ゆうくんちの日常

ショウガイジの居る家庭の日常をありのままに。

お誕生会やってもらいました

2005年02月28日 | ゆうくんのこと
なんと、約1ヶ月振りの登校。そんなに経つのか…。
ゆうやん、登校前に急に吸引が多くなる。おいおい、どうしたのよ。
さっきまで清々しい寝起きだったじゃない?!
んー。悩んだ末に、今日は午前中で早退するつもりで登校。
今日はゆうやんのお誕生会をしてくれるというのだ。

学校に着くと、ゆうやん嬉しそうな顔。学校大好きなんだもんね。
本当に体調が安定してくれれば…。この顔を見ると半日でも通わせたい。
表情とは裏腹に、吸引回数は多く、胸の音も響くようになった。
裕母は付き添うことにし、少しでもユウヤが楽しめるように吸引に専念。

お誕生会の様子を写真で。


教室の電気を消して「HappyBirthday♪」をみんなに歌ってもらうと
ユウヤは笑顔になったらしい。(暗くて裕母には見えず…無念)


先生方のアイディアいっぱいのバースデーカード、授与式(笑)。
お当番さんだったJくんから渡してもらう。


皆さん、カードありがとう!のユウヤ。



カード表面。
H先生力作
鈴の音がキュート!


カード中面。
F先生が悩みに悩んで
選んでくれた写真。


先生方の愛情満載。
寄せ書き。
うるうるもんです。


背景画像は世界各国。
世界旅行が出来る?!
S先生渾身の作品。

先生方、ありがとうございました!


体調を崩して入院していたり、長期欠席しているクラスメイトもいるので
全員集合!ではなかったけれど…(早く元気になぁれ!)
久し振りの笑い声や泣き声を聞いて、ユウヤは満足げ。
しばらくは、無理しないでのんびりカメさんで通いましょう。

今年の誕生日プレゼント

2005年02月28日 | ゆうくんのこと
ゆうやん、今年は奮発してもらえました(笑)。
音楽好きのゆうやんへ、パパとママからポータブルMDプレーヤーのプレゼント。

これ、光るエアドライブとか言って、スケルトン部分が光るの。

実際見るともっときれいなんだけどな(笑)。
これ↑が、ゆうやん専用MDプレーヤーに決めた理由。
ユウヤは、視力測定無理なのだけど、光や影にはよく反応し、楽しめると言ってもイイのだ。
大好きな音楽が聴けて、且つ光でも楽しめるなんて!!

ん?なぜカラーを赤にしたか?
それはゆうやんが好きな色だから。
どういう訳か、小さい頃から「赤」にこだわっていた。
特に理由は見つからないけど、「男の子にとって赤はヒーローの色だ」って何かで読んだ時、
「んー。でもユウヤはヒーローもの見てなかったけどなぁ。」と思ったもんだ。
あれでしょ?ゴレンジャーのアカレンジャーみたいな感じでしょ?←古過ぎますから。
ま、とにかく。ユウヤ専用なんだから、パパがいくら「シルバー」って言ったって
「却下!」なのだ。(ヒロ、諦めは早かったね。)

これからどこにでも持参して、いっぱい音楽聴こうね♪ゆうやん。

山田さんちからの贈り物

2005年02月27日 | モブログ
これが噂の「山田さんちの美香おばちゃんが作ったジャム(苺、キウイ)」と、「博多あまおう」です。
あまおう、でかっ!
丁度良かった。バナナケーキにジャムを添えてみよう。
姉妹合作だ(笑)
小さい写真は、拓磨と太一。可愛いでしょ(笑)

バナナケーキ焼きましたよ。

2005年02月27日 | モブログ
予定外にユウヤの体調不良が長引いて、ケーキの注文に行けませんでした。
うちに常にある材料と言えばバナナ!ユウヤ大好き♪って事で自作決定です。ユウヤが食べる時は、これから更にホットミルクと混ぜてミキサーです。喜んでくれるかな。ドキドキ

