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アニメ『FORTUNE ARTERIAL ~赤い約束~』 第8話 「記憶」

2010年11月29日 22時33分42秒 | AUGUST 『FORTUNE ARTERIAL』



アニメ『FORTUNE ARTERIAL ~赤い約束~』 

第8話 「記憶」



瑛里華が吸血鬼の本能として人の生き血を欲している。
しかし周囲の者達はそんな瑛里華の内情もつゆ知らず・・・。
と、急展開な動きが繰り広げ始めました。
6話の謎の答えがここで判明しました。
そして5話のラストの桐葉の謎も今回と次回で判明しますね。
ゲームシナリオとしては明らかに「真・瑛里華編」のゾーンに突入したようで、そこに桐葉シナリオのクライマックスが加味されたようです。
アニメはアニメとしてのシナリオなのでどこでどう各々のシナリオをうまく繋がっているかが見もの。
今回あたりから序盤で見られた面白い場面が減るかもしれませんね。
それだけ明かされるべき真実が色々あるのですから。
後述しますが、孝平のある場面の一つが瑛里華との絆を確固たるものにするきっかけとなっています。



≪プレビュー&コメント≫


①理性と本能の狭間で


自分の中にある吸血鬼の本能が次第に大きくなってきている瑛里華。
本能の赴くままに生きることを拒む瑛里華は夢にまで現れる自分に恐怖する。
しかし瑛里華の取り巻く環境は彼女に余裕すら与えない。
吸血鬼瑛里華の孝平への絡み方がちょいエロ。


②吸血鬼出現!?


すっかり辺りが暗くなった時間に礼拝堂を出た女子生徒。
その女子生徒は月下の闇に浮かぶ黒い影を目撃してしまった。
(目撃した女子生徒がカワイイ)
翌日、その影が吸血鬼ではないかと学院中に噂が飛ぶのだった。
噂をしている生徒達は・・・と既出なので端折ります。


③伊織のボケと見回り


伊織のボケ方に冴えが無かったのは瑛里華の様子が気になるから?
吸血鬼騒ぎが生徒会の雰囲気をも飲み込んでいるのは明らか。
千堂兄妹意外で吸血鬼はいるのか?
いるといえばいるし、いないといえば・・・と珍しく歯切れが悪い。
とにかく見回りをすれば誰なのかがわかる筈と見回りを決行。
しかし白はダメ。
あのメンバーで白だけはどうしても戦力にならないのは明らか。


④バレたら終り

伊織が珍しくシビアになる。
吸血鬼は人間の前に晒されてはならぬ存在。
その訳は見せ物にされてしまうから云々とゲーム内で解説される。
根本はそこだけではないのだが。
では何故外部から来た孝平には明かしたのだろうかか?


⑤お姉ちゃん起つ


アニメの序盤ではキャラ達の服装はゲームと同じ。
しかしこうしてアニメ(漫画?)オリジナルファッションも見られるようになった。
かなでさん、無臭ニンニクというものもありますよ。


⑥伊織とシスター天池


シスター天池。
本名は天池志津子。
伊織は彼女を馴れ馴れしく志津子ちゃんと呼ぶ。
5話でおわかりのように、伊織は瑛里華と違い吸血鬼の人生がとても長い。
もしシスター、および彼女の親が修智館にいたとしたら?
そんなシスターが吸血鬼騒ぎが終息するまで夜の外出を禁じると告げる。
伊織はシスターの前に出てはいつもの口調で立ちはだかり、見回りの制止を妨害する。


⑦友達を騙したくない

伊織のせいとはいえ、孝平に自分が吸血鬼であることを明かした瑛里華。
記憶を消す行為は人を騙す行為にも等しい。
人を騙したくない理念があったからこそ3話の終盤で孝平の記憶を消す事に悔しさを抱いたことになる。
過去に一度、孝平にも瑛里華にも近しい1人の人物に対して、瑛里華はその騙しをしていたのだった。
その行為が今の瑛里華の行動理念に結びついている。
そんな瑛里華を他所に、とうとう噂の吸血鬼らしき者が姿を表した。


⑧吸血鬼は生徒?




