昨日、OBながら、日帰りですが、娘の学校の研修旅行の案内がありまして、
お向かいの広島県呉にある「大和ミュージアム」に行く機会がありました。
大和の1/10の模型も凄かったのですが、
亡くなった方や生存された方々の文面を見て、
複雑な思いがしました。
平和な時代が長く続きますようにと願うばかりです。
ちなみに、私の父親は満州で終戦直後、15才でシベリア送りの中、
3日間走った列車から脱走して、銃撃の中、運良く、命があった中の1人です。
脱走した時に住んでいた方向に帰るのに、
人それぞれ勘で行動したそうですが、
帰る方向は皆バラバラに言ってたそうです。
昼間は銃撃されるので、夜間危険な中、帰ったそうです。
でも仕方なく昼間行動していると、足元に銃撃の土ぼこりが立ったそうです。
そんな中でも、うすうす帰る方向が分かったそうです。
我が親からは聞いていませんが、父親の姉や妹から聞きました。
でも、時間が掛かっても遅かれ早かれある程度の人が帰って来たそうです。
切羽詰ったなかでこそ、本能というものは素晴しいですね。
それ以来、普段の生活の中で生きるための本能を最優先に考えています。
こんな父親には一生かないません。
本当に死ぬ目に会った人には絶対かないません。