詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

鷹の渡りの続き。

2019-10-15 12:13:20 | 鳥紀行


画像は朝日が昇るころ渡って行ったサシバです。
シルエットを見たときは一瞬ハチクマかと思ったことです。
画像フォルダもハチクマフォルダに入れてました。
尾羽の線を見るとサシバ。
サシバの特徴として顎の2本の白い線を言いますが
個体によっては他の鳥にもありますし。

三連休明けの本日は台風を凌いだ職人が全員集合しています。
陽が高くなるにしたがって晴れてきたようです。

鷹の渡りも終盤となりましたが、今回の台風を
如何に凌いだのでしょうか。



こちらはハチクマ。
腹の模様を見るとサシバの成鳥によく似ています。
しかし顔や目がハチクマです。
頭もツルっとしてますからハチクマ。
それにしてもハチクマの体下面の色、模様ともに
さまざまですね。

最近、鳥の画像を整理しています。
サシバとハチクマくらいは簡単に見分けがつくと
思ってたんですが、角度や日当たりに具合によって
見間違うこともあるのだな

と、のんきな顔して思ったことです。

午後からは熱海へ向かいます。
この三連休の内に済ませたかったのですが
あの天候では無理でした。




台風のち晴れのち雨

2019-10-14 12:07:14 | 千駄記


墓参りはなにかのついでにするものじゃないと
言いますが、この画像は昔、北陸の現場仕事を
終えた帰りに寄った折口信夫のお墓です。

今日は朝から雨。寒いです。いきなり初冬の寒さです。
工場は何人か出勤しています。
休み明けは怪我に要注意です。

昨日、今日と台風19号がもたらした被害状況が
テレビに映し出されています。
お気の毒としか申し上げようがありません。

昨晩、橋下元大阪府知事がテレビに出ていまして
「下流の市街地を守るために川の上流を氾濫させる」
という国の方針がはっきりと公開されていない云々
と発言していました。
こうしたことが実際あるのならば政府はきっちりと
発表するべきでしょう。
何知らされずにその地域にお住いの方々は
堪ったものじゃありません。

今日は昼飯抜きで明日からの仕事の
プログラムを作ってしまうつもりです。



台風一過。

2019-10-13 10:07:22 | 千駄記


工場がどうなっているか様子を見に来ました。
雨の侵入はなかったのですが雨漏り少々。
これは以前からです。

私の住まう東京の奥座敷の方は「避難せよ」と
言われたり、避難するのが危険な場合は自宅にいろ
とか、結局、ただただ待機するのみでやり過ごしました。
風も雨も心配したほどではなく植木なども
ひっくり返りませんでした。

工場へ来る途中、新河岸川と荒川を越えるんですが
水は土手を越えなかったようです。グランドや
野原などは水没していましたけれども。

海や川や湖の畔で、つまり水辺で暮らしたいという
漠然とした夢がかつてはありましたが、報道の
映像などを見ますとお気の毒としか言いようがありません。
お見舞い申し上げます。

昨晩、水を溜めておくようにとテレビが言ってましたので
ついでに風呂でも入るかと「自動」のボタンを押しても
途中で止まる。つまり給湯器が壊れました。
前から少し変だったわけですが。
諦めて録画しといた番組でも見るかと録画機を
再生しますと音声しか出ない。絵が出ない。
こちらも壊れてしまったようです。

私だってあっちこっちが壊れてるわけですから
周辺機器が壊れるのも仕方ありません。

ひと仕事して帰ることとします。

みなさまもお大切に。



いよいよ台風19号

2019-10-12 12:01:45 | 千駄記


三連休の初日です。

外注先が来るというので工場に来ました。
午前中だけ作業をして彼らは帰りました。

私は打ち合わせがあったので午前中トラックから
町並みを眺めますと吉野家さんもお休みでした。

電車も止まるらしいですね。変に動いているから
混乱するということを学んだわけでよい対応でしょう。

東京は今夜が山だということですが
大風吹いて大雨降ってどうなることか。
近所には荒川があるので、それが溢れると
大変なことになります。

停電だけは避けたいところです。

どこへも遊びに行けない三連休に
短歌大会の資料作りができることを
楽しみにしていたのです。



時間があっても気力がないと書けないもので
時間がない時こそ作業が捗るのかもしれません。

これから帰りますがどうせゴロゴロしちゃうんでしょう。



台風19号接近中

2019-10-11 17:40:36 | 千駄記


ヒヨドリの幼鳥の写真などアップしている場合ではないようです。

関東に台風19号が接近中だそうです。
午前中の内に群馬県の方へ納品に行き
午後は工場の前に土嚢など積んでいました。

情報通の妹によると史上最大、最悪の
台風だそうで、海外では「日本が大変なことになる」と
言われているそうです。
実感湧かないんですが・・。
総理が非常事態宣言でも出せばいいのにくらいの
危険度だそうです。

さすがのわが社の職人たちも定時で仕舞いまして
私一人が残っている状態です。

カセットコンロのガスも水も
近所では売り切れとか。

用心する、対策すると言っても
何をすればよいのやら。
水は買わなかったけれど飲み水くらいは
汲んでおいた方がよさそうです。

みなさんもどうかご無事で!


