久しぶりに動きました。
中央区銀座の泰明小学校向かいの銀座洋協ホール、知人の所属する隆玄書道会の書展です。
「泰明小学校」当方にとっては、日活スター、北極にも行った和泉雅子の小学校ですが、
コロナまえには、「アルマーニ制服」で話題になりましたね。
知人の作品
中央、
硬質で強くて凶暴であるよりも
やさしい心がいい
たかし詩
「たかし」はアンパンマンの「やなせたかし」
他に、当方の読める作品をいくつか。
人を待つ小さな座敷で海が見える
放哉句
尾崎放哉、自由律俳句です。
燭あかし彌勒のおはす良夜かな
秋櫻子句
水原秋櫻子、高浜虚子の「ホトトギス」から離れて、「馬酔木」をつくりました。
この「馬酔木」の編集長をしていた藤田湘子という俳人が、独立して、当方も購読会員として投句している「鷹」をつくったということらしいです。
鍵盤に觸れし残響五月闇
千鶴子句
調べていませんが「千鶴子」は、たぶん「今井千鶴子」、「ホトトギス」の俳人。
季題「五月闇」は五月雨(梅雨)のころの昼の暗さをいうようです。
春は花夏ほととぎす秋は月冬雪冴えて涼しかりけり
道元歌
曹洞宗の大本山、永平寺を開いた道元の歌。
「冴えて涼しかりけり」
ん?、調べました。
「冴えて」・・・鮮やか
「涼し」・・・さわやかな、すがすがしい
熱燗を注げば素焼のぐい吞み土の時代が匂う深秋
万智歌
「サラダ記念日」の俵万智
「自作のぐい吞みが焼きあがったので、使ってみました」と読みましたが、さて?