みうちゃん、元気かなぁ

と、一昨日、顔をみたばかりなのに
考える。

でも、ご飯を食べれるようになったから
心配は四分の一くらい減った。
ご飯を食べないなんて
病気以前の問題だもん。
猫は5日までは点滴だけでも大丈夫なんだって。
それ以上は厳しくなる。

前にみうちゃんのおじちゃんのなおが脱走して
行方不明になったとき
たしか、太った子は三日食べないと危ないと聞いて
かなり焦ったことがあったなぁ、なんて思い出した。

なおは白血病からのリンパ腫だった。
同じリンパ腫でも白血病だと
放射線は無駄なんだって。

なおが抗がん剤治療、三日目でお空に帰ったことが
みうさんの抗がん剤治療を躊躇される。

放射線のあとの抗がん剤。
悩むよねぇ。
かなりいい数字がでてるのは確かなようだけど。

もうしばらく悩もうっと。

四軒目の腫瘍認定医の院長が
「ネット⁈ネットなんて嘘ばかりや」

え？そうなんですか？

「ちゃんとしたことを知りたかったら
文献を読みなさい」

また、極端なことをおっしゃる。。

と、いうことで素直な私はしばらくネットを検索するのはやめました。


「サプリ⁈効くわけないやろ。腹壊さんかったら、気休めにあげたら？」

ゆうまま、がっくり。


四軒目の院長は厳しいお人だわ。
でも、この院長がハッキリ、治したかったら放射線！
三重にあります。
たじろぐわたしに
「選ぶのは飼い主」

そんな遠くまでみうちゃん、しんどくないですかねぇ。

「このままやったら、もっとしんどくなる。選ぶのは飼い主。」

と、きつくいってくれたから決心できたんだけどねぇ。

確かにね。
ネットを覗くと抗がん剤なしでサプリと
ホメオパシーで生きてます。
とか、腫瘍で亡くなったというより
抗がん剤で命短くなりました。とかね。

院長がおっしゃるには
同じ種類の同じ年の同じリンパ腫を
百頭ほど診て、統計もアテになるけどね。
そんなわけないやろ。
そんなもんはアテにはならん。

はい。そうでございますか。
おっしゃる通りでございます。

みうちゃん、鼻水が青っぱなになって
鼻血も止まらないんですが。

「そんなもんで一喜一憂してる場合違うでしょう。ちまちましたことより病気がデカ過ぎるんやからね」

はあ、そうですかねぇ。


まあ、ここんところは五軒目の病院の先生は
「ちまちましたことは飼い主さんしかわかりません。だから言ってください。たいしたことかそうじゃないかを僕らは診てます」

拍手～


一番、最初にこの病院で診てもらってたら
今頃、もう、完治してたよ。うん。


往復六時間以上かけて、面会して
ふうふう言ってるわたしなんてたいしたもんではありません。
文字通り全国からワンニャン連れて皆さんやってこられてます。
近くのホテルに飼い主滞在なんて普通みたい。

みうちゃん、あんた、ラッキーやわ。
遠くて諦めたワンニャンや体力がなくて諦めたわんこにゃんこがたくさんいるのに。
先生によく生きてましたねと、言われるくらい悪い状態で治療できたし。
優しい周りの人と治療費おっけいしてくれた家族がいて。

ラッキーはこれからも絶対に続くね！