「ヤラセ」シンポジウムに関して、菅総理も、「事実だとすれば極めてゆゆしき問題であり、徹底的な事実関係の究明と厳正な対処が必要だ」とおっしゃられましたが、同じ言葉をそのまま、フクシマ事故後の政府の対応についてお返ししたいと思います。原発関連のみならず、あらゆる官民のシステムが、「ヤラセ」を基本とし、「ヤラセ」によって成立しているのであって、「ヤラセ」なしにこの世の「利」のシステムは回らないのです。ですから、「ヤラセ」云々で国内をかき回すより、背後にある敵に常に注意を払って頂きたいのです。
菅さん、この「利」のシステムの中で、原子力村だけが悪いようなイメージを作ってはいけません。自動車村も電気・電子機器村も、鉄鋼村もあります。これら全てが日本の手駒であって、世界で戦っているのです。そしてこれらは利権という動脈で繋がっており、官・民、学・産・報と全てが有機的に繋がって(癒着して)、国内での「利」のシステムを創り上げているのです。そして、その「利」を同時に世界の中でしのぎを削って戦争をしているのが現実なのです。
確かに、原子力村が税金を吸い上げ、電気料金でぼろ儲けしているのは事実であり、危険を安全と言い放って営業を続けているのも本当です。雇用と補助金で住民の多くを(原発)動員して、世論を操作しているんも事実です。そして、その流れに抗えずに、生きていかなければならない国民が殆どであることも事実です。しかし、世界に目を向ければ、もっと凄まじい殺し合いが横行しているのも事実です。
「原発戦争」では、日本は敗北したのです。そして今後の選択肢として、原子力村の利権を奪取し、(孫さんを筆頭とする)太陽光発電村を創り上げるのも一つかもしれません。ドイツ、イタリアに継い「脱原発」を掲げ、「5大国」に敵対し、日独伊3国「脱原発」同盟を作るのも良いかも知れません。ただし、未だ世界の流れは、「5大国」にあり、原発推進にあります。原発を一つの象徴として利用し、実際にそれに関するビジネスで大きな金が動いているのです。
その流れに反してでも、強大な「5大国」を敵に回してでも、この戦争を始めるというのであれば、やはりそれは無謀なことだと言わざるを得ませんし、実質的にどっぷりと足をこの世界の「利」のシステムに浸かり、そこから「利」を得ている日本が、足を洗って静かにこの世界の舞台から消える選択肢を選ぶとは思えません。勿論、私などの考えは、そうして生きていくことが、人間本来の生き方ではないかと、できないにしても、そう思うのです。
ただし、核兵器がなくなれば、或いは原発がなくなれば、それが達成されるとは思ってはいないのです。それならば同様に、車も、携帯も、太陽光発電も放棄しなければいけないと思うのです。菅さんに申し上げたいのは、原子力村だけを(できるとしての話ですが)排除して、太陽光発電村を創り上げても、世界の「利」のシステム(利権構造)が変わらない以上、今度は「原発戦争」ではなく、「太陽光発電戦争」が起こるということを知った上で、背後の敵と伍していく、その認識と覚悟はおありですか?ということなのです。
現実の日本は原発に関連するだけでも、米国、フランス、イギリス、ロシア、中国と5大国全てと密接な関係にあります。そこから本当に足抜けできるのか、正直疑問ですが、戦後日本が、被爆国でありながら原発を受け入れ、被爆者と被曝者を差別(しゃべつ)したような過ちだけは、犯してはならないと痛感するのです。それは正に、(ヒロシマのヒバクシャを踏み付けにしてきたように)フクシマの犠牲者を踏み付けにするような所業だからです。菅さん、貴方のしようとしていることは、そういうことなのです。ですから、せめて背後の敵(味方)には、くれぐれも注意を払って頂きたいのです・・・
P.S. 中国の高速列車事故への(人命軽視や情報隠蔽の)批判を聞くにつけ、それらが全て日本にも当てはまっていることに胸を刺されるようです。コメントしている方には、フクシマのことは頭にないのでしょうか?フクシマが日本の全ての現状を顕しています。少なくとも、他国を批判する資格は、私たちにはありません・・・
