山歩人・吉克の山楽日記

北海道の“山”を中心にオールシーズン山歩(散歩)する・・・単独登山多し、山をテーマに限定した時々気まぐれ日記です!

道内ふるさと100名山 第6話 馬追丘陵に広がる田園風景に国蝶・名水を楽しむ山旅

2014年09月13日 | 道内ふるさと100名山

長沼町にある馬追丘陵は札幌市内からのアクセスも良く積雪期の快晴の日に何度か登っている。丘陵に広がる広大な秋の田園風景も最高だ。長沼温泉から馬追山頂を経て長官山までの縦走が一番楽しい。自衛隊のミサイル基地もある山だが、馬追丘陵の山麓には「馬追の名水」や、長官山の山頂付近には馬追文学台(222.5m)がある。辻村もと子の小説「馬追原野の文学碑だ。長沼の開村前夜を描いた作品で、昭和19年に第1回樋口一葉賞を受賞している。学生時代に木村真佐幸教授の授業で「たけくらべ」「にごりえ」で有名な樋口一葉を勉強した記憶があるが、いまでは女性作家だったことしか記憶にない。それはさておき、これを機に新しい町づくりの始まりを告げようと建てられた文学碑である。馬追山頂は瀞台ともいわれ、1986年に内田瀞が地籍調査で登り、その功労をたたえて命名されている。一等三角点の頂上からは長沼の市街地や、日本海、手稲山から樽前山まで大パノラマである。馬追の名水は一年を通じて冷たい水が出てくるが濁ることもある。維持管理のための募金は忘れずに。また、馬追山には、かつてオオムラサキが数多く生息していたようだが、長沼町の「馬追野花の会」が、国蝶・オオムラサキの人工繁殖に成功し、初夏、成虫を放していた。たくさんのオオムラサキが舞う馬追丘陵を見たいと早く願っている。(オオムラサキは栗山町も有名)栗山の御大師山(114.8m)と長沼の靜台(273m)と北広島の椴山(97m)でウオーミングアップ

地図 馬追山頂長官山頂(冬)山麓での芋掘り(秋)国蝶オオムラサキ長沼ジンギスカンも格別な味登山口馬追の名水


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