「できる限り力になる」と言ひしゆゑ出来得る限りを考へてゐる
これは2011年の春に作ったうた。
そもそも「できる限りやる」とは言わなくてもいいのではないか
できる限り協力するとか
できる限り力になるとか
できる限りは当たり前で
できる限り以上のことはできるはずもなくはじめっから逃げ口上
私の常套句。
画像は以前使っていたニコンの機材。
D500と600㎜F4。雲台はザハトラー、三脚はジッツォ。
誰もがそうしているように私もそうしたのであった。
このレンズを手に入れたとき、嬉しくって
いそいそと「リアルツリー柄」のレンズコートを
装着したことを思い出す。
標的に気づかれ難くするために・・
なんて最初から思わなかった。
ただただ、レンズを保護するために装着したのであって、
これを担いで野山に行くのが誇らしかった。
が、いつのまにか恥ずかしくなった。
重くてでかくて誰もが似たような機材で。
いまはソニーの600㎜F4を使っているが
さすがに白いレンズは派手だし、
汚れも目立ちそうなのでレンズコートは黒。
これで人知れずいい写真を撮りたい。
いつか、いい写真を撮りたい。