夏音

「なつのね」ぶろぐ

高野連曰く「広島だけ…」

2005年08月06日 17時26分46秒 | 政治・社会
今日,8月6日は広島に原爆が落とされた日である.
核の脅威が拭いきれない世界だからこそ,この日を忘れることは許されない.

夏の風物詩である高校野球で広島の代表が今日,他のチームに原爆で亡くなった
人々のために黙祷を捧げて欲しいとお願いした.
高野連はこのお願いを却下し,次のように発言したらしい.
「原爆は広島だけのこと.この場でみんなを巻き込むのは良くない」

この発言があった状況もきちんとわからないし,本当に上のような発言を行ったのか
どうかはわからない.
でも,この回答の理由をはこう答えている.
「終戦の日に黙祷を捧げるから,原爆の日の黙祷は不要だ」

高野連のお偉方は,終戦に対する黙祷と原爆の日に対する黙祷を同じだと
おもっているのだろうか?

先日,喫煙等の報告が遅れたことを理由に明徳義塾高校の参加辞退を促した高野連.
この事件は単純に明徳義塾高校の内部の問題であって,高野連が口を出すべき問題では
ない.そして,今回の黙祷拒否の対応.

彼らは何様のつもりなのだろうか….
きっとこの辺の記事は朝日系では報道されないんだろうな.(-_-#