ゆうちゃんの独り言

モーツァルトが大好きで毎日欠かさず聴いています。人生の生き方は仏教で毎日般若心経を唱え、時間を見つけて寺巡です。 合掌

■ あけましておめでとうごうざいます!!

2009-01-02 15:33:27 | Weblog
 新しい年が明けましたが、個人的には全く正月気分になっていないのが実情です。という
のも、大晦日と元旦は仕事で出勤だったのです。現在の業種が休みなしというビジネス環境
であることから致し方のないことと理解していますが、35年間の仕事人生の中で、大晦日
と元旦に仕事で出勤したのは始めての経験です。

 昨年までは、スーパーや百貨店は元旦から営業していましたが、今年はお休みです。個人
的には当然のことと思いますが、世の中が24時間365日休むことなく活動していること
から、何時ごろからか年中無休が当たり前のような感覚になり、どの業種でも無休で対応す
るようになりました。

 便利さだけが先行し、本来の休む意味を考えずに進んできたというのが現実だと思います。
世の中の変化のスピードを落とす必要性を感じているのは私だけでしょうか?人あまりにも
競争や効率に重点を置き過ぎていることに不安を感じているこの頃です。

 ひょっとすると、負け惜しみ的な立場で物を申しているかもしれませんが、ビジネスの世
界で勝たなければ意味がないという論理も十分にわかりますが、本当にそれが人間社会を豊
かにする手段であるかどうかは分かりません。

 勝つためには他者よりも早く、安く、質を高くして安心感を提供するものが最後は勝者と
なりますが、そのために関係する人間や資源を適切なレベル以上に消耗するのはいかがなも
のかと考えます。

 今流行のスローライフ的な価値観に戻すべきではないかと大晦日と元旦に出勤し考えまし
た。しかし、このような愚痴も酒でも飲んでしまえば元の木阿弥で、ビジネスでは勝たなけ
れば意味がないなどと、高言する自分の姿を考えるとその愚かさに情けなくなります。

 しかし、今よりも対応のスピードを落として、人間としての根本的な生き方を素直に見つ
め直す時期に来ていることだけは確かだと思います。アクセルばかり踏みすぎては止める時
に凄いエネルギーを必要とします。流れて行く景色を眺めながらこまめにブレーキを踏み、
適切なスピードにする必要があると思うのです。

 さて、新しい年が始まりました。個人的にこの一年間をどのように過ごそうかと思い描き
ましたが、所詮凡人は凡人の考え方しか出来ないようです。考えた末の結論として以下に示
すような小さな目標に向かってチャレンジしようと思いました。

1.あるがままの自分を正直に出す。いままでは多分に良い子を装っていましたが、今年は
自分を思いっきり出すようにしたいと思います。ですから、今年は周りの人から嫌われる人
間になるのではないかと思います。今年は耐えるために厳しさを出したいと思うのです。

2.仏教の心を学び、さらに全国の寺を巡りながら自分の人生と他人の人生を考え直したい
と思います。この世に生を受けた時点から、人は必ず死ぬことになるのです。死ぬのであれ
ばどのような人生を送って死ぬかを真剣に考えなければ生を受けた意味がありません。私は、
この意味を仏教を通じて学び、そして実践しようと決めています。

3.趣味に生きる。大好きなモーツァルトを思いっきり聴きながら読書をし、そしてメルマ
ガを書き、さらに自分の夢を叶えるために多くの論文を書きます。

 毎年同じようなことを思いそして考えて行動していますが、一向に成長しない自分を感じ
ながらそれでも少しは賢くなり、前に進むように努力を惜しまずに対応するようにしたいと
思います。

 皆さん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。皆さんにとっても良い1年になります
ようにお祈りしております。 合掌


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