P.S.2 原発反対の世論を監視する為に、8,300万もの予算が組まれているそうです。新聞、雑誌等の記事は勿論、ツイッターやブログを監視しているそうです。正直、もったいないなーと感じます。少なくとも、私のような一農民を監視しても、時間の無駄ですから・・・
菅さん、この「利」のシステムの中で、原子力村だけが悪いようなイメージを作ってはいけません。自動車村も電気・電子機器村も、鉄鋼村もあります。これら全てが日本の手駒であって、世界で戦っているのです。そしてこれらは利権という動脈で繋がっており、官・民、学・産・報と全てが有機的に繋がって(癒着して)、国内での「利」のシステムを創り上げているのです。そして、その「利」を同時に世界の中でしのぎを削って戦争をしているのが現実なのです。
確かに、原子力村が税金を吸い上げ、電気料金でぼろ儲けしているのは事実であり、危険を安全と言い放って営業を続けているのも本当です。雇用と補助金で住民の多くを(原発)動員して、世論を操作しているんも事実です。そして、その流れに抗えずに、生きていかなければならない国民が殆どであることも事実です。しかし、世界に目を向ければ、もっと凄まじい殺し合いが横行しているのも事実です。
「原発戦争」では、日本は敗北したのです。そして今後の選択肢として、原子力村の利権を奪取し、(孫さんを筆頭とする)太陽光発電村を創り上げるのも一つかもしれません。ドイツ、イタリアに継い「脱原発」を掲げ、「5大国」に敵対し、日独伊3国「脱原発」同盟を作るのも良いかも知れません。ただし、未だ世界の流れは、「5大国」にあり、原発推進にあります。原発を一つの象徴として利用し、実際にそれに関するビジネスで大きな金が動いているのです。
その流れに反してでも、強大な「5大国」を敵に回してでも、この戦争を始めるというのであれば、やはりそれは無謀なことだと言わざるを得ませんし、実質的にどっぷりと足をこの世界の「利」のシステムに浸かり、そこから「利」を得ている日本が、足を洗って静かにこの世界の舞台から消える選択肢を選ぶとは思えません。勿論、私などの考えは、そうして生きていくことが、人間本来の生き方ではないかと、できないにしても、そう思うのです。
ただし、核兵器がなくなれば、或いは原発がなくなれば、それが達成されるとは思ってはいないのです。それならば同様に、車も、携帯も、太陽光発電も放棄しなければいけないと思うのです。菅さんに申し上げたいのは、原子力村だけを(できるとしての話ですが)排除して、太陽光発電村を創り上げても、世界の「利」のシステム(利権構造)が変わらない以上、今度は「原発戦争」ではなく、「太陽光発電戦争」が起こるということを知った上で、背後の敵と伍していく、その認識と覚悟はおありですか?ということなのです。
現実の日本は原発に関連するだけでも、米国、フランス、イギリス、ロシア、中国と5大国全てと密接な関係にあります。そこから本当に足抜けできるのか、正直疑問ですが、戦後日本が、被爆国でありながら原発を受け入れ、被爆者と被曝者を差別(しゃべつ)したような過ちだけは、犯してはならないと痛感するのです。それは正に、(ヒロシマのヒバクシャを踏み付けにしてきたように)フクシマの犠牲者を踏み付けにするような所業だからです。菅さん、貴方のしようとしていることは、そういうことなのです。ですから、せめて背後の敵(味方)には、くれぐれも注意を払って頂きたいのです・・・
P.S. 中国の高速列車事故への(人命軽視や情報隠蔽の)批判を聞くにつけ、それらが全て日本にも当てはまっていることに胸を刺されるようです。コメントしている方には、フクシマのことは頭にないのでしょうか?フクシマが日本の全ての現状を顕しています。少なくとも、他国を批判する資格は、私たちにはありません・・・
P.S.2 原発反対の世論を監視する為に、8,300万もの予算が組まれているそうです。新聞、雑誌等の記事は勿論、ツイッターやブログを監視しているそうです。正直、もったいないなーと感じます。少なくとも、私のような一農民を監視しても、時間の無駄ですから・・・