透析の現場

一昨日退院、きのうから出社。

休んでいる間の仕事がこんもり湯気を上げているのを見て、ゲンナリ。

しかし、人工透析というのは凄いものだ。
あの酷かった気分がウソのように消えてしまった。

一昔前までは透析の装置も僅かしかなく、費用も莫大なものだったらしく、
まだ大卒の給料が１万５千円の頃に、月に２０万ものお金が必要であった。

必然的に資産家しか透析を受けられず、しかも順番待ちで、
一度に８時間もの透析を週一度受けるのが精一杯で、
患者は透析を受けると嘔吐や痙攣をおこし、ほとんどの人が失神したという。


現状の透析現場というのはテレビを見たり音楽を聴いたりしながら、
さほどの苦痛もなく、私にとっては週三回の素晴らしい読書タイムを確保できたという感じだ。

費用も保険適用で透析導入前より少額で済むらしい。

これはもうありがたいと言うほか無く、
つくづく日本に生まれてよかったと思った。

日本の国に文句ばかり言っている日本人がよく居るが、
一体全体何が不満か？私などにはさっぱり解からない。

国の恩恵を腹いっぱい受けながら、モットクレモットクレ！と言っている人を見ると、
こいつらは少し頭がおかしいのではないか？と訝しく思えてならない。




とにもかくにも、
日常生活に多少の不便や注意は必要なものの、現在の体調は非常に良い。

またボチボチブログも書いていきますのでよろしくお願いします。