これが、バブル崩壊以降の日本経済の「問題の本質」になります。
日本経済を通常経済に復帰させるには、簡単です。投資効率が市場利子率を上回るようにすればいいわけです。投資効率が市場利子率を上回れば、企業は積極的に投資をするようになり、利潤最大化を求めるようになるでしょう。
それでは投資効率が市場利子率を上回るようにするには、どうすればいいのか。現実的には、日本政府が継続的な財政出動を行い需要を創出し、日本銀行の金融緩和によりデフレを脱却するしかありません。(この二つは常にセットでなければなりません)
需要が拡大し、長期金利が上がってくれば、日本政府の金利負担が増えるって? 心配要りません。国債を日銀に買い取ってもらえば、日本政府は金利を支払う必要がなくなります。何しろ、日銀は日本政府の子会社ですから。
ついでに日銀の保有する国債を「永久国債」化してしまえば、日本政府は償還義務さえなくなっちゃいます。この時点で、両者のバランスシートから負債(日銀にとっては資産)をジュッ!と消してしまえばいいわけです。
財務省やらマスメディアが27年間も叫んでいた「魔物」を、上記ソリューションと比較してみてください。そのレベルの低さに、絶望感を覚えたくなった人は、わたくしだけではないでしょう。わたくしは日本という国家について絶望したことは一度もありませんが、マスメディアやそこに巣くう「自称」知識人たちのレベルの低さには、さすがに絶望感が沸き起こってくるのを留めることができないのです。
→
はやくやりなさい、FRBと米穀政府はもう既に手をつけているんだから
管ちゃんの2.7兆円以上の財政出動では駄目で、10兆円でも20兆円でもいいから早くやりなさい、日銀もグズグズしないで金融緩和を即刻、実施すべし!
【1995年武村正義元蔵相「財政危機宣言」以降の日本政府の負債 】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_24.html#Takemura
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10400102002.html さん より
この中の鳩山献金問題は、貰って便宜を図った訳ではないので無視してよし!
外国人への地方参政権付与の問題は、中止すべし!
わけは、ここ読めばなるほどと思うはず。 中国移民が大問題。
(【RPE】【続】小沢さんは日本のためではなく●●のために外国人参政権
http://archive.mag2.com/0000012950/20091129161000000.html さん より)
********************************
今後の日本経済に影響を与えそうな経済学者を三名教えろと言われれば、リチャード・クー氏、廣宮孝信氏、木下栄蔵氏の三名を挙げます。おおっ!見事なまでに三名とも「経済学者」ではないですね。結局のところ、現在の日本や世界で起きていることは、既存の経済学では説明しきれないということなのでしょう。
ご存知リチャード・クー氏は、バランス・シート不況の「発見者」です。バブル崩壊後には、企業がバランスシートの適正化を図るため、クラウディング・アウトが成立しないことを証明しました(実際、日本はクラウディング・アウトは成立していません。)。
廣宮孝信氏は、国家のバランスシートという概念を生み出し、「誰かの負債は、誰かの資産」を一目瞭然にすることで、国家経済のストックを鳥瞰化することを可能にしました。(あ、頻繁にわたくしがアップデートしている「国家のバランスシート」の元ネタは、廣宮氏です。)
国家経済のフロー(GDP)の場合、内閣府の支出側統計をそのまま使うだけで鳥瞰化することが可能でした。ところが、ストックの方は鳥瞰化手法が存在しなかったのです。だからこそ、財務省が国家の一部に過ぎない「政府の負債」を「国の借金」などと呼び、絶対額をヒステリックに叫ぶことで、国民の危機感を煽ることが可能だったわけです。
現在は、
「それは『国の借金』ではなく、『政府の負債』だろ。なぜ家計や、金融機関法人や、非金融法人企業の存在を無視する」
「本来『国の借金』とは、日本が海外から借りている金のことだから、対外負債を意味するはずだろ」
などの突っ込みを入れることができます。これも全ては廣宮氏が国家経済のストックについて、一枚にまとめることを思いついてくれたおかげです。
さて、三人目の木下栄蔵氏ですが、クー氏のいう「バランスシート不況」と「そうでない経済フェーズ」について、きちんと定義づけをした点が極めて素晴らしいのです。「ダーウィンの罠 中編(http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10389574120.html )」で解説した通り、木下氏はバランスシート不況(恐慌経済)と「そうでない経済フェース(通常経済)」を、
以下の通り定義しています。
リチャード・クー
リチャード・クー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC
「『財政出動』に向かう米国論調の留意点」
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/koo.cfm
廣宮孝信
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp
国会議員に聞く、国債のお話 - 廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ ...
