丹沢秘密倶楽部

日々の記録、思いついたこと、昔話など。最近は、俳句のこと。
俳句は読み中心で、なかなか詠めない。

隆玄現代書展2021

2021-11-12 06:49:13 | 

久しぶりに動きました。

中央区銀座の泰明小学校向かいの銀座洋協ホール、知人の所属する隆玄書道会の書展です。

「泰明小学校」当方にとっては、日活スター、北極にも行った和泉雅子の小学校ですが、

コロナまえには、「アルマーニ制服」で話題になりましたね。

 

知人の作品

中央、

          硬質で強くて凶暴であるよりも

   やさしい心がいい

   たかし詩

「たかし」はアンパンマンの「やなせたかし」

 

他に、当方の読める作品をいくつか。

人を待つ小さな座敷で海が見える

放哉句

尾崎放哉、自由律俳句です。

 

燭あかし彌勒のおはす良夜かな

秋櫻子句

水原秋櫻子、高浜虚子の「ホトトギス」から離れて、「馬酔木」をつくりました。

この「馬酔木」の編集長をしていた藤田湘子という俳人が、独立して、当方も購読会員として投句している「鷹」をつくったということらしいです。

 

鍵盤に觸れし残響五月闇

千鶴子句

調べていませんが「千鶴子」は、たぶん「今井千鶴子」、「ホトトギス」の俳人。

季題「五月闇」は五月雨(梅雨)のころの昼の暗さをいうようです。

 

春は花夏ほととぎす秋は月冬雪冴えて涼しかりけり

道元歌

曹洞宗の大本山、永平寺を開いた道元の歌。

「冴えて涼しかりけり」

ん?、調べました。

「冴えて」・・・鮮やか

「涼し」・・・さわやかな、すがすがしい

 

熱燗を注げば素焼のぐい吞み土の時代が匂う深秋

万智歌

「サラダ記念日」の俵万智

「自作のぐい吞みが焼きあがったので、使ってみました」と読みましたが、さて?

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