『マイティ・ハート』

2007-11-28 12:56:11 | シネマ




パキスタンでテロ組織に誘拐されたジャーナリストと、

彼の生存を信じその生還を待ちわびる身重の妻。

この奥さんもジャーナリストであり、実話に基づいた映画。




先日も日本人のカメラマンがミャンマーで凶弾に倒れた。

日本のメディアは、ミャンマーの政府軍がこの日本人カメラマンを狙い撃ちしたと断定した報道をしていた。

私はカメラマンが倒れた映像を見ていて、

何故そう断定できるのか理解できなかった。



ジャーナリストはリスクを覚悟で紛争地帯に出向いているのではないのか?

危険であることが事前に判った上で危険な地域に出かけて、

危険な行動をして危険な目に遭う。

何も不思議な事はない。



現地の人々は望んでもいないのに、ほぼ毎日そのような日々を送らざるを得ない。


怪我をしたり命を失う事は悲しく痛ましいことではあるが、

ジャーナリストが亡くなった時のみ大騒ぎするのは、少しおかしな気がする。


日本にも民生支援などという声があるが、

武力の警護を伴なわない民生支援など、

裸でジャングルに飛び込むようなものだろう。



裸でジャングルに入って

『猛獣に咬まれました!』と訴えたら


皆何と言うのであろうか?






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2 コメント

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コメント&TBありがとうございました。 (はたちゃん)
2007-12-01 00:12:29
「ジャーナリストはリスクを覚悟で紛争地帯に出向いているのではないのか?」
確かにそう思います。
あの事件は個人的に疑問が残る点が多かったです。

コメント&TBありがとうございました。「きぶんしだい」のはたです。

いつもTVで取り上げられるのは、表の部分なので、今回は誘拐された人を探す内側の人たちの行動を少し見れた気がして、私は好きな映画でした。

まだまだ文章ヘタで中身があまりないblogですが、これからもよろしくお願いします。
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ありがとう! (P@RAGAZZO)
2007-12-01 11:56:34
はたちゃんさん(何かヘン?笑)いらっしゃいませ。

『マイティハート』は愛の物語のようにコマーシャルされていますが、社会派の映画である側面の方が強く感じられました。

あなたのブログにも書きましたが、はたちゃんはたくさん外国を見てたくさん映画を観てたくさん考えていますね。
若いのに立派だと思います。

これからもたくさんいろんなものを見て、たくさん悩んだりしてくださいね。

これからもよろしくお願いします。
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