逃げる吸血鬼を追いかける瑛里華は建物の屋根で対峙する。
揺れる影は黒いマント。
風になびいたマントは学院女子生徒のスカートと脚をあらわにする。
そして正体を明かすように頭部を覆っていたマントのフードが開かれた。
その姿は生徒会の誰もが知っているあの人物。
なぜ彼女が?
瑛里華を始め、一同は絶句を覚える。
ちなみに制服が冬服だったら黒タイツの脚だけで正体が割れていたに違いない。


⑨アイキャッチ

アイキャッチの作画は毎回力が入っておりとても見ごたえ十分!
上手く使えばPCのデスクトップ壁紙にも早変り。


⑩吸血鬼、紅瀬桐葉??

あのフリーズドライな紅瀬桐葉が吸血鬼だった!?
桐葉は「主」に出てきて欲しいからこうして騒ぎを起こしていると目的をあっさり明かしてしまう。
そして瑛里華達に向かって「主」ではないわねとぼそり。
それを聞いた伊織は桐葉に向かって「眷属」というキーワードを口にする。


⑪物音に気付いた陽菜




桐葉と瑛里華が対峙した場所から陽菜の部屋が間近だったらしく、陽菜は逃走劇を繰り広げる桐葉と瑛里華の立てる物音に気付いてしまった。
かなでがあれだけ騒いでいた吸血鬼騒ぎが近くで起きている?
まさかお姉ちゃんが夜に1人で出て行ったとか?
かなでを心配する陽菜は直感的にそのまま寮の外に出てしまうのだった。


⑫不敵の桐葉


桐葉と瑛里華の人智を超えた追いかけっこは続く。
瞳が真紅に変色する吸血鬼モード手前の状態で追いかけている瑛里華。
しかし桐葉に中々追いつず、自分の動きを運動不足と評する。
(2話で雪丸を救う際に見せた変化は急を要する瞬間的なシーンだったから?)
吸血鬼としての本気を中々出さない瑛里華に桐葉は不敵にニヤリと挑発する。
そしてついに瑛里華は吸血鬼モードを開放するが・・・。


⑬フラッシュバック



外の様子を見に来た陽菜の目の前に突然現れた真紅の瞳二つ。
そのショックが幼い自分が見たあの子の瞳の色を一瞬だけ思い起こさせる。
あの時、仲良く一緒に遊んだあの子・・・。
「えりちゃん」
そう言い残し、陽菜はショックで気を失う。


⑭主はいずこ

桐葉の主は現れない。
この敷地に主がいると確信しているのかどうかは次回で明らかに?
その行動は次回予告の桐葉の語り部に全てが詰まっている。


⑮見られたからには


たとえ仲の良い同級生とはいえ、人間に吸血鬼の存在を知られてしまっては、些細な糸口をきっかけに世間に存在が広まってしまい生活出来なくなる。
吸血鬼は身体能力が高く寿命が無いとしても、人間の追っ手からは逃れられない。
寿命が無くとも、意図的に命を殺がれれば滅びもする。
セオリー通りに瑛里華は陽菜の記憶を消さなければならない。
孝平には存在を明かしたのにも関わらず陽菜は消さねばならない。
その矛盾と理不尽に孝平は当然怒る。


⑯陽菜の人生を変えた瑛里華



陽菜が失った1年間の記憶。
その記憶には6年前、瑛里華と陽菜の楽しい記憶が収まっていた。
えりちゃん、はるなちゃん・・・。
出会ってから丁度1年が過ぎようとした時にあの事故が起きてしまった。
陽菜が助かるなら・・・。
吸血鬼の存在を晒すことは一般の人間に対してしてはならない門外不出事項。
そのように教えられていた当時の瑛里華はすぐに陽菜の記憶を消した。
教えられた事は絶対である子供心の瑛里華は、葛藤にさほど苛まれることもなかったのだろう。
その記憶の中にはかなでと共に遊んだ孝平との思い出も含まれていた。
瑛里華の存在が孝平の人生に間接的に関わっていた。