恋路ヶ浜

2019-10-10 22:38:12 | 千駄記


先日遊んだ渥美半島は伊良湖岬
恋路ヶ浜
約1Kmの砂浜である

恋路ヶ浜
誰が名づけしや

春さめにぬれてひろはんいらご崎 恋路ヶ浜の恋わすれ貝

と江戸の頃には詠まれていたという

島崎藤村の「椰子の実」もこの岬に因むとか
文学の香り漂う岬であった

松尾芭蕉は

鷹ひとつ見つけてうれしいらご崎

と詠んだ

甘ったるい詩歌の似合う風景ではある






ジャパンバードフェステバル2019

2019-10-08 22:11:31 | 千駄記



ジャパンバードフェステバル2019の案内が届きました。
今年も千葉県我孫子市で11/2-3に開催されます。
手賀沼のほとりです。

何年か前に出かけたきりですが、今年は都合をつけて
出掛けたいものです。
メイン会場の目の前には「鳥の博物館」があります。
剝製などが展示されており鳥好きには興味深いところです。

最近、日本野鳥の会の初代会長で歌人の
中西悟堂について調べているんですが
「鳥の博物館」と縁が深い山階鳥類研究所の設立者である
山階芳麿も野鳥の会設立時には大いに尽力したようです。

バードフェスティバルは鳥のグッズ販売や
屋台も出て賑やかなお祭りです。
お時間のある方はどうぞ。



先日の伊良湖岬の鷹の渡りの画像を整理していたら
ハチクマとツバメが写っているものがありました。
狙って撮れるもんではありませんね。

生業は忙しくやっております。
短歌の仕事も気が気でないことがいくつか。
何事も一生懸命やりましょう!



伊良湖岬と一周年

2019-10-06 20:45:27 | 千駄記


本日は10/6。
私が詩歌探究社「蓮」を一人で担ってゆくことと
なってから丸一年の記念日です。
約5年の月日がまさに徒労だったと気づいてから
一年が過ぎました。早いものです。

夕方、伊良湖岬の「鷹の渡り」の観察から帰宅しました。
数年来の念願でしたがやっと出かけることができました。



昨日はホテルの駐車場がいっぱいだったので
恋路ガ浜の駐車場から渡りを観察。
サシバとノスリを視認しまして、昼過ぎにホテルに向かいます。



恋路ガ浜から眺めた宿泊予定のホテルです。
到着すると見覚えのあるクルマが停まっています。
この春に伊吹山でお世話になったご夫婦のクルマ。
「その節は」と挨拶をして空いているところに
機材をセットします。



ハチクマが一瞬近くを渡っていった程度を見届けて夕方チェックイン。
素泊まりの予定だったのですが食事する店も
なさそうだし、クルマを動かしたくなかったので
バイキングを予約しました。なんと6000円。
ま、いいやとお願いするとココだけの話ですが
タダにしてくれました。人徳ですね。

ラグビーを見て食事をして温泉もあるのですが遠慮して
眠りました。

本日は5時起床。夜明け前から機材をセットします。
日が昇ると共にぽつぽつとサシバが渡り始めます。

たまたま隣り合わせたご夫婦のクルマが所沢ナンバー。
「よく、某ダムでクマタカを狙うんですよ」と
声をかけるとそのお近くにお住まいで、その紳士は
クマタカをきっかけにして野鳥の撮影を始めたそうです。
鳥撮影の世界は狭い!