http://blog.yahoo.co.jp/eishintradejp/11159315.html
木下栄蔵
経済学はなぜ間違え続けるのか マルクスもケインズも見逃した経済の2つの法則
http://www.bk1.jp/books/authorSearchResult/?authorId=110000334120000&author=%E6%9C%A8%E4%B8%8B+%E6%A0%84%E8%94%B5&authorKana=%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%82%BF+%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BE%E3%82%A6&adultFlg=0
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901066965998941
日本経済を通常経済に復帰させるには、簡単です。投資効率が市場利子率を上回るようにすればいいわけです。投資効率が市場利子率を上回れば、企業は積極的に投資をするようになり、利潤最大化を求めるようになるでしょう。
それでは投資効率が市場利子率を上回るようにするには、どうすればいいのか。現実的には、日本政府が継続的な財政出動を行い需要を創出し、日本銀行の金融緩和によりデフレを脱却するしかありません。(この二つは常にセットでなければなりません)
需要が拡大し、長期金利が上がってくれば、日本政府の金利負担が増えるって? 心配要りません。国債を日銀に買い取ってもらえば、日本政府は金利を支払う必要がなくなります。何しろ、日銀は日本政府の子会社ですから。
ついでに日銀の保有する国債を「永久国債」化してしまえば、日本政府は償還義務さえなくなっちゃいます。この時点で、両者のバランスシートから負債(日銀にとっては資産)をジュッ!と消してしまえばいいわけです。
財務省やらマスメディアが27年間も叫んでいた「魔物」を、上記ソリューションと比較してみてください。そのレベルの低さに、絶望感を覚えたくなった人は、わたくしだけではないでしょう。わたくしは日本という国家について絶望したことは一度もありませんが、マスメディアやそこに巣くう「自称」知識人たちのレベルの低さには、さすがに絶望感が沸き起こってくるのを留めることができないのです。
→
はやくやりなさい、FRBと米穀政府はもう既に手をつけているんだから
管ちゃんの2.7兆円以上の財政出動では駄目で、10兆円でも20兆円でもいいから早くやりなさい、日銀もグズグズしないで金融緩和を即刻、実施すべし!
【1995年武村正義元蔵相「財政危機宣言」以降の日本政府の負債 】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_24.html#Takemura
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10400102002.html さん より
この中の鳩山献金問題は、貰って便宜を図った訳ではないので無視してよし!
外国人への地方参政権付与の問題は、中止すべし!
わけは、ここ読めばなるほどと思うはず。 中国移民が大問題。
(【RPE】【続】小沢さんは日本のためではなく●●のために外国人参政権
http://archive.mag2.com/0000012950/20091129161000000.html さん より)
********************************
今後の日本経済に影響を与えそうな経済学者を三名教えろと言われれば、リチャード・クー氏、廣宮孝信氏、木下栄蔵氏の三名を挙げます。おおっ!見事なまでに三名とも「経済学者」ではないですね。結局のところ、現在の日本や世界で起きていることは、既存の経済学では説明しきれないということなのでしょう。
ご存知リチャード・クー氏は、バランス・シート不況の「発見者」です。バブル崩壊後には、企業がバランスシートの適正化を図るため、クラウディング・アウトが成立しないことを証明しました(実際、日本はクラウディング・アウトは成立していません。)。
廣宮孝信氏は、国家のバランスシートという概念を生み出し、「誰かの負債は、誰かの資産」を一目瞭然にすることで、国家経済のストックを鳥瞰化することを可能にしました。(あ、頻繁にわたくしがアップデートしている「国家のバランスシート」の元ネタは、廣宮氏です。)
国家経済のフロー(GDP)の場合、内閣府の支出側統計をそのまま使うだけで鳥瞰化することが可能でした。ところが、ストックの方は鳥瞰化手法が存在しなかったのです。だからこそ、財務省が国家の一部に過ぎない「政府の負債」を「国の借金」などと呼び、絶対額をヒステリックに叫ぶことで、国民の危機感を煽ることが可能だったわけです。
現在は、
「それは『国の借金』ではなく、『政府の負債』だろ。なぜ家計や、金融機関法人や、非金融法人企業の存在を無視する」
「本来『国の借金』とは、日本が海外から借りている金のことだから、対外負債を意味するはずだろ」
などの突っ込みを入れることができます。これも全ては廣宮氏が国家経済のストックについて、一枚にまとめることを思いついてくれたおかげです。
さて、三人目の木下栄蔵氏ですが、クー氏のいう「バランスシート不況」と「そうでない経済フェーズ」について、きちんと定義づけをした点が極めて素晴らしいのです。「ダーウィンの罠 中編(http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-10389574120.html )」で解説した通り、木下氏はバランスシート不況(恐慌経済)と「そうでない経済フェース(通常経済)」を、
以下の通り定義しています。
リチャード・クー
リチャード・クー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%BC
「『財政出動』に向かう米国論調の留意点」
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/koo.cfm
廣宮孝信
http://blogs.yahoo.co.jp/eishintradejp
国会議員に聞く、国債のお話 - 廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ ...
http://blog.yahoo.co.jp/eishintradejp/11159315.html
木下栄蔵
経済学はなぜ間違え続けるのか マルクスもケインズも見逃した経済の2つの法則
http://www.bk1.jp/books/authorSearchResult/?authorId=110000334120000&author=%E6%9C%A8%E4%B8%8B+%E6%A0%84%E8%94%B5&authorKana=%E3%82%AD%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%82%BF+%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%82%BE%E3%82%A6&adultFlg=0
http://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200901066965998941