしれないけれど、それでも「大丈夫、本当に聞こえないです。」のひと言はありがたかった。

彼女の書いてくれた
「お互い大変な状況だけど、私に出来ることがあれば言って下さいね。
　こんな時だからこそ助け合いたいと思っています。」
という言葉にも気持ちが温かくなった。

彼女はお祖母ちゃんとチビちゃんの二人を養いながらパワフルに生き、限界まで上手に福祉制度を利用している人。
こういう感覚を持つ人がお隣さんで良かったなぁと思う。
オモシロイ偶然も。彼女と私は同じ名前だった(笑)。これも手紙書かなきゃ判らなかったことかもしれない。

働きモノの吸引器。コヤツが入院しなければこんなやり取りもなかっただろう。
入院中でもイイ仕事してます。
（代用のヤツがうるさかったからこそ…という考え方もあるか(笑)）

はよ帰ってこーい！
キミの小さい方の相棒は、吸引の度に飛び上がり（音にびっくりして）
大きい方の相棒は、日に日に小さくなってなっていくようだぞー！