アニメ『ＦＯＲＴＵＮＥ ＡＲＴＥＲＩＡＬ ～赤い約束～』
第1話 「渡り鳥」
第1話を見ての印象は・・・。
ゲームのイメージ、かつゲームだけでは見られなかったプラスαが楽しめました。
一番ホッとしたのは、原作ゲームの舞台設定をきちんと踏襲させていたこと。
修智館学院が具体的に高校等の表記がゲームと同様に無かったのもその一つ。
しかしながら、ゲームにあった細かなやりとりは端折られてます。
放送話数と1話に収めるカットシーンを考えれば仕方のないことです。
クオリティは良い方です。
そこはＴＶアニメですから場面によっては見劣りする所もあるでしょうけど。
要は楽しめれば良いんですが、キャラの特徴をいかに活かしきれるかにかかっていると思います。
①プロローグ
公式ＨＰにも掲載されていない瑛里華の正体。
（ゲームユーザーには白々しいかも）
瑛里華の体内に流れる「血」が呼び起こした、運命の出会いが近いことを示すその姿。
その姿は絆が深まる程、抗いの対象へとなる。
②主人公
支倉孝平。
語られた通り、親の都合で転校を余儀なくされ続けた人生から抜け出すべく、この全寮制の学校『修智館学院』へと転入。
数少ない思い出に悔やむよりも、これからが大事なのだと、いざ新天地へ。
③この学園生活をより良きものに
孝平の向かう階上の先に映えるすらっとした健康的な脚。
その足と腰を包む黒地に白いストライプの短いスカートが風に揺れていた・・・。
その赤い可憐な制服に包まれながら映えるふくよかな胸。
そしてアクセントをつけるような肩から垂れ下がる金色の髪・・・。
そして自然にこぼれる笑み。
金色の髪の両サイドには可憐に揺れる赤いリボン。
手を差し伸べた彼女の口から発せられる言葉には濁りがない・・・。
学院を代表して歓迎するわ。
ようそこ修智館学院へ！
生徒の誰もが楽しい学園生活を送って欲しいと願う生徒会副会長。
名は千堂瑛里華。
④しかし！
まるで男性恐怖症のごとく逃げ出した瑛里華だったｗ
ありがちな近づいたらいつの間にか殴ってたは・・・なし。
パンチラはどうしたって？
テレ東にはそれは無いです。
パンチラなぞ無くても十分にそそるえりりんのポージングでした。
黒のソックスがアクセントなのは言うまでもない。
⑤転入後初の友人
何気ない出会いにちょっとしたボキャブラリー。
学院内では泣く子も黙る？あの八幡平司が孝平にとって最初に出来た友人。
これも孝平ならではの培った処世術がなせるもの。
握手を一瞬ためらったのは過去の出来事が過ぎったのだが、ここではもうそんな考えは要らないのだった。
⑥これは何？
孝平に近づいては逃げ出した瑛里華。
自分の意識ではない思いもよらない感覚に襲われては怯えを覚える。
身体が・・・。
それは瑛里華の血が求める一種の官能とも快感とも言える代物。
今の瑛里華にはまだ未体験な恐怖ゾーンにしかならなかった。
⑦少女落下注意報
いきなり降ってきた「しゃけチップス」と「ちっちゃい女の子」。
孝平はなす術もなく女の子の下敷きに・・・。
さらに女の子は孝平を下敷きにしておきながら起きろ起きろと理不尽な起こし方まで。
その女の子をお姉ちゃんと呼ぶ少女＝妹はおろおろ。
⑧ついに解禁！？スペシャルの正体！？
理不尽な起こし方でも起きない。
ならさらに理不尽な『かなでスペシャル』を発動させるまで！
とここで妹が止めに入った。
ゴングが鳴った後でも暴れようとするレスラーを止めに入るレフェリーのようにｗ
彼女に止めて貰えたら背中にはきっと柔らかい感触がきっと・・・。
と想像してしまうものなら「かなでスペシャル」に餌食に。
結局ゲームでも謎だったかなでスペシャルの全貌は拝めなかった。
⑨悠木姉妹との再会
幾度も転校を繰り返してきた孝平。
転校する度に別れが付いて廻る為、孝平は学校で出会ったクラスメイトの顔は浮かばない。
別れるなら仲良くなっても仕方ないからだ。
しかし目の前にいる２人の女の子だけは覚えていた。
以前にこの珠津島に滞在した時に一緒に遊んだあの２人の姉妹。
その姉妹は孝平を孝平だとはしゃぐ。
成長してもわかる再会。
なぜ孝平は２人のことを覚えていたのかは別の話。
階上から降ってきた小さい女の子＝悠木かなで。
そのかなでをお姉ちゃんと呼ぶ＝悠木陽菜。
思いがけない再会が孝平を待っていた。
⑩たぬき違い
電気を点けない室内で瑛里華は傍らにいる男子生徒となにやら秘密の会話を。
彼の言うたぬきの意味は直ぐに判明する。
ちなみにクリスティーナとかなではまだ出会っていない。（謎
⑪お茶
孝平はまだ入寮したばかり。
荷物の到着が運送会社の手違いで届いてなかった。
この１件で孝平と司はより友人らしくなっていく。
その影に司の怖さが功を奏していたエピソードはゲームにて。
そんな不憫な孝平の事はつゆ知らず、かなでは陽菜と女子を交えてお茶会の真っ最中。
⑫アイキャッチ
