「独り善がりの記」・吉祥点

うつ病発症十余年。
寛解?が心身症、不安障害に。
現在食事療法で糖尿病治療中!
独自・独断・独善の我儘放題自由帳。

サクマ式ドロップス

2010-07-31 14:52:31 | Weblog

タイトルのドロップの缶が私の目の前にあります。

明日から8月。頭に浮かぶのは野坂昭如作「蛍の墓」のアニメの場面。
この小さな缶は戦争の悲惨さを大きく象徴していました。

「蛍の墓」だけが、仮に唯一の野坂氏の作品だったとしても、それだけで
小説家としての存在価値は十分だと考えております。

私はこのアニメを一度しか観てはございません。切な過ぎ、悲し過ぎ、
辛過ぎて、再度観ることが怖いのです。

たった一度だけで、こんな思いをしている作品は他にございません。

まだご覧でない方、来し方行く末を考えるべき「日本の八月」にぜひ
ご鑑賞頂ければ、幸いに存じます。

「思い煩う事なかれ、生きてるだけで丸儲け。
おもしろくない事、嫌な事は自分なりにやり過ごし、右から左へ受け流す。
大所高所に常に立ち、いつも笑顔で俯瞰して、ここ一番に毒を吐く。
目指すは「杉下右京」です。」

無事抜釘手術終了

2010-07-29 13:35:50 | Weblog

「遺言」などとめっそうも無い事を書き記しました。
心から反省しております。

命に係わる闘病をなさっている方々が大勢いらっしゃる。
みだりに、仮の話としてブログしまして、恥じ入ってございます。

それでなくとも、私は早世なさった先輩・友人・後輩の分も人生を
楽しむ事を、ご遺族にお誓いしておりました。

生きたくとも、病気・事故・自殺で先に逝かれた「尊敬に値し、心底評価
していた皆様」に代わり、本当に病気と怪我ばかりの拙い我が一生を
全うするのが、大切なお約束。

今回もしぶとく、生き続けよ!と骨折はリハビリ段階となりました。

感謝を忘れず、がんばります。

「思い煩う事なかれ、生きてるだけで丸儲け。
おもしろくない事、嫌な事は自分なりにやり過ごし、右から左へ受け流す。
大所高所に常に立ち、いつも笑顔で俯瞰して、ここ一番に毒を吐く。
目指すは「杉下右京」です。」

遺言

2010-07-27 17:51:23 | Weblog

明日、午後2時位からいわゆる「抜釘術」、麻酔をしての創外固定具の取り外し・
固定金属ピンの引き抜き手術を受けます。

左腕局部麻酔で骨折の時とは比較にならないほどのものですが、一応は手術。
万が一を考えた場合に「言い残したい事」を以下書いてみます。

1 家内・息子たちへ
 生命保険・死亡退職金・貯蓄等々、あなた達が経済的理由でライフスタイルを
変えなくてもいいだけのお金は残せると思います。Sと長男Mは自分のための楽しい
人生のために使ってください。二男Hは早く楽しめる人生設計をし、その実現のための
軍資金としてほしい。私が出来なかった「生きがい多き人生」を祈っています。

2 母・妹へ
 少しだけ、早く父に会いに行くだけです。あまり悲しまないでください。
二人とも無理せず、各々の人生を楽しみ、またお会いしましょう。
良い家庭に生まれ、育ったこと、感謝感謝。

3 友人たちへ
 生物としての「牡」の役割は全う出来ました。それだけで十分です。お先に失礼。

まあ、こんなところでしょうか!後は野となれ、山となれ。

「思い煩う事なかれ、生きてるだけで丸儲け。
おもしろくない事、嫌な事は自分なりにやり過ごし、右から左へ受け流す。
大所高所に常に立ち、いつも笑顔で俯瞰して、ここ一番に毒を吐く。
目指すは「杉下右京」です。」

バカンス

2010-07-25 10:22:54 | Weblog

バカンス気分を味わいたく、テンプレートを変えてみました。

夏はやはり海がいいですね。
私の最高の思い出は、家内が企画し、長男(二男誕生前)と両親を
連れてのワイキキビーチです。

人生であれほど体調の良かった事はありません。
実は今年の年末、今度は二男、義母を含めたハワイへの家族旅行を
考えていたのですが、現状では不可能になりました。

「このご時勢にうらやましい!」とのお声があがると存じますが、
義母は未だ海外旅行の経験がなく、これまで散々迷惑・負担をかけ、
今回の怪我等「期待外れの婿殿」としては、これぐらいは何とか実現
せねば!と期してございます。

何時とはまだ約束できない状況ですが、お約束申し上げます。

本日はとんだ内輪話、失礼をいたしました。

抜釘日と個室移動

2010-07-23 16:44:57 | Weblog

28日(水曜)午後と決まりました。

整形外科病棟への移動は、その前です。
お陰さまで「個室」を用意していただきました。

とは言っても「差額」はしっかり個人負担です。
当たり前の事ですが、こういう時に保険のありがたみが身に沁みます。

昨年亡くなった父が「最後はお金」と言っていた事が思い出されます。
「恒産なくして恒心なし」
私からも若い方々に送りたい言葉です。

しかし、経済的格差は広がる一方!
人勧も今年もマイナス改定のようで、内需振興とは逆方向です。
「恒産」をつくりたくとも、日々の生活費で家計はいっぱいいっぱい!
という方が国民の大多数でしょう。

一方、リストラに成功した外国人社長の年俸約9億円。
これもまた、我が国の現実です。

おかしい!どう考えても、おかしい!

