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アニメ『FORTUNE ARTERIAL ~赤い約束~』 第6話 「手紙」

2010年11月14日 23時14分01秒 | AUGUST 『FORTUNE ARTERIAL』



アニメ『FORTUNE ARTERIAL ~赤い約束~』 

第6話 「手紙」


今回は孝平と悠木姉妹の思いとそれぞれの気持ちを描いた内容。
陽菜シナリオをベースにかなでルートを加味した流れになっております。
しかしながら、最後は3人でこれから良い思い出を作りましょうねという形で締められています。
やはりアニメとしての宿命的な脚本でした。
前話の記事でコメント返しをしましたが、アニメFA赤に際しては、1人のヒロインと結ばれる結果になることが濃厚になった様相を見せています。
後程書きますが、孝平と陽菜の相合傘と結末(3人で良い思い出作ろう)が矛盾してるように見えます。
ゲームのエピソードをそのまま持ってくるとこういう事も起きかねますが、そこはゲーム原作のアニメ化の宿命でしょう。
ヨスガノソラ(Hシーンをギリギリの線でアニメにする仕様は天晴れ!)やアマガミSS(何気にフェチ的なものがw)のようにヒロイン個別に脚本が作られているケースもあるので、そこはスタッフの裁量次第ということで。

ちなみに今回は八月作品キャラのゲストは無かったようです。
核心を突く内容だったので、水を差さないようにしたのかも。
ちょっと寂しいけど、そこはバランスが肝心。



≪プレビュー&コメント≫


①ホサカケヤキ

アニメでは幼い頃の悠木姉妹と孝平がよく登場します。
これもアニメならでは(漫画版もあったとか?)の楽しみでしょう。
かなでとこのホサカケヤキはゲームシナリオでは奥深く描かれています。


②美化委員会


陽菜が学院の美化委員会に所属しているのはゲームでもおなじみ。

さすがにポスターの絵柄までは同じではありませんが。
この振り向きひなちゃん、眺めているだけでご飯が進むw


③なんで謝るの?


4話の時と同様に、孝平が陽菜の思い出話を持ち出すとぎこちない雰囲気が。
孝平が謝るのは後述される事情が原因。
再会はしてもどこか余所余所しさが感じられたのもそのせい。
そんな2人の事情をよく知らないかなでにとっては、傍から眺めればお似合いの2人。
それにはかなでなりの思いが。


④渡り鳥あとを濁さず・・・とまでは行かない


立つ鳥あとを濁さずとは謂いますが、陽菜(とかなで)だけは違っていた。
あの時に別れてからも手紙を交換し合った孝平と陽菜。
孝平にとって、渡り鳥人生の中で唯一のつながりを持てた。
当時の陽菜にとって、孝平は数少ない友達。
つながりたいと強く思う陽菜の気持ちが手紙を通じて遠く離れた孝平をつなぎとめていた。


⑤かなでの目


孝平にとって陽菜といえば手紙。
その手紙を部屋で読み返していた孝平を狙う影。
最近のお茶会がまともだったのか、孝平はベランダからの来襲に対して警戒を怠っていたようだ。
かなでには孝平の陽菜フラグが鉄板であると確信。
話が逸れますが、手紙と言えば、孝平が小学校から転校する際に“転校生に押し付けられた悪事”のエピソードもあった筈。


⑥事故

ここでようやく陽菜が昔、事故に遭っていた事実が判明しました。
事故までの経緯と、遭ってからの経緯(悠木姉妹の確執)までも明らかに。
ちょこっと出た黒猫がとても重要な鍵を握っています。


⑦かなで名物


これぞ名物『野良かなで』

ゲームでもこんな感じでバレてます。
セーラー服の後ろ襟をひょいと掴まれたかなで。
その小ささでベランダをうろうろしてたと来りゃどう見ても野良ですねw


⑧逃げるお姉ちゃん

孝平が修智館に来てからというもの、陽菜には姉の様子が変って行く様に気付いていた。
その裏には孝平が絡んでいるのは間違いない。
孝平に悟られぬよう、陽菜も結局逃げるように去っていった。