はるか遠くに風力発電のプロペラがあります。
鷹たちは風を利用して飛んで行く。
伊良湖が風の通る場所だということです。


サシバ。


ハチクマ。

チゴハヤブサを撮影したかったのですが不発に終わりました。
昼過ぎに周辺の方々にお礼を言い撤収し、自宅を目指しました。

ノンストップで5時間半かけて帰ってきました。
東名の海老名あたりで毎度のごとく渋滞がありましたし。

伊良湖岬で鷹の渡りのカウントしているHPによると
今日は1500羽のサシバが通過したそうです。
今シーズン最高の日に見事に遭遇!
昨日は178羽だったそうです。

よく晴れた二日間でした。
変なところで運を使ってしまったようですが
年に一度くらいそんな日があってもいいでしょう。







鷹の渡りの観察中

2019-10-05 15:06:00 | 鳥紀行



伊良湖岬という鷹の渡りの名所までやってきました。
数年越しの念願でした。
午前3時頃到着したのですが目的だったホテルの
第一駐車場は満杯。
第三駐車場で仮眠するつもりが、ちと熟睡。
八時前に目覚めて恋路ヶ浜まで降りまして
渡りの観察を始めました。
風が強すぎるせいか思うほど鷹は渡らず。
お昼に一応名物の大アサリを食べてから
ホテルの駐車場に再び向かうと空きあり。
チェックインは十五時からなので時を待ちつつ
鷹を待つ。
さきほどハチクマが過ぎりました。
この夏も楽しませてもらったサシバの
お見送りに来たのですが遙か遠くを舞うばかり。
こんな一日もまた許されましょう。
てか、工場に出ている社員たちには
お許しいただきたい。
もちろん内緒で来てますけんど。
明日の早朝からまた、サシバのお見送りをして
帰る予定です。
以上、現場からです。






声援送る人でありたい

2019-10-04 12:04:07 | 千駄記



幼い日の綱引きのようにがんばれと声援送る人でありたい


福島の安達太良山では紅葉が真っ盛り。
ヤフーに画像が載っていました。
なんせもう10/4ですからね。しかしながら
東京は30℃を越えているようです。
風はあるけれども生暖かし。

この週末は久しぶりに遠出をするつもり。
短歌に関してやりたいことがいくつかあるのですが
うしろ髪を引っ張られつつ強行します。
抜け毛のスピードが増すわ!

昨晩は床屋へ行く。
マスターの下の息子が就職したとか。
中学時代あんなにワルだったのにね
とか。ほんとに他人のお子さんの成長は早い。

歳月は人を待ちません。





王紅花「夏暦」届く

2019-10-03 12:04:13 | 千駄記


先日伺った「松平修文遺作展」の礼状と共に
王紅花さんより「夏暦(かれき)」40号、41号が届いた。

発行は数年前のものだが私は初めて「夏暦」を見た。
短歌の世界には瀟洒な個人誌のあるものである。

全4頁。見開きに王さんの短歌30首と裏表紙に
短文が載っているだけの本。
魅力ある短歌とは1首だけで
その辺の短編小説を凌ぐものがある。
ゆえの重量感でもあるだろう。


王紅花の短歌を抄出する。

巣作りに忙(せは)しき小鳥楢若葉そよぐこのふかき森のゆふぐれ
鳥が枝に啼く、魚が水に跳ねる、そんなものの一つで夫(つま)の口笛
あなたは何といふ名の鳥ですか桐の葉の葉隠れにもつたりもつたり移る

(「夏暦」40号「氷上の少女」より)

花籠に小禽(ことり)が入つて行つたきりいつまでも出て来ないのですが
電柱から落下した大きめの鳥の巣の骨組みは枯枝で、枯草とピンクのマフラーを敷く
春の観光シーズン終り、北国街道の海野宿に聞く十一の声

(「夏暦」41号「花籠」より)


メッセージが添えてあった。
「短歌往来」の評論月評をご覧頂いたそうだ。
感謝。



偶然・奇跡・運命

2019-10-02 12:25:47 | 千駄記


偶然のひとつを奇跡と崇めたて運命的と縋りたくなる


今日は曇りです。10月に入ったとはいえ暑いです。

仕事で親しくなった「友人」の退職話が続いてます。

Aさんは50代後半、機械メーカーの営業マンでかつては
よく飲みに行きました。高知の実家へ帰って
親孝行するんだと明るくなっていました。
せいせいしたんでしょうね。実家はそれなりの名家のようです。
実家のある人はそんな決断もできるのかしら。

Bさんは20代後半。部品卸の営業マンですが
「こんな仕事をしていていいのか」と自問したそうです。
で、専門学校で勉強して資格を取って・・
と第二の人生を目指して目を輝かせている。

今朝、弊社に来た設備屋さんはもう70代半ば。
来年3月に会社をたたむそうです。続けていても
余計な経費ばかり掛かるので借金がなくなったいまが
止めるチャンスだと思ったとのことです。

三者三様です。

付き合いはそれなりでしたが聞けば淋しくなるものです。

年齢的にはAさんと近いんですが私には故郷や
実家というものがありません。


私に途中下車する人生はないのです。