佐世保市のフィットネスクラブで、先日散弾銃の乱射事件がございました。
第一報を知った時、「ついに我が国のアメリカ社会化がここまできてしまった。」というのが、率直な感想で暗たんたる気持ちになった次第です。
その後捜査が進み、自殺した犯人には殺害動機があり、無差別殺人事件ではなかったことが判明いたしました。
私は、亡くなられたお二人の無念さ、ご家族等関係者の深い悲しみを思い、衷心より哀悼の意を捧げるものですが、一方で大変不謹慎な「安堵感」を抱きました。
病めるアメリカ社会では、無差別乱射殺人事件が学校ですら発生する状況にあり、現場映像を時折目にいたします。事件の度に「銃規制」が議論されますが、「命は自分で守る」という思想が建国以来肯定されている国にあっては、今後も実現される事は困難でありましょう。
上記が私の念頭にあったため、心よりお詫びいたしますが、「我が国はまだそこまで病んではいなかった。」という誠に申し訳ない「安堵感」を感じてしまいました。
全ての関係者の皆様に対し、この様な思いを持った事をご容赦願うと伴に、同様の感想をお持ちになった方が国内には何人かいらっしゃるのではないか、とも思料しております。
何れにせよ、銃口が幼気な子供達に向けられ発射された事実は見過ごしに出来ることではなく、「刀狩り」という歴史を有する国家として、目的は異なるもののその現代版の実現を願って止みません。
動物とはいえ「命」を奪うことを「娯楽」として認める寛大さを持ち得ず、それ故に「釣り」さえしない私にとって、我が国における銃規制の強化はしごく当然の事でございます。
さて、話は蛇足になりますが、復職後間もなく2ヶ月になります。
職場の皆様のご理解の賜で無事休む事無く勤務しているお知らせを最後に、本日のブログを終了させていただきます。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
「思い煩う事なかれ、生きてるだけで丸儲け。
おもしろくない事、やな事は自分なりにやり過ごし、右から左へ受け流す。
大所高所に常に立ち、いつも笑顔で俯瞰して、ここ一番に毒を吐く。
目指すは「杉下右京」です。」