⑨セッティング



何でこうなっちゃうの・・・。
孝平と2人でいる雰囲気を大事にしたい。
それは姉妹が互いに同じ思いを抱いていたばかりに起きた結果。
その思いを臆面も無く表層化したのはかなで。
“ひなちゃんの為ならたとええ火の中水の中”宣言。
姉は妹を幸せにする責務があるを体現したかなでに陽菜の心の中は姉に対する不満が湧き上がるのだった。
陽菜の赤面を見ているだけでは照れているようにしか見えませんが。


⑩問答無用の風紀シール

これぞ空気嫁
へーじって意外とかなでさんに可愛がられていたりする。
寮長として後輩としてでしょうけど。


⑪美化委員会制服発表 その1

伊織が孝平抜きで勝手に進めた美化委員会制服選び。
ゲームでは白ちゃんがその制服に身を包んだシーンは無かったのです。
CS版だとありそうな気が?
とにもかくにも、このしろしろには
キタァ~~~~♪というフレーズしか思い浮かばない。
熊をも仕留める一撃“キタ”が彼女にはあるから見逃せませんw
瑛里華や陽菜と同じ制服なのになぜかゴスロリチックに見えるのが不思議。


⑫美化委員会制服発表 その2

一方、こちらの千堂瑛里華の美化委員会制服姿は・・・。
と初代トランスフォーマーのナレーションを入れてしまいそうな雰囲気。
(パンティ&ストッキングでトランスフォーマーパロやってたからうつってしまった)
恥ずかしがっていた割にはエレガントに登場w
これも生徒会魂なんでしょう。


⑬この扱いは??

ひなちゃんのハァハァにハァハァしそうになった。(←殴
白や瑛里華の登場とは違い、陽菜の登場だけ足元アングルからのアップが無かったのは何故と問いたい。
この制服は美化委員会に所属する陽菜が本来着るもの。

これぐらいはあっても良かったんじゃない?


⑭ここまで来ると


生徒達の面前で孝平と陽菜のツーショット写真を撮らせようとプロデュースするかなで。
あの征一郎が何も言わずに写真を撮ろうとするリアクションはかなでの偉大さ(厄介さともいう)から。
かなでの押し付けがましさがここまでエスカレートするといつも明るく温和な陽菜でさえ・・・。


⑮1年間の記憶喪失


生徒達の前にも関わらず取り乱した陽菜。
それだけかなでに対して不満を抱えていたのだが、今に始まった事ではなかったのが後に判明する。
姉妹喧嘩が始まって気まずい空気が流れる。
瑛里華なら(伊織や白も)真っ先に2人を仲裁する筈なのに何故かこの表情。
瑛里華だけでなく、伊織と征一郎も押し黙ったまま。
事故と1年間限定の記憶喪失。
記憶というキーワード。
陽菜の人生にあの一族が関わっていたとしか思えませんね。
真実が明かされた時、陽菜はあるヒロインに対していつもと違う呼び方をする筈です。
このシーンの真実を近々描いてくれる事を願う。


⑯アイキャッチ


陽菜がアイキャッチに登場したのはこれが初めて。
ちなみにかなでは2回目。


⑰まだ険悪


俺と陽菜はそんなんじゃない。
恋愛の好きという感情は持ち合わせていないことが判った。
(その結果に寂しさを覚えた)
孝平に会いに来た陽菜だが、そこにかなでがいるだけで避けてしまう。
かなでの信念はおかしい。
いつかは言わなきゃと思っていた。
陽菜はかなでに対して怒ったことに後悔はしていない。
しかし陽菜の姉に対する気持ちはまだ全て出し切っていない。
仲直りのきっかけは渦中の孝平次第。


⑱幼少の悠木陽菜


孝平がまだ悠木姉妹と出会う前、陽菜は病弱だったという。
その為、かなでは母親から姉として妹の面倒を診るように言い聞かされていた。
そして陽菜が事故に遭い、記憶が1年分失ってからというもの、今のように溺愛するようになった。
自分のことより陽菜の幸せが優先すべき。
何がそこまでかなでを駆り立てるのか。
事故はかなでが原因ではないが、かなでの行動理念が陽菜に拒否された。
元気の塊であるかなでも陽菜と喧嘩となれば沈滞せずにはいられない。


