知人の書を見に行きました。
三軒茶屋です。
知人の作品
姥捨の月 姥捨の月に縷々たる落し水 一都句
俳句の作者、一都を調べてみました。西本一都は1905~1991、大阪生まれ。逓信省官僚として各地の貯金局長を歴任。
「増殖する俳句歳時記」に「東京のきれいなことば子供の日」という句が出ていました。
昭和30年代、全国各地の方言全盛?時代では、確かに「東京のきれいなことば」と思いましたね。
こちらは、褚遂良(ちょすいりょう)の雁塔聖教序の一部。玄奘法師(西遊記の三蔵法師のモデル)についての部分のようです。読みは調べられますが、意味を調べるのはちと大変なので、省略。
こういう紙の使い方もあるのかと思いました。マネできる。
字体がちと気になって、
後で調べたら、褚遂良ではなく、「集王聖教序」のようです。「雁塔聖教序」は褚遂良が書いたのですが、「集王聖教序」は王義之が書いた書の中から一字一字を集めて、懐仁(えにん)という僧がそっくり似せて書き上げたもので、本人が書いたわけではありません。