プルサーマル計画を憂慮する有志の会

愛媛県伊方発電所3号機におけるプルサーマル発電の問題を考える有志の会です。

緑茶の抗癌作用

2011年01月14日 | 日記
 先日NHKの「ためしてガッテン」という番組で、緑茶の効能をフィーチャーしていました。3人に1人が癌で死亡する現代、日本で一番癌死が少ない静岡県掛川市(女性1位、男性2位)の秘密を探った結果、当地の方々が非常に多く飲む緑茶(しかも深蒸茶)が、癌を予防しているとのことでした。これは、聞き取りによる「疫学調査」に「介入試験」(飲んでいない人に飲ませたり、飲んでいる人を飲ませない結果どうなるかを調査する)をプラスして出た結果で、エビデンスとして十分なものかと思います。

 本来緑茶には、渋み成分のカテキン(坑酸化作用)や旨み成分のテアニン、ビタミンCやカフェインそして食物繊維等が多く含まれていますが、緑茶の濃縮エキスのカプセルを飲む、上述の「介入試験」(しかも試験者及び被験者も、与えるカプセルが「偽薬」(プラセボ)かどうか知らないで行なう「二重盲検法」で実施)の結果、悪玉コレステロールの低下、体重の減少等の改善が得られたそうです。ビフィズス菌などの腸内善玉菌のが増加し、免疫力が上がったとのことで、坑酸化作用が強まり、癌予防にも効果があるのかと思います。

 また当地の方には、心疾患も少ない(血管年齢が五歳若い)というのも、以上のことから当然のことかと思いますが、掛川の人は朝から晩まで、それこそ1リットルも2リットルも緑茶を飲んでいるとのことです。以前、癌に対する「高濃度ビタミンC点滴」の効用について書かせて頂きましたが、これだけ飲めば、すぐに体外に排泄されてしまうビタミンCも、常に体中を駆け巡ってくれているはずで、免疫力のアップと抗癌作用が期待できるというものです。

 さらに、掛川のお茶は、βカロテン(坑酸化作用)やビタミンE、クロロフィル(腸内環境を整える)等が多いそうですが、それは、「深蒸し」といって、通常の2倍の時間蒸すことで、お茶の葉が分解され、各種の成分が沢山お茶に出ているからだそうで、通常のお茶でも熱湯を加えすり鉢で擦ることで、同様の成分を摂取できるそうです。面倒なら、出がらしのお茶っ葉を捨てずに、焼きそばでも焼き飯でも、煮物でも炊き込みご飯にでも入れて食べると、美味しく、しかも全ての成分を取り入れることができるようです。

番組では1日600mlの緑茶を飲むことを推奨されていましたが、無理のないように、緑茶を飲んで、食べてみては如何でしょうか。癌や動脈硬化になることを考えれば、こうした食事療法は簡単で副作用がなく、廉価な生活習慣病予防だと思いました。

P.S. さらに掛川市は、長寿のわりに医療コストが日本一安いそうです。医療過疎ともいえる当地ですが、緑茶のお陰で、その弊害を被らずに済んでいる、ということです。ちなみに、掛川のように少ない医療費が全国規模となると、年間約3兆円の支出カットとなるそうです。財政破綻した日本を救うために、はたまた消費増税の大合唱(与謝野さんまで取り込んで実行しようとしています)を打ち消すために、是非緑茶を飲んで、食べましょう!

P.S.2 私は年中、麦茶(動脈硬化には良いらしいです)を朝から晩まで飲んでいるのですが、今後は緑茶も食事の後には飲んでみようと思います。(ビールも止めたことですし)そこで皆さんに提案です。皆さんも緑茶を飲んで、食べる「治験」に参加しませんか?!この「緑茶飲食」治験は、誰も人体実験(モルモット)とはしませんし、データも取りません。ただ参加しようと思われた皆さんと私とで、密かにお茶を飲み、食べるというだけです。参加自由、当然無料です。ふるってご参加下さい!!!