丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

世田谷区書道展

2018-10-31 12:32:32 | 

知人の書を見に行きました。

三軒茶屋です。

 

知人の作品

姥捨の月 姥捨の月に縷々たる落し水       一都句

俳句の作者、一都を調べてみました。西本一都は1905~1991、大阪生まれ。逓信省官僚として各地の貯金局長を歴任。

「増殖する俳句歳時記」に「東京のきれいなことば子供の日」という句が出ていました。

昭和30年代、全国各地の方言全盛?時代では、確かに「東京のきれいなことば」と思いましたね。

 

 

 

こちらは、褚遂良(ちょすいりょう)の雁塔聖教序の一部。玄奘法師(西遊記の三蔵法師のモデル)についての部分のようです。読みは調べられますが、意味を調べるのはちと大変なので、省略。

 

こういう紙の使い方もあるのかと思いました。マネできる。

 

 

字体がちと気になって、

後で調べたら、褚遂良ではなく、「集王聖教序」のようです。「雁塔聖教序」は褚遂良が書いたのですが、「集王聖教序」は王義之が書いた書の中から一字一字を集めて、懐仁(えにん)という僧がそっくり似せて書き上げたもので、本人が書いたわけではありません。

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