⑰開きかけた扉

瑛里華曰く、陽菜の消えた記憶は完全に戻った訳ではないらしい。
再び記憶を消すことで先程の出来事も無かったことに出来る。
吸血鬼の能力、記憶を消すという行為は削除ではなく、包み込んで奥に固く押し込める(要は封印)ようなもの。


⑱ありがとう、えりちゃん



瑛里華が記憶を消そう(=封印)と陽菜の額に手をあてようとする。
真紅に染まる瑛里華の瞳。
そんな不気味ともいえる瑛里華に、陽菜は事故から救ってくれたのが瑛里華であった事を思い出し、ありがとうと囁いて笑うのだった。
そんな陽菜が吸血鬼の存在を故意に広めたりなんかしない。
孝平がいくら叫ぼうとも、瑛里華は陽菜の記憶を・・・。


⑲懐かしい響き




孝ちゃん・・・?
えりちゃん・・・?
記憶を消された陽菜が決して口にしない呼び名。
記憶を消すことも甦らせることも出来るのが吸血鬼の能力。
失った1年間の記憶が、瑛里華と遊んだ思い出が、孝平と遊んだ記憶が、今の陽菜にはしっかりと自覚出来る。
瑛里華が出した答え。
それは孝平と同じように吸血鬼の存在を陽菜に明かす事。


⑳陽菜だからこそ

もう友達を騙したくない。
孝平に漏らしたその一言を実行に移した瑛里華。
また記憶を封印すれば2度も陽菜を騙した事になる。
そんなのはもうしたくないし、陽菜なら孝平と同様に信じられる。
あの時一緒に遊んだ陽菜に会いたい。
瑛里華が知る本当の陽菜が戻って来た。
それは孝平にとっても良い答えであったのは言うまでもない。


21.伽耶さま

霞か香のような世俗離れした和室。
そこに征一郎が傅いては「伽耶さま」と。
吸血鬼騒ぎと伽耶さまへの報告。
いよいよ「伽耶」の動く時が来た。




『あとがき』
今回はツッコミ所が序盤しかなかったのでストーリーの展開を淡々とプレビューするのが主体に終わってしまいました。
放送日のスケジュール上、1クールで終了するとなれば12話で最終回でしょうか。
(順当に行けば12/24が12話。大晦日の深夜(年明け)に13話はまず無い)
残り4話で桐葉の眷属内訳や伽耶と伊織の対立、瑛里華と孝平が結ばれて終りという感じでしょう。
(そうは問屋が卸さない的な展開も少し望んでますが)
⑲にある、昔かなでにいかだから千年泉に落とされた孝平。
これがラストに向けて非常に重要なシーンとなります。
泉に落ちれば少しは水を飲んでしまう。
それが瑛里華と孝平を結びつける要因となっているのです。
千年泉と吸血鬼は切っても切れない深い繋がりがあり、普段一般人は出入り(遊泳)禁止にされている筈ですが、そこはかなでさんですから。(笑

それにしても陽菜の作画(特に後半)は素晴らしかった。
ゲームにはゲームとしての陽菜の魅力が、アニメにはアニメとしての陽菜の魅力が満載です。
話数やパートによってムラはありましたが、製作スタッフの選定は当たりだったようです。
ここまで来ると、八月作品キャラの新規ゲストは殆ど望めないかもしれませんが。

ちなみに記憶が戻った陽菜と瑛里華が寄り添ったシーンを見ては・・・。
「私たちに神のご加護がありますように」という某美少女怪盗とシスターの台詞を思い出さずにはいられませんでした。(笑


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