このアイキャッチを見ると「乃木坂春香の秘密」を思い出すｗ
⑬悠木姉妹と昼食
会話に現われなかったが、孝平、かなで、陽菜の３人の好みがしっかりと描かれていました。
孝平＝紅しょうが抜きのやきそば
かなで＝鍋料理（真夏でも鍋）
陽菜＝味噌ラーメン
あの「しゃけチップス」は鍋好きのかなでが鍋の具でもあるしゃけが好きだから？
ちなみに上から3コマ目の陽菜に「乃木坂春香」の雰囲気があったｗ
⑬オリエンテーリング
「新敷地」「本敷地」とわかれて呼ばれている学院敷地。
迷ってもおかしくない広大な敷地を案内する為、かなではお手製の108スポットガイドを孝平に渡す。
デジカメで撮影しながら敷地を廻って行くオリエンテーリング形式。
これならすぐに覚えられそう。
⑭ローレルリングと東儀白
途中で兎を追いかける女子生徒と出くわした孝平。
彼女の名は東儀白。
ローレルリングという委員に所属している彼女と雪丸と呼ばれる白兎の関係。
このやり取りは今後も見られる。
何故雪丸は逃げるのか・・・。
それは雪丸のみぞ知る。
そしてローレルリングを仕切る責任者であるシスター天池（本名：天池志津子）。
かなでと会った時が待ち遠しいが、実際にフライパンでマジ殴りのシーンが出るかは微妙な線。
⑮伏魔殿
白に監督生室まで案内して貰う孝平。
白と和んでいた所に白の兄、東儀征一郎が現われた。
妹の白のこととなると鬼気迫るような表情をチラリ。
白に帰る様促した所に気持ち悪いほど優しいあのたぬきな男子生徒が伏魔殿から現われる。
その生徒の名は千堂伊織。
千堂瑛里華の兄で生徒会会長。
そして監督生室にはあの瑛里華が職務についていた・・・。
瑛里華に孝平を会わせる伊織の悪戯劇に瑛里華はただただ怒る。
⑯突撃！襲撃！返り討ち！
監督生室でバツの悪い会い方をされた瑛里華。
２人のお膳立てに失敗した？伊織は瑛里華の独りっきりの入浴を見計らって孝平を罠にはめた。
大きい＝でっかい風呂場＝瑛里華のおっぱいがでかいと解釈したかどうかはわからないが、女風呂に闖入した孝平をただで帰す瑛里華ではない。
突撃副会長の勇猛果敢さが発揮し、孝平はあっさり平手打ちで返り討ちにされる。
⑰大騒動の後
あの事件では一瞬で学園の爪弾きになる・・・と思った孝平。
だが伊織が影で動いていたと知るや、大騒動になるどころか、妙に理解されてしまった。
代償は『風紀シール』1枚のみ？
（風紀シールが昔流行った呑み過ぎシールを彷彿させるｗ）
考えてみたら一番の被害者は副会長（瑛里華）じゃないかと、誰かが被害を被る悪戯なんて笑えないと真剣に打ち明ける孝平。
自分の立場よりも瑛里華の立場を心配する孝平を遠巻きで眺めていたのは通りかかった瑛里華だった。
支倉孝平という人物像を垣間見た瑛里華はこれまでの行動を顧みようと、そっと孝平達のいるリビングから離れる。
孝平の事を信じてくれる悠木姉妹の存在がとても頼もしい。
⑱待ってるから
孝平のことを見直した瑛里華だが、やはり直接顔を会わせるのはまだ怖いらしい。
すれ違いざまに瑛里華は孝平に「夕方５時にほさかけやきの木に来るように」とぼそり。
司曰く、樹齢100年の告白スポットである寮の外にあるほさかけやき。
その大木にもいくつかのエピソードが隠されているのはまた別の話。
⑲吸血
かなでのオリエンテーリングの残りを消化させようと礼拝堂へと現われた孝平。
そこで彼が目にした光景。
知った顔の生徒が不気味に瞳を光らせつつ女子生徒の首筋に・・・。
これは映画や小説でしかお目にかかれない「吸血鬼」。
血を吸われ、呻きにも喘ぎにも悦楽にも聞こえるほど響く女子生徒の言葉にならない声。
あの生徒＝千堂伊織は孝平に口から血を滴らせながら赤い瞳を鈍く光らせ睨み、笑う。
まるで孝平にこの光景を見せ付たいが為に・・・。
20.肩透かし
丁度その頃・・・。
と、漫画だったら絶対にそのフレーズが似合う瑛里華。
兄の伊織が２人の約束を妨害していたとは瑛里華はつゆ知らず。
瑛里華は副会長らしからぬぷんぷん顔でほさかけやきのある場所から姿を消すのだった。
きっとその周辺では地響きが起きていたに違いない。
地震計を置いておけば良かったなぞと言ってはならない。
本気で突撃されたら命なんていくつあっても足りないのだからｗ
やってみたら画像が大杉。
1話目だったので削るのが大変でもあり、削っても良かったのもあり・・・。
やはりひなちゃんの画像は削りにくかったとｗ
しかし、まだ話中には「吸血鬼」という言葉が一切出てません。
その吸血鬼については2話でそこそこ明らかになるでしょう。
2話は桐葉が登場したり、生徒会本格始動もあるだろうしと、まだ基本的なエピソードの消化でしょうか。
水泳大会は間違いなくやるでしょう。
（スク水のアニメ画があるし）
体育祭ネタだと女子はブルマ姿、文化祭ネタだときりきりのまさかのネコミミが楽しめる・・・かな？
