だいすき♪

犬が好き。猫が好き。美味しいもの、綺麗なものが好き。

クリスマスに焼肉

2010-12-23 | おいしいもの
パパと外で焼肉屋さんに行くのって何年ぶりの事だろう。
10年くらい行ってないような気がする。

今日はきいちゃんよしくんと一緒に外でお食事。
パパが焼肉食べた~いというので4人で食べに行くことになりました。
クリスマスはこじつけ。
全くクリスマスと関係ないし。。



ほほ肉の塩焼きとタン塩焼き。
ほほ肉は初めて。タンより肉っぽい。めちゃうま~。
タン塩も言うことなし。



久しぶりのレバ刺し。うま~っ。



ユッケも。



これは蒸しホルモン。めずらしいでしょ。



骨付きカルビ。



てっちゃん、ホルモン、ハラミと続きます。

パパはこのあとてっちゃん4人前追加しました。
4人とも大満足よ。


お店自体はとても古くてさ。きれいとはちょっとかけ離れた感じ。
でも、お肉がうんまい。
わんこなしでもお付き合いしてくれるきいちゃんたちがいてよかったねぇ、パパ。



ここからはちょっと思い出話し。

昔、うちに桜文鳥がいた。オスでさ。きれいな鳴き声。
友達んちで生まれて譲ってもらったんだよ。
羽も生えてなくてささみみたいだった雛から育ててさ。
鳥のくせに夜更かしで試験勉強にもよく付き合ってもらった。
そんな文鳥に海が見せたくて(唐突に)
バスケットに入れて電車乗って、須磨の海に連れて行って
波打ち際を歩いた。文鳥にとっては迷惑な話だっただろうなぁ。
その帰り、のどが渇いただろうと思って喫茶店に入り、コップの水を飲ませた。
店の人はびっくりだっただろうなぁ。
私とその子はとても仲良しだった。
その頃、うちにはシバ系の雑種わんこがいた。
この子ともとても仲良しだった。
ある朝。学校に行く前に鳥の籠を掃除していた。ら。
いつも、大人しい犬が突然「わん」と吠えた。
犬の鳴き声に慣れてるはずの鳥がびっくりして裏庭の方に(犬がいる)飛んでしまった。
犬が鳥に飛びつこうとした。
飛びつこうとしただけで実際には口も手も鳥には届いていなかった。
なのに、びっくりした鳥の心臓はショックで止まってしまった。
犬は全然悪くない。それはわかってる。悪いのは油断した私だ。
鳥を庭に埋めてから泣きながら学校に行ったっけ。
その犬も数年後、フィラリアであっという間に亡くなってしまった。
犬が咳をするようになった。だんだんひどくなったので「風邪かな」と思った。
当時はそんなに簡単に病院には連れて行かない時代だった。
狂犬病の注射だって公園で集団接種が当たり前の頃。
でも、気になった。症状を伝えて風邪薬をもらいに病院に行った。
犬は歩くのもつらそうだったから私だけ病院に行って症状を伝えた。
2件の病院は風邪薬をくれた。
でも、なんかおかしいと思った。3件目の病院で「連れてらっしゃい」と言われた。
(そうだ、連れて行った方がいい。診てもらった方がいい)
家から数メートルのところで犬は動かなくなった。
そこからは抱いて歩いた。犬はとてもつらそうだった。
脱糞しているお尻を抑えながら、ただ事ではないことを悟った。
病院に着いたら先生はすぐに検査を始めた。
私の伝えた症状から最初からフィラリアを疑っていたようだった。
間に合わなかった。犬は診察台の上で息絶えた。
当時、フィラリアという病名は知られていなかった。
予防薬もなかった。
こんなになるまで犬は我慢していたんだね。
十代の私は毎日、忙しかった。
犬はいつも尻尾を振って待っててくれた。
こんなになるまで気が付かない自分が許せなかった。

それから二十数年後。許せないまま犬を飼い始めた。
知識はまだまだだけど、もう犬のサインを見落とさないぞと心に誓った。
なのに、また、ゆうくんをあっという間に逝かせてしまった。


という、ゆうくんに繋がる小鳥のことを思い出したんだよ。
思い出さなきゃ忘れてる薄情な飼い主だね。
あの子の名前は「ティンカーベル」こっ恥ずかしい名前だねぇ。
13歳だったもんなぁ。