国家の役割に「富の再配分」という事があります。
システムとして、現政権が一刻も早く実現して欲しく思う曇天です。

さらば創外固定具

2010-07-22 17:37:19 | Weblog

6週間以上装着していた固定具が、来週はずされる事になりました。

麻酔下で行うため、病棟も整形外科に移っての実施となります。
少しは緊張もありますが、快復に一歩前進しました。

本件の主治医の説明には、上司も同席。
「粉砕骨折」という言葉に重傷さを再認識したようです。

また、外科的傷病については「試験就労」が不要のようです。
少しでも精神的負担が少なくなる事はありがたい限り。

また、この個室に戻ると思います。具体的ご報告はその時に。
それでは。

「思い煩う事なかれ、生きてるだけで丸儲け。
おもしろくない事、嫌な事は自分なりにやり過ごし、右から左へ受け流す。
大所高所に常に立ち、いつも笑顔で俯瞰して、ここ一番に毒を吐く。
目指すは「杉下右京」です。」

快復具合

2010-07-21 16:31:02 | Weblog

受傷してから6週間が経過しました。
お陰さまで骨折は順調に快方に向かっております。
もしかすると、今週末にも「創外固定具」が取れるのでは?と
希望的観測をしておりますが、実際には来週と考えています。

次は両膝の検査・治療が待ち受けてございます。
現在、毎日痛み止めの点滴・錠剤を使用しておりますが、
やはり痛み・違和感があります。

なんとなく内視鏡によるクリーニング手術を受ける予感が・・・

受けて立ちましょ!男でござる!
家内との退職後の欧州旅行のため、投手として走り込み
一日でも長く現役選手でい続けるため、覚悟はしております。

病気と怪我に象徴されるのが、私の人生なら
正々堂々と立ち向かいたく存じます。

また、後日結果報告申し上げます。

「思い煩う事なかれ、生きてるだけで丸儲け。
おもしろくない事、嫌な事は自分なりにやり過ごし、右から左へ受け流す。
大所高所に常に立ち、いつも笑顔で俯瞰して、ここ一番に毒を吐く。
目指すは「杉下右京」です。」

僕は何になればよいのでしょう?

2010-07-20 20:44:27 | Weblog

昨日の担任との三者面談の帰り、二男と家内とで話し合ったテーマです。

残念ながら、疑問符のまま終わってしまいましたが、
「医者だけはなりたくない。」という事が確認出来ただけでも収穫でした。

長男は同年齢の頃「大学教授」とはっきり目標がありました。

情報過多の現代、どうも二男は職業に伴う「リスク」の呪縛に苦しんでおります。

とても可哀想ですが、この子はこれまで何度もかなり高い階段を、ある日突然
這い上がってきました。

信じます。応援します。祈りを込めて親ですから!

尊厳死

2010-07-19 14:42:25 | Weblog


入院の度に切実に思う事でございますが、「自分はどんな形で逝くのだろうか?」と考えます。

院内を移動中、チラッと見えるいわゆる「寝たきり」の方々について誠に申し訳ない次第ですが、「ああはなりたくない!」と言うのが正直なところです。

点滴からの栄養を頼りに、快復の見込みも無く、苦痛に身をさらす時間だけが淡々と経過する空間に、私は耐えられないと思います。

加えて家族には介護という重い負担をかけ、死を待つために浄財を費やす事の意義を、現在の私は見出せないでおります。

「美しく逝きたい。」文豪・川端康成の自ら命を絶った思いも、否定し難く存じます。

出来得るなら、「尊厳死」についての国民的論議が活発化し、十分な議論の結果「法制化」され、私の最期に間に合う事を、真剣に願う病床での午後でございます。

LS中学園祭

2010-07-18 08:02:02 | Weblog

昨日から二男の学園のお祭りが始まっています。

現在、私も病衣ではなく、学園祭の協賛Tシャツでパソコンに向かい、気分だけでも仲間入りしている次第です。

二男も家内もそれなりに堪能しているようです。私もTシャツ気に入り今日はお祭りモードでいきましょう!

残念ながら二男の成績は、兄と比較するのさえ憚られるほど芳しくありません。しかし、元気に毎日登校しています。本当に普通のチョットだけ頭の良かった子供にすぎません。だけどこの子に我が家は、何度もその存在だけでピンチを救われました。本当に「子は宝」。

なのに、虐待・暴行・育児放棄・殺人・・・。マスコミには我が子を巡る悲しい文字があまりにも多すぎ、一般化している感があります。

12月25日生まれ、正に「贈り物」のような長男、そして普通の親業を営ませてくれる二男、病床多き人生ですが、恵まれ感謝にたえません。

明日は「恐怖の三者面談」ですが、二男のH、今日は目いっぱい楽しんで!