⑲陽菜の気持ちを確かめよう


陽菜の買い物に付き合った孝平。
あれだけ怒った陽菜から、かなでに対して何を思っているのかを聞きたい。
かなでの思いを知った孝平だけにそれは急務だったと。
そして陽菜の口からは、かなでが孝平の事を好きだと告白。
しかし孝平はかなでに対しても恋愛という感情は持ち合わせていなかったようだ。
(悠木姉妹とは孝平にとって大事な友人ということ)
互いの幸せを願う陽菜とかなでの思いは真っ向からぶつかっていたことが判った。


⑳相合傘の真意

孝平と陽菜が付き合っていたからこそ用意されていたこのイベントCG。
これを⑲で再現した訳ですが、付き合ってないのに相合傘というのはちょっと矛盾を感じます。
アニメでは急な雨だったので傘を用意していた陽菜と一緒の傘に入ったというシチュエーションでしょう。
幼馴染に近い関係だったことから今更遠慮するほどでもないでしょという感じか。


21.直接思いを打ち明けるんだ



孝平は姉妹の仲直りは直接思いをぶつけ合うしかないと思った。
陽菜の言う事は喧嘩した時と変らない。
そして自分とは対照に元気だった姉が恨めしいと。
そんな気持ちがあったから病弱を克服しても1人で事故に遭ったんだと。
そしてかなでも陽菜に呼応するように母親を看病に取られ、愛情を注がれた陽菜が疎ましかったと明かす。
看病とは名ばかりに母親の言いつけもろくに守れなかった。
そんなことをしてたから陽菜が1人で事故に遭ったのだと。
だからこれからは陽菜を幸せにする為に何でもするのだと。
実は仮面だった仲良し姉妹。
これまで相手に迷惑をかけたからその分幸せになって欲しい。
2人の気持ちは同じだった。


22.これからは本当の仲良し姉妹


結局は思う気持ちは同じで相手を気遣っていた姉妹。
そう来れば後は仲直りが待っているだけ。
そして孝平は陽菜からの手紙の一つをかなでに見せた。
事故で途切れてしまった文通。
その後、記憶を失くしたにも関わらず陽菜が手紙を送っていた事実を明かす。
これからの思い出を大切にして行こうという文面。
当時の陽菜が今の孝平のように前向きに人生を歩もうと模索していたことをかなでは知る。



23.この約束は何色?



大事なのはこれから。
そしてそこにあるホサカケヤキがある願いを叶えてくれていた。
それは孝平と悠木姉妹が再びこの珠津島で再会する事。
冒頭ではかなでだけの願いに見えたホサカケヤキへの願掛け。
実はかなでの隣には陽菜と孝平の姿があった。
陽菜が覚えていたということは、願掛けは事故で失った記憶の範囲外ともいえる。
あれから成長した3人は再び願掛けをする。
これから沢山の思い出が作れますようにと。


24.殺到


そんな3人のムードを他所に、監督生棟に多くの女子生徒が殺到。
あの制服=メイド服がカワイイから是非美化委員会に入会させて欲しい。
伊織、してやったりと美化委員会の制服に効果アリと自画自賛。
これでローレルリングも助けて欲しいところだが、この手の制服(=コスプレ)ではマルちゃんは怒るだろうきっと。




ゲームでの陽菜ルート・かなでルートでは孝平と恋仲になるまで、姉妹それぞれに対して遠慮していた節がありました。
それが今回、恋仲成立抜きで語られたのですが、姉妹共々孝平が好きであるのには変りありません。
姉妹共々同じ気持ちだろう。
それは姉妹だからこそ、互いを思っているからこそわかる訳です。
今回で悠木姉妹についてはだいぶ語られたようなので、次回以降はサブキャラ的な存在(傍観者的)になって行くかもしれません。
しかし陽菜の失った1年間の記憶は後々大きな意味を成す筈です。
1人で事故に遭った。
確かにその時、陽菜はかなでと一緒ではなかった。
だから1人で事故に遭ったと言っているのです。
その現場にかなでではない誰かがいようといまいと。


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