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アニメ『FORTUNE ARTERIAL ~赤い約束~』 第9話 「眷属」

2010年12月07日 23時26分37秒 | AUGUST 『FORTUNE ARTERIAL』



アニメ『FORTUNE ARTERIAL ~赤い約束~』 

第9話 「眷属」


「あの人」の登場で作品のメインテーマである吸血鬼と眷属の関係がハッキリしました。
ここまで来るといよいよオーラス近しですねぇ。
ゲームシナリオ的にはノーマル瑛里華ルート、真・瑛里華ルートをベースに桐葉ルートを少し織り交ぜていた感じです。
どうも現時点で本当の桐葉というものを引き出せていないようです。
(文化祭があるので『ロシアンたこ焼き紅瀬仕様』は見られるかも?)
さて、孝平は瑛里華の眷属になるのか?
瑛里華が眷属を作らない他の方法を見つけて人として振舞って行けるのか?
今までの流れから来れば後者の方かなと感じていますが。
アニメで初めてFAという作品に触れて、その雰囲気でFAラジオを初めて聴こうものなら、とてつもない違和感を感じる事間違いなし!ですね。
本編のあの人とそうでない場合のあの人はとても雰囲気が違ってますから。



≪プレビュー&コメント≫


①目覚め



この不可解な目覚めの意味はおわかりの通り、眷族の特徴である『強制睡眠』。
「サボりが多い紅瀬桐葉=強制睡眠を生徒達に晒したくない為の退避行為」
という真実。
夏服姿Ver桐葉の寝姿はもうムッシュムラムラとしか言い様がありません。(←殴
黒猫の正体は・・・。
これはまだアニメとしてはまだ謎でしょう。
あの人の使いなんですが。


②輸血パック


人の生き血を吸わなくとも輸血用血液があれば十分。
吸血鬼として避けては通れない部分をフォローする。
瑛里華の場合は部屋で輸血パックを摂取してたのですね。
実はこうしていられるのも「あの人」のお陰。
ノーブラにYシャツ、パンティ1枚というエレガントさから離れたエロ瑛里華は中々レア。
今回2回目のムッシュムラムラ。(←殴


③妹の大恩人



過去の清算から妹の陽菜を溺愛するかなで。
その妹が事故から救ってくれたのが瑛里華なのだから、瑛里華が人ならざる存在だろうと関係ない。
瑛里華が吸血鬼だったから陽菜が助かったのだし、今まで見てきた千堂瑛里華が吸血鬼だとしても関係が覆るとは有り得ない。
要は陽菜が信じた仲良しえりちゃんなんだから、妹の信じる相手は姉も信じられるのです。
ちなみに登校シーンでは、はにはにの久住直樹とバイナリィ・ポットの吉野佳澄らしき生徒が・・・。




④長い眠り


しばらくの間欠席した桐葉が復学。
孝平たちが声をかけようとも、桐葉が眷属と知った伊織と征一郎が接触を試みようとも、反応は相変わらずのフリーズドライ。
その性格から自ら歩み寄る(主探しの協力も申し出る)のが苦手なだけなのでしょう。


⑤桐葉の主はあの人としか


この珠津島に存在する吸血鬼は瑛里華、伊織、2人があの人と呼ぶ3人。
消去法で浮かぶ桐葉の主。
場合が場合であるが為、千堂家と縁が深い東儀家の者である白でさえ、寄せ付けてはならない問題らしい。
征一郎があの人を白に近づけさせたくない理由がアニメでも描かれるのでしょうか?


