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国内においては,Skype端末がノートPCしかないと言ってもいい
状況なので,使い勝手の点において,携帯には到底及ばず,
Skypeだけではそれほど盛り上がらない気はしている.
ライブドア的にはノートPCもってるユーザが,月525円だし,
加入しとけば便利そうだ…とユーザに思わせることが出来れば,
損益分岐点といっている30万人は確保できるのではないか.
個人的な話になるんだけど,たまーにしか覗かないヤフオクのために
毎月294円払っていたりする.これと同じ感覚で,月525円を払おうと
思う人は結構,多くいるのではないだろうか.
上記を裏付ける数字はもっていないが,感覚的にはそれほど外して
いないのではないかと思う.
また,先に無線端末がないという話を書いたが,今,無線端末として
有望なのは,PSPやNDSのゲーム端末ではないかと思っている.
その理由は,以下の4つ.
- PSPは20k,NDSは15kで購入できる携帯とほぼ同価格帯の端末であり,
PDAのような端末と比べて安価.
- 無線機能が標準装備として提供されている.
- Webやメールはもちろん,オンラインゲームを実現可能なスペックを有している.
- すでに百万台ベースでの出荷がある.
事実,NDSを販売する任天堂は全国1000ヶ所に
無線APを設置することを発表したり,
先日のE3ではNDSで動作する
VoIPソフトを展示する等,NDSを無線端末と見なした
戦略を立てているようである.
一方,PSPはいまいち動きが見えてこないが,計算能力はNDSを越えるだけのものを
もっているので,SCEの決断次第では面白い展開が期待できそうである.
以上のことから,ライブドアが提供する無線網のユーザ費用をSCEや任天堂が
負担するようなシナリオも十分考えられる.
この場合,
- 任天堂やSCEは,インフラ設置コストを抑制した形で,ネットワークという
新たなサービスプラットフォームを獲得出来る.
- ライブドアは固定顧客を掴むことが出来,サービスの安定・拡大に繋がる
- ゲーム開発会社やユーザはネットワークを通じた新しいゲームを開発・体感できる.
と全てのプレイヤーがWin-Winとなる関係を築くことが出来る.
これはなかなか面白いシナリオだと思うが,あんまりリアリティがないかな.(^^;