日々のことや思い出などを書きます。
個人的な覚え書き、日記のようなブログです。
先日
息子に会った時、
6月に
カヤックキャンプに行く予定で
ヘッドランプが必要なので
これから買いに行こうと思う、と話した。
1時間くらいおしゃべりをして
別れ際に
彼は財布から
サッとお札を出して
折りたたみ、
「これでヘッドランプを買って。
ちゃんと納得する物を買いなさいよ」と
私に渡してくれた。
私はお言葉に甘えて
良いヘッドランプを購入した。
彼は
たしか私の息子のはずなのに
なんだかお父さんみたいな感じだった。
ヘッドランプは
本当に便利。
今までかぼそい光の懐中電灯を使っていたので
夜の闇に
ヘッドランプの明るさは
本当にありがたく。
裏庭でテント泊の練習として
イノシシではない、
もちろんヒグマでもない、
そんなことを考えていると
テントの底の端が少し
持ち上がった。
ひょっとしたらヘビ?
テントをわざわざ訪問するヘビは
いないはず。
「ミーシャ?」と声をかけてみた。
返事はない。
でも
たぶんミーシャだな、と思って
テントの入り口のファスナーを
開けると
ミーシャがキチンとした姿勢で
座っていた。
どうして彼女は返事をしないのかな。
一言「ニャア」と言ってくれれば
良いのに。
それで
ミーシャと一緒に
寝袋で寝た。
彼女はもうおばあさん。
軽くなった。
それでも
心臓の上に寝られると
苦しいので
ちょっとずれてもらった。
明け方、
彼女はトイレにでも行きたいのか、
寝袋から出て
入り口の前に座っている。
一言言ってくれれば良いと思うけど
彼女は無口。
テントを片付けてから
今朝は蕗を採った。
今シーズン3回目。
そうしたら
まるでレースみたいな
切り紙みたいな
蕗の葉を見つけた。
こんな風に
模様が作れたらいいな、と
思った。