ゆうやん9才のおたんじょうびおめでとう♪

2005年02月27日 | ゆうくんのこと
ゆうやんへ一番に届いたBirthdaycard。
ムーミン谷のみんなからです。
ムーミンママは裕母の憧れ。
年々体型だけが似てきているようだけど…もごもご。

ユウヤ、おたんじょうびおめでとう!
9才の毎日は、どんなことが待ってるかな。
わくわくするね。
お誕生日が来たと思ったら、今度はもう進級だよ。
4年生だ!
早いねぇ。この前ぴかぴかの1年生だったのに。
大きくなるはずだ。

あなたにたくさんの幸せと健やかな日々が待っていますように。

んーと、ヒロとわたしにも「おめでとう!」

それから…。
いつもユウヤを見守って下さっているあなたに
「ありがとう!」

with love...リエ@裕母

「音楽」と「出会い」

2005年02月26日 | リエの気持ち
今日、S嬢のPC日記のS嬢さんから頂いたトラックバック/「障害」と「尊厳」を熟読して、S嬢さんが、私の「黒い」部分も含めて「肯定」して下さったことに感謝しつつ、思い起こしたことを。

私は「この歌詞がいいんだよねぇ」ってことを、あまり言えないタイプ。何だか照れくさくて。
心の中を見透かされそうだし(←見透かされて当然な話)色々勘ぐられるのも面倒臭い。
そんな曲がった性格でも(?)音楽で元気づけられたことが度々ある。

今でも不意打ちで聴かされると、涙腺のスイッチが誤作動してしまったんじゃないかと思えるほど動揺してしまうのが「夜空ノムコウ」だ。
自分の意思で聴く分にはもう平気なのだけど。
これはゆうやのあゆみ「はじまりの詩」で少し触れているけれど、ユウヤがSMAPのメンバー全員の真似をしながら歌って聴かせてくれていた曲。
発症前後の様々なシーンが思い出されて胸が潰れそうになるのだが、この曲の次に「たいせつ」という曲が発売されたときは、ユウヤはまだ入院中で、本当に時間がどんどん過ぎているのだということを実感して辛くて聴けなかった。
だけど、見るともなく付けていたテレビから、この曲を歌うSMAPをポケーッと見ていたら、歌詞が耳にすーっと入ってきた。
うわぁ。なんて素敵な曲なんだろう。今のわたしの気持ちにぴったりだ。
そう思ってから、車の中ではこの曲をかけて大声で歌いながら走った。思い出の曲。

それから、「いいなぁ」くらいの好きな曲やアーティストはいたけれど、何かに影響を受けるほどの音楽にはなかなか出会わなかった。
それが一目(一聴?)惚れしたのが三木道三の「明日の風」という曲。
司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』にインスパイアされて書かれた詞という。
もう歌い出しから膝の力が抜けるくらい衝撃を受けた。当時そんな気分だったのだろうと思う。
喜び勇んでアルバムを買った。そこに収められている曲は全て素晴らしい曲だった。
中でもわたしがパワーをもらったのが「 BIG UP! Feat.Brian&Tony Gold
(*ココは無料会員登録していないと歌詞が見られません。ゴメンナサイ。)
ちょっとした世の中の障害に遭った時、この曲をガナリながら次の策を練ったものだ。

毎朝「おはよう」「行ってきます」と帰宅後「ただいま」「おやすみ」のキスを、ユウヤに欠かさないヒロ。
何故だか判らないけれど、その時の2人の様子を見ていると、もう9年になろうとしているのに鼻の奥がツーンとするのだ。
「ユウヤ本当はもうオヤジからチューされるなんて嫌だろうな…。でも仕方ない!可愛いから!」と言いつつ、またまたチューするヒロに、呆れ顔のユウヤ。
その2人にぴったりだなぁと思った曲が、クレイジーケンバンドの「かわいいかわいいかわいいベイビー」
(*ベネッセこどもちゃれんじのCM曲だった)
この曲はベストアルバムに収録されているだけだからか、残念ながら歌詞がどこにも掲載されていない。

