夏音

「なつのね」ぶろぐ

対立する"常識"

2006年01月16日 23時05分14秒 | 政治・社会
最近報道される特許とかを眺めてると,常識的にそんなもん認めるなよ,と
いいたいものが結構ある.そんな中で見つけたのがこの記事.

「コンピュータプログラムに特許は必要か」:英控訴院の裁判官が投げかける疑問


英国の裁判官から投げかけられたというところに意味がありそう.

大陸法に対して,英米法という言葉があるように,ある意味,親子(兄弟?)関係に
ある英国と米国なんだけど,お互い,"常識"を重んじてこれまでなんとかやってきた.

で,記事に書かれてるのは,一般的な意味での"常識"から判断する英国と
ロビー活動等を積極的に行う業界の"常識"が通用するようになりつつある米国
という対立構造があるのかな,と思う.

特許の意義を鑑みるに,個人的には英国の立場を支持したいところだけどね.

まぁ,でも所詮1人の裁判官の意見だし,米国側から反論があるとは思えないけど.