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地震の日

2011-03-13 | そのほか
なんて書き始めてよいのか。

ありえない規模の地震でありえない被害を受けてしまった
みなさま、お見舞い申し上げます。


この関西で神戸であの地震を経験された人たちにとって
テレビの画像はとても恐ろしいものに違いない。
身体に受けた傷が癒えても消えない心の傷も少しづつ癒えないまでも
薄れてきていたはず。

あの朝、前日から高熱が出ていたしょうこの部屋で寝ていた私を起こしたものは
空のいなずまよりも強い光とともにダンプが突っ込んできたとばかり
勘違いしたほどの轟音と布団からほおりだされるくらいの揺れだった。


それでも、震源地ににとても近いにもかかわらず
建物が倒壊するでもなく、家の中のものがひっくり返る程度の被害で済んでいた。
停電断水ガスの供給ストップはもちろんのことだけど

まさか、あんな事態になってるなんて知る由もなく。
120センチの水槽からあふれた水の処理とか
床に落ちたテレビを戻したりとか
割れて砕けた食器棚に呆然としたり
貯水された水が止まる前にお風呂に水を入れたりとか。。

空が明るくなる頃、近所の人も外の様子を見に出てきて
「すごかったですね~」とのんきに話していたら
ラジオを聴いた人が

「須磨のマンションが倒れたらしい」

「は?」

停電したら電話も使えない。
停電したらテレビは見えない。

そのうち、停電が解消された。
電話が鳴る。

叔父から「ばあさんが死んだ」

その時点まで、お昼近くまで私たちは何も知らなかった。

しょうこは40度以上の熱を出し、すぐそばの小児科でもらった解熱剤で
低体温を起こし、意識混濁。うわごとをいいながらうごめく。。
病院に担ぎ込む。
車は使えないとわかる。
空から黒いものが降ってくる。
それは遠くの町が焼けた燃えかす。



電気が通じてテレビが見ることができるようになっても
見てる時間なんてないし
地震解説なんていらないし。

何処に行ったら食べ物が売ってるの?
給水車はいつ来るの?
電池はどこにあるの?
何処の道が使えるの?

知りたい情報なんてテレビのだれも教えてくれない。

とかなんとか。

直接の被害を受けていない私が思うくらいだから
直接被害を受けた方たちは胸が詰まる思いだろうなぁ。


という、大変な日に




かあさん、なにこれ。



じゃ~ん。



このぬいぐるみ、動くんだけど。






電池は入っていません。



ケージ、新調しました。



また、はじまるんですか。。



なんのこと?