そして、S嬢さんから贈られたこの曲。「sailing day
ああ…何だろうな。S嬢さんと出会ったことも、それがこの時期だったことも、この曲を贈られたことも、全て用意されていたような感覚だった。
「この曲はユウヤにじゃなくて、わたしに向けられた曲なのだ」とすぐに理解出来た。
ブログを通じて、それから直に会って肌で感じた「わたし」を見て、この曲のことが浮かんだのだというのがとても嬉しいし、ありがたかった。
S嬢さんが私を思い、贈ってくれたこの曲も、わたしにとってまた大事な曲となったのだ。

「自分を責めるな」「力まないで」「頑張らなくていい」「まだそんなこと言ってるの?」などなど、本当にいろんな意見を頂く。
悪気があってのことじゃなく、心配して言ってくれているのだろうとわたしは前向きに受け止めている。
けれど、責める責めないに関しては、もうそっとしておいてほしい。誰に何を言われようと自分自身の問題だから。
この事ばかりを考えて毎日過ごしている訳じゃない。そんなことしてたらとっくに死んでいる。

頑張るなと言われても、わたしが頑張らなくてどうする?と思う。その代わり無理はしない。
これはわたしの親友との約束だから。
「頑張ってもいいけど無理をしたら許さない」彼女にそう言われた時笑ってしまった。
本当にわたしの性格をよく知っている。

わたしのそんな抱えきれないほどのたくさんの思いも含めて「肯定」と言ってくれたS嬢さん。
ありがとう。
またひとつ、新しいドアを開けた気がします。


*TB
S嬢のPC日記/「障害」と「尊厳」

お天気目まぐるしく

2005年02月25日 | モブログ
春一番が吹いて、とうとう花粉症も本格的シーズン到来かと思われた翌日、この雪。
ったく、裕母に対する嫌がらせかよっ!
ゆうやんの体調管理に大わらわだっつーの。
等と、ちょっとお天気に八つ当りしてみる今日この頃。

新しいタイプのインフルエンザ脳症

2005年02月25日 | モブログ
タイトルそのままに、あまり良いニュースではない。
寝ている間の突然死という新しいタイプのインフルエンザ脳症が続いているらしい。
報道では抗ウイルス薬「タミフル」との因果関係が疑われているようだった。
でもこれもまた、服用していない人がいるだけに、詳しい原因究明を望みたい。
マスコミも、情報の受けて側も、恐怖を煽り立てるだけじゃなく、冷静に真実を見つめたいところだ。
残念ながら他界されたお子さん達、残された御遺族の事を思うと、言葉にならない。
ただ心の中で手を合わせてるだけだ。

もうひとつの誕生日

2005年02月24日 | 裕母の気持ち
毎年書いているけれど、今日2/24はユウヤのもうひとつの誕生日。
ユウヤはたったひとりで生死の境という暗闇を彷徨っていた。
あれから7年。
健常児からショウガイジへと生まれ変わった日でもあるのだろうが、
それよりも「私のもとへ帰ってきてくれた日」。
正しくは「私のもとから旅立たないでいてくれた日」なのだけど。

あの日の前後を思い出すと、自分を殺したい気持ちがいっぱいだし、ユウヤに合わせる顔がない。
でも、そんなことばっかりやってたら生活は成り立たないし、ユウヤを育てることは無理だ。
【この日】からとはっきりした区切りがあった訳じゃないけれど、自分にルールを作った。
今日だけは、自分を責めても 後悔してもイイ日。
心穏やかに過ごせればそれに越したことはないのだけど。
だから、普段誰に責められようが、批判されようが、受け止められる。
「私を責めていいのはユウヤだけだよ。」なんて虚しい言い訳を胸にしつつ。

ユウヤへの愛情のみが私の「黒い」部分を抑えている。
けれど、愛情だけで抑えるにも限度があるし、抑えっぱなしでは膿が溜まる。
だから「自分浄化」の日。
ユウヤにとっても、私にとっても「もうひとつの誕生日」なのだ。

こんな母親にでもユウヤはチャンスをくれる。
100%の信頼で愛情を求めてくれる。
情けないが、今日だけは「ユウヤを抱きしめながら」
本当は「自分が抱きしめられている」。

ゆうくん、愛してるよ。