⑥文化祭

半ば強引に孝平と瑛里華が文化祭実行委員に任命される。
伊織が孝平と瑛里華を2人にさせたがっている訳がもう見えてきてます。
瑛里華が(眷属のことで)悩みを抱えているのを見かねた孝平は瑛里華をフォローするが、司には無理しているようにしか見えなかった。
友人として気付く些細な違和感。
この有り難味こそ孝平が一番欲しかったものなのでしょう。


⑦逢わせたい人


桐葉が木陰で読書をしてもきっと心ここにあらず。
確か好きな作家は谷崎潤一郎だったかと。
そこに現れたのが征一郎。
逢わせたい人がいると。
いよいよ桐葉にとってその時が迫った。


⑧アイキャッチ


今まで2回ほどチラ見せした伽耶。
本格的な登場の前にアイキャッチに出てしまった。
母娘の行く末はいかに?


⑨かなでの予告ネコポーズ

このネコ的ポージング。
ラストにあの人をとてもカワイイあだ名で呼ぶ予告だったりして?
瑛里華と孝平を買い物に出させたのはわざと?


⑩人が踏み入れてはならない領域

まだ孝平と瑛里華の間は友情らしきものでしか繋がっていない。
となれば孝平がシークレット事項である吸血鬼と眷属の間柄についてを瑛里華に対して訊くのは向こう見ずに等しい。
でも孝平は瑛里華に眷属について訊いた。
瑛里華が嫌がる質問なのはわかっていても。
もうこの時点で心の奥底は心に決めていたのかも。


⑪眷属とは

眷属とは人間に吸血鬼の血を飲ませることによって主従契約をかわすもの。
主の命令は絶対で逆らうことが出来ず、急に強烈な催眠状態に陥る。
身体能力と寿命の無さは吸血鬼とほぼ変らないという。
そんな眷属が紅瀬桐葉だった。
前回の征一郎の報告で桐葉が呼び出されたというのが自然。
ちなみに桐葉が吸血鬼騒ぎを起こしたのは真・瑛里華ルート内にての出来事。


⑫対面



主を探し続けた眷属、桐葉。
伊織でもなく瑛里華でもない吸血鬼と桐葉は対面した。
目の前には奥座敷に御簾越に座る着物姿をした金髪の少女。
(しらじらしいけど)
探した主らしき人物が目の前に。
主従関係であるからにして、きっと桐葉は傅くだろう・・・。
とその時!
―パァン!!
これまで大人しかった桐葉はパルスが送り込まれたように急に立ち上がり、目の前の金髪の女の子(しらじらしい)に平手打ちを食らわすではないか。


⑬母さま

ここでようやく「あの方」の正体のベールが脱ぎました。
名は『千堂伽耶』


⑭桐葉大激怒の訳




アニメ仕様の伽耶はさらに子供っぽい雰囲気。
これではまるで桐葉ママに折檻されている生意気伽耶ちゃんという構図。
それはさておき・・・。
桐葉は平手打ちした伽耶に罵詈雑言を浴びせたのですが、キーワードはズバリ鬼ごっこ。
超ネタバレですが、鬼ごっことは寿命が無い吸血鬼である伽耶の壮大な暇つぶし。
瑛里華の解説どおり、眷属は主である吸血鬼の命令に逆らえない。
伽耶は桐葉にある命令(プログラム)を施していた訳で、その命令とは主を探し出す事。
主に対する記憶を消し、何日も何ヶ月も何年も何十年も主を探させる。
今の桐葉が修智館にいるのは何となく感じる主の気配を頼りに探してきた結果。
ゴールである主の顔を見るとスイッチが入ったかのように主を認識し、本来の桐葉となる。
「今回は」という伽耶の台詞からも、同じことを繰り返していたのが明白。
その行為が桐葉を伽耶に向かって『性根が腐った』と言わしめたと。


⑮命令は絶対


自分の命を絶てと命令すればその通りにする。
それが眷属。
たとえどんなに酷い目に遭わされようとも、精神が強くても決して抗えない。
桐葉ルート時はその命令に抗って孝平と結ばれたのですが、それはまた別の話。


⑯伽耶と桐葉


眷属になるからには、なる側にも事前にそうなる覚悟があった。
では何故桐葉は伽耶の血を飲んで眷族となったのか?
2人とも寿命がないということは長い時間を生きながらえている証。
2人の関係と経緯は近々ハッキリすることでしょう。


⑰出来損ない



伽耶は瑛里華を、娘を出来損ないと吐き捨てる。
吸血鬼でありながら眷属を作ることを拒み、常に人でありたいと思う瑛里華を伽耶は奇異の目で見続けていた。
そこには母の目は全く無い。
幼い頃から暗い屋敷の中で軟禁生活を強いられていた瑛里華。
(陽菜と遊んで事故に遭って以降か?)
今、こうして修智館学院にいられるのは眷属を作ることを前提としての条件付。
眷属を作らないと屋敷に戻され、再び軟禁生活に戻ってしまう。


⑱孝平の気持ち


だったら俺が眷属になると告白した孝平。
瑛里華への同情と友情が混同した発言なのかもしれない。
孝平は当然、眷属とはどういうものかは全て理解しきれていない。
本来、眷属とは吸血鬼が血の補給に困らない為の食糧タンクのようなもの。
人ならざる者となり、主である吸血鬼に永遠に束縛される。
それを良く知るのが瑛里華で、彼女は孝平をそのような目に遭わせるのは絶対にさせたくないと強く思っている。
瑛里華の同様ぶりから、心の奥底では孝平なら眷属にしても良いと思い始めてもいるようだが・・・。
『眷属は作らない』
人として生きたい気持ちが強い瑛里華は眷属を作らずに生きる方法を模索する決意を固める。


⑲大切な人


大切な人の血が欲しいのも吸血鬼。
大切な人だから血を欲しないのも吸血鬼。
修智館学院を卒業しては年数が経っては再び修智館学院に入学してくる。
伊織はそんな吸血鬼人生を送っており、志津子と被った女性の面影は、伊織が昔、この学院で共に過ごした女子生徒。
彼女は天池志津子の母。
好きになった大切な人だから眷属にしたかった。
しかし好きになったから、大切な人だから眷属にしなかった。
いつもおちゃらけ生徒な伊織にも過去にそんな苦悩があった。
彼女を眷属にしなかったから今のシスター天池志津子が存在する。
伊織が志津子ちゃんと呼ぶのは志津子の母と同級生だったからこそ、同級生の娘が可愛く見えるのです。
なら伊織には眷属はいないのか?
それはラストでのお楽しみ。
(一部のピンポイント対象者向けとして)


⑳乙女心は届かない

孝平と瑛里華はまだ想い合う(愛し合う)間柄に至ってないことをお忘れなきよう。
瑛里華が孝平を『孝平』と呼ぶのはそう遠くない。


21.心(人間)と身体(吸血鬼)の抗争

眷属は作らない。
いくら精神的に追い詰めても身体は血を求めている。
血が欲しい・・・、支倉孝平の血が欲しい・・・。
吸血鬼の血が孝平を眷属にさせたがっている。
瑛里華の人としての人格と吸血鬼としての衝動が真っ向からぶつかり合う。
もし吸血鬼の衝動に支配されたら孝平は即座に眷属となることでしょう。
孝平自身が眷属になっても構わないと言っただけに、瑛里華の苦しみは想像を絶する。


22.また始まるのか

こうして主のもとに戻った桐葉。
また桐葉の記憶を操作しては長い刻の鬼ごっこが始まってしまうのだろうか。
それは伽耶の気まぐれのままに。




『あとがき』
瑛里華と孝平がいつ恋仲になるのか?
ノーマル瑛里華ルート時と真・瑛里華ルート時では、後者の方が恋仲に発展するのが遅めでした。
おそらく最終話手前の11話あたりじゃないかなと。
そろそろ東儀家と千堂家の関係も明かしてくれないと、桐葉と伽耶と伽耶の父、千年泉の関係も明らかになりませんから。
伽耶と桐葉の関係ですが、平手打ちするほどの険悪な関係に見えますが、蓋を開けると・・・。
ストーリーに大事な部分はしっかりアニメで描いて